2008/8/18 9:04
旅行記 〜Lourmarin編 おうちのこといろいろ
室内のテラスから。遠くの山々の緑と青い空・・・絶景です♪
セレブ気分のモナコ滞在のあとは、懐かしのLourmarinへ向かいます。
Lourmarinは、アヴィニョンとエクサンプロヴァンスの中間あたりにある小さな村です。
その小さな村からさらにはずれたところにあるのが、「Auberge la Feniere」
この隠れ家のような素晴らしいオーベルニュは、女性シェフのレンヌ・サミュットが腕を振るうレストランとして、日本でもずいぶん有名になりましたね。
このレストラン、何を隠そう、10年前の夏に私が汗水たらして働いていたレストランなのです。
Feniereのメインダイニング。ミシュランでは昔も今も一つ星です。
時期はずれていますが、主人もまたこのレストランで働いていた経験があります。
二人にとってなんとも懐かしいこの場所は、今回の旅行の大きな目的のひとつでもありました。
入り口を入った瞬間、10年前のさまざまな思い出が頭をよぎりました。
大きな志を胸に調理場に入ったこと、言葉の壁や技術の足りなさに夜な夜なべそをかいたこと、仲間たちと楽しく過ごした休日のこと・・・。
本当にあの頃は何もかもに一生懸命で、生きることに必死だったなあ。
広い庭は、早くも果実が実る季節。りんご、洋ナシ、プラム、アーモンド、オリーブ・・・どれも豊かに実っていて、見て周るのがとっても楽しい!
こちらはアーモンドの実。わかりますか?
オーベルジュそのものはというと・・・こちらは10年前とはずいぶん様変わりしていました!
話には聞いていましたが、本当に規模が大きくなっていて本当にびっくり☆
広々とした庭には、まだ小さかった木々が大きく成長し、すっかり貫禄が備わっています。
宿泊施設もぐっと拡大していて、私たちが寝泊りしていた宿舎のすぐ側まで伸びていました。
さらに、従業員が賄いを食べていたスペースにはビストロが新設され、その横にはレンヌマークのグッズを売るショップまで!
入り口を入ってすぐ右手の建物。賄いを食べるために、疲れ果てた体をひきずってこの石段を下っていったものですが・・・。今では、この奥に新しいビストロができていました。
なんだか商業地化しちゃったなあと少し残念な気はしましたが、シチュエーションの素晴らしさ変わりません。
センスのいい室内、その窓から見渡す美しい景色、ゆったりと朝の散歩を楽しめる豊かな庭・・・。
多少のマイナス点があっても(正直、サービスの質はかなり落ちていました☆)、これだけですべてが帳消しになってしまうほど、この場所には魅力が溢れています。
サミュットご夫妻にもご挨拶をすることができ、夫婦ともども大喜びでこの地を後にしました。
南仏のよさを凝縮したようなこの場所、いつまでもその素晴らしさを失わないでくれますように・・・。
ここからちょっと足を伸ばして訪れたカマルグ地方。白い馬と野生のフラミンゴに会いに行きました。
2008/8/14 12:39
旅行記〜ニース・モナコ編 グルメなおはなし
南仏の車窓から。カンヌに近づいたあたりで、海が見えてきました。
今回のフランス旅行は、南仏がメインです。
パリで2泊したあと、すぐにTGVでニースに下りました。
列車に乗ること5時間半。
果てしなく広がる田園風景に、フランスの広大さを実感させられます。
ニースの海岸は観光客でいっぱい・・・
実は、ニースはあまり好きな町ではありません。
いかにも観光地という感じで、騒がしくて物騒で。
少しだけ海辺を散策しましたが、すぐにレンタカーを借りてモナコへ向かいました。
モナコといえば・・・やっぱりカジノ!
