2007/5/9  22:15

カール・リンネの世界  自然

3週間の日本滞在の後、スウェーデンに戻ってみると、ここは初夏。
というか、気候も人々の気分ももう、夏に向けてまっしぐら、という感じです。
温度は20度くらい。青い空、快適な爽やかな空気。

穏やかに移行する日本のような温暖地方と違って、
北ヨーロッパは亜寒帯針葉樹林気候。
少しの間に気候は一気に進んでいきます。
日の長さもどんどん長くなり、今は9時半くらいまでは明るい。

暖冬だったためか、花が咲くのが早く、サクラもほぼ、満開の時期を過ぎていました。

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森を行くと下には白いワイルドアネモネ(Sippa)が、上を見ればいろいろな木々に花が咲いています。春の初めは青いSippaでした。

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ひっそりと咲く野の花も美しい。そして木の花は逞しく、頑張っている、というメッセージが伝わってくるようです。
寒い冬をハダカの幹ですごし、小さな芽をつけ、つぼみもゆっくