2008/12/1  0:33

治る病気、治らない病気(1)  医学

 医学の発達により以前治らないと考えられていた病気も治るようになりました。例えば肺炎や肺結核などの感染症も抗生物質が発見され、最近では合成されたりする事で治るようになりました。しかし罹患した患者さんの体力や免疫力が低下していた場合には抗生物質でも感染症を止めることは出来なくなります。感染症が全身の臓器に広がって多臓器不全の状態や血液成分の凝固系の異常、DICの状態となった時も慎重な全身管理でも回復が困難な場合があります。
また同じ細菌感染症でもMRSAと呼ばれる黄色ブトウ球菌の一種で抗生物質に耐性を示す感染症があり、特に高齢者などで問題になっています。高齢者の医療費が増えていくのも感染症にたいする免疫性が低下している上に、治療に反応し難い感染症が増えたり、他の臓器に波及したり、更に心臓病や高血圧、糖尿病などの合併があるとそれらの管理も必要になる事があるからです。本来は治る筈の感染症が治らない事もあるのです。



コメントを書く


名前
メールアドレス
URL
コメント本文(1000文字まで)


RSS1.0