この日、主人は一足先にモナコへ到着し、なんと「Louis ]X(ルイ・キャーンズ)」の調理場で一日研修をさせてもらっていたのです。
モナコのルイ・キャーンズといえば、料理人にとっては憧れの聖地とも言えるレストラン。
知人のはからいで、思いがけず研修が可能になりました。
わずか一日とはいえ、彼にとってはすばらしい経験になったようです。
となれば、私たちも足を運ばないわけにはいきません。
子連れ厳禁の高級店にもかかわらず、これまた例外的に家族全員で翌日のランチを堪能することができました☆
ルイ・キャーンズのある「Hotel de Paris」。カジノのすぐ隣にあります。
ルイ・キャーンズは8年前に訪れて以来でしたが、以前と変わらない感動を与えてくれました。
料理はどれも繊細で、素材の素晴らしさと火入れの技術の高さが感じられます。
決してモダンなプレゼンテーションではありませんが、それがまたクラシックな内装とぴったりあっているんでしょうね。
サービスに関しては、もうImpeccable!(完璧!)の一言。
さりげなく穏やかに、緊張している両親をリラックスさせ、騒ぎ出しそうな子供たちをなだめ、興味津々な主人には丁寧に料理の説明をしてくれました。
とにかく私は、子供たちの様子にいやな顔をされるんじゃないかと心配していたのですが、逆に「いいんだよ、あまり気にしないで」と声をかけ、退屈し始めた子供たちにさっと塗り絵のセットを手渡してくれたんです。
この気配りは、本当にすごい!!
高飛車で冷たいサービスのお店も多い中、本物のサービスとは何かを教えられたような気がします。
さすがにレストランでの写真撮影はできませんでしたが(HPをぜひチェックしてください!)、圧倒されるような豪華な内装と繊細な料理、そして完璧なサービスはまさに三ツ星の頂点。
やっぱり、私にとって最高のレストランはモナコの「ルイ・キャーンズ」以外にありえません!!
ホテルの前には高級車が勢ぞろい。みんな、自分の車かのように横に立って写真を撮っているのが笑えました。もちろん、私たちも♪
2008/8/13 6:47
帰国しました! おうちのこといろいろ
昨日の午後、家族そろって無事に帰国しました。
12日間の旅行でしたが、終わってしまえばあっという間です。
久しぶりのフランスは、予想していたより違和感なく溶け込めました。
8年経っても変わっていないものが多かったし、何より昔の友人が変わらずもてなしてくれたことが大きかったと思います。
本当に、毎日夜が更けるまでおしゃべりしましたが、まだまだ話し足りません。
見たいものも、まだまだたくさんありました。
満喫した、というには短すぎる滞在でしたが、
ひとりで気楽に暮らしていた場所に家族を連れて訪れたことは、本当によい思い出になりました。
みなさんに紹介したいこともたくさんありますが、まずは帰国報告。
これから少しずつ、南仏のお話をしていきますね!
2008/7/31 22:16
フランスに行ってきます! おうちのこといろいろ
私の大好きなオリーブオイル。こちらの畑も見せてもらえることになっています♪
久しぶりに、本当に久しぶりにフランスに行ってきます。
2000年に帰国して以来なので、なんと8年ぶり。
時の経つのは早いものですね〜。
しかも今回は、私の両親と子供たちを連れての大家族旅行!
なんだか、喜び半分不安半分といった複雑な心境です☆
行きたいレストランやお店にも、足を踏み入れることなく終わりそうな気がします。
それでも、懐かしい土地や人々に会えるのはすごくうれしいこと。
LourmarinのAuberge la FeniereやLyonのビストロ、それからParisのFumoir・・・みんな変わってないのかなあ。
特に、以前に私がホームステイをしていた家族の家にしばらくお世話になるので、それがとても楽しみです。
彼らも昔はリヨンに住んでいたのですが、今は定年退職して南仏でゆったり過ごしているとか。
フランス人らしくてうらやましいですよね♪
ちょうどお孫さんがうちの息子と同い年だそうで、日仏の子供たちがどうやって打ち解けていくのか楽しみです。
出発は、明日の朝。
明日の今頃はパリの空の下です。
珍道中でどこまで時間が取れるかわかりませんが、南仏のすばらしい景色やお料理など、ブログにもアップできるようにがんばりますね!
2008/7/16 6:39
セミナー後記 〜ワインの適飲温度 ワインのおはなし
先週末、我が家に息子のお友達が二人、お泊りにやってきました。
やんちゃ盛りの男の子が3人・・・。
そりゃあもう、想像どおりの騒がしさです!!
