2008/3/6  13:23

羊水が腐るー続々―  医学

 羊水の生物学的な意義については、胎児に一定の空間を与えてその運動を自由にすること、胎児と羊膜の癒着を防ぐ、母親の腹部などからの外力が直接加わるのを防ぐ、胎児の運動の母体に及ぼす影響を緩和する、体温を一定に保つ働きをする など胎児が成長していく過程で重要な働きをしていると言われます。羊水の浸透圧は妊娠初期では母体血液成分と同じですが、次第に低下し、電解質、ブドウ糖、アミノ酸、尿素、尿酸など胎児から排泄される成分も増えてきす。
これは羊水が汚れる(腐る)というよりも、その一部は母体循環に吸収され、一部は胎児内を循環して、その生理活性物質や物理刺激が消化管や起動など全身臓器の発達と成熟に大きな役割を果たしていると考えられています。この空間のお陰で胎児は様々な刺激を受けながら、成長を続け産まれる時を待っているのでしょう。こうした巧妙な仕組みについても知っておいたほうが良いかもしれません。



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