あまりの賑やかさに、主人と大笑いをしてしまったほど。
でも、お風呂で背中を流し合ったり、お布団でじゃれあったりしているのはとても微笑ましくて、なんだかこっちまで癒されてしまった週末なのでした♪
さて、その怒涛の週末をはさんだ平日、ワイン会社からの依頼で「ワインの適飲温度」に関するセミナーを行いました。
同社が企画するテイスティング会の会場で、お客様の少ない時間帯に間を持たせるための小規模なセミナーです。
時間も予算もあまりかけられないということで、企画したのがこの内容。
4種類のワインを、常温と冷却した状態で飲み比べてもらうというものです。
なんとなく思いつきで企画をしてしまったこのセミナーですが、受講いただいた方々にはずいぶん好評でした。
特におもしろかったのは、「しっかり冷やして飲む白ワイン」と「冷やしすぎない白ワイン」の違いです。
「白は冷やして」といわれますが、樽熟をさせたクリーミーな白ワインは冷やしすぎると苦味を生じ、豊かな香りが損なわれてしまいます。
普段、なんとなく考えているワインの温度も、こうして飲み比べてみることで味わいの違いがはっきりとわかるんですね〜。
温度の差は微妙な違いですから、短時間のセミナーでどこまで伝えられるのか不安でしたが、やはりワインの力は偉大

私なんかがベラベラしゃべりまくるより、一口のワインがすべてを説明してくれます。
今回は会場のお客様がとても少なかったので、それだけがとても残念でしたが、今後も使えるセミナー内容であることがわかりました。
また次回、今度は自分のサロンでやってみようかな♪
2008/7/8 18:01
初夏においしいチーズとワイン 〜写真編 グルメなおはなし
前回ご報告した「初夏においしいチーズとワインセミナー」の写真が入手できました♪
センスが光るサロンの内装にもご注目くださいね!

サロンの入り口では、季節の紫陽花がお出迎え。
一瞬で心豊かな空気に包まれます。

まずは、チーズの前の軽い前菜。
三陸産のホタテにはアネットを添え、北海道の生雲丹は、氷を張ったグラスに緑の紅葉をあしらい、その上にそっと乗せました。
涼しげな演出は、評判も上々♪

そしてこちらがメインのチーズ。
上から時計回りに、シャウルス、ローヴ・デ・ガリッグ、ペ・デスカス、フルム・ダンベールと試食を進めました。
それぞれにコンディマンを添えて。

サロンの外には、これまた季節を感じさせる素敵なデコレーション。
なんという心地よさ♪

みなさん、たっぷりとマリアージュを楽しんでくださったようです。
チーズとワインのおもしろさ、少しはお伝えできたかな?
その後も、主催者の方にみなさんからお礼の言葉がたくさん届いたとのこと。
講師としては、うれしい限りです。
これからもたくさんの方に喜んでいただけるように、また次のイベントに向けて、しっかりと準備を整えねば!
センスが光るサロンの内装にもご注目くださいね!
サロンの入り口では、季節の紫陽花がお出迎え。
一瞬で心豊かな空気に包まれます。
まずは、チーズの前の軽い前菜。
三陸産のホタテにはアネットを添え、北海道の生雲丹は、氷を張ったグラスに緑の紅葉をあしらい、その上にそっと乗せました。
涼しげな演出は、評判も上々♪
そしてこちらがメインのチーズ。
上から時計回りに、シャウルス、ローヴ・デ・ガリッグ、ペ・デスカス、フルム・ダンベールと試食を進めました。
それぞれにコンディマンを添えて。
サロンの外には、これまた季節を感じさせる素敵なデコレーション。
なんという心地よさ♪
みなさん、たっぷりとマリアージュを楽しんでくださったようです。
チーズとワインのおもしろさ、少しはお伝えできたかな?
その後も、主催者の方にみなさんからお礼の言葉がたくさん届いたとのこと。
講師としては、うれしい限りです。
これからもたくさんの方に喜んでいただけるように、また次のイベントに向けて、しっかりと準備を整えねば!
2008/6/28 7:01
初夏においしいチーズとワイン♪ グルメなおはなし
(写真がまだ手元にないので、後日アップということで・・・スミマセン☆)
先日、友人のプライベートサロンでセミナーを依頼されました。
テーマは、「初夏においしいチーズとワイン」
なんとも魅力的な企画でしょう?
こちらのサロンは、昨年末の私が裏方としてケータリングを行ったところ。
さりげなくセンスのよい室内とマダムの温かいおもてなしが、いつも心豊かな雰囲気を作り上げてくれる、私の大好きな空間です。
今回のセミナーは2日間で、20名近い方がお集まりくださいました。
皆さんとてもすばらしい方々ばかりで、開始早々かなりな盛り上がり!
おいしいワインとチーズが加わって、さらに話にも華が咲いていたようです。
では、今回のメニューをご紹介しましょう♪
まずは、チーズの前の軽い前菜。
マダムが取り寄せた礼文のウニと、三陸のホタテの盛り合わせです。
こちらには、ウェルカムドリンクを兼ねたスパークリング、CavaのGrand Reservaを合わせました。
それからいよいよ、チーズの出番です。
チーズは4種類。
それぞれ、ワインとの組み合わせはこんな感じです。
1 Oriol Rossell Grand Réserva N.V. 〜Spain
オリオール・ロッセール グラン・レゼルヴァ
Chatours(シャウルス) 白カビタイプ/シャンパーニュ地方
(&マスカット、バゲット)
2 Whitehaven Sauvignon Blanc 〜New Zealand
ホワイトヘヴン ソーヴィニヨン・ブラン
Roves des Garrigues(ローヴデガリッグ) シェーブル/ラングドック地方
(&松の実、オリーヴオイル)
3 Coriole Shiraz 〜Australia / Maclarenvale
コリオール シラーズ
Pe Descaous(ペデスカス) セミハード/ピレネー地方
(&ブルーベリージャム)
4 Pachrinc du Vicbille 〜France / Sud-ouest
パシュランク・デュ・ヴィックビル
Fourme d'Ambert(フルムダンベール) 青カビタイプ/オーベルニュ地方
(&くるみ、ドライレーズン)
チーズのタイプ、ワインのタイプ、それぞれにきれいな流れができるように。
そして、蒸し暑い時期でもおいしく食べられるように。
私なりにベストな構成を考えてメニューを組みました。
そして私のもうひとつのこだわりとして、それぞれのチーズにコンディマン(付け合わせ)を添えてあります。
チーズにジャムやソースを添えて楽しむのは、最近ちょっと流行になりつつありますね。
実は私も、コンディマンのおもしろさにはまっているのです♪
ワインだけでなく、チーズ&コンディマン&ワインでひとつのマリアージュが完成するなんて、こんなおもしろいことってないですよね?
まだまだご存じない方も多いのですが、やってみるとチーズの概念がガラッと変わってしまいます。
今回も、皆さんに大変喜んできただきました。
その後、子牛のローストとサラダで軽食を済ませ、デザート、ハーブティーと優雅な時間が流れました。
飲み足りない方には、最後に若々しいバニュルスを少々。
こちらも、チョコレートとの相性の良さに皆さん驚きの声を上げていました。
ワインとチーズ、そして料理・・・。
知れば知るほど奥の深い世界ですが、こんなに楽しく、心を豊かにしてくれるものはありません。
セミナーにご参加くださった方々の笑顔を見ていると、本当にそう思います。
大好きなこの世界に身をおける自分の幸せと、支えてくれるたくさんの人たちへの感謝の気持ちを新たにした2日間でした。
これからもどんどん、楽しいおいしい世界をご紹介していきますね!
2008/6/14 8:20
ブライダルジュエリー ロンドン発!お気に入りアクセのおはなし
久しぶりに、ジュエリーの話題です。
ロンドンから直輸入をしていたアンジェラ・ヘイル・ジュエリーが、またまた「ALL ABOUT」で紹介されました。
今回のテーマは、ブライダルジュエリー。
アンジェラのジュエリーは、ロンドンでは主にブライダルとして注目を集めていたようなので、その意味ではとってもふさわしいテーマで取り上げていただけたと思っています。
ただ残念なのは、このところ肝心のアンジェラが生産を行っていないことです。
本当に小さなブティックだったこともあり、ご家族の病気、本人の体調不良などが重なって、ジュエリーの製作まで手が回らなくなってしまったようです。
本人が気持ちをこめてデザインをするからこそ、彼女の作品には比類ない美しさがあるのですが、個人の事情で簡単に体制が崩れてしまうのは、作り手に頼るブランドの最大の弱点。
現地でも日本でも根強いファンが多かっただけに、本当に残念でなりません。
私たち日本サイドも、今は泣く泣く輸入を中断しています。
オールアバウトへの掲載もためらったのですが、在庫販売を行える中からでいいから・・・とのお申し出に、今回の掲載をお引き受けしました。
いつかアンジェラが元気になって、またすばらしいジュエリーを発信してくれることを信じて、今はそっと彼女の状況を見守っていくつもりです。
手元にはまだ、彼女の素敵な作品がいくつか残っています。
HPにはアップしきれていませんが、引き続きいろいろな作品をご紹介していけるようにがんばりますね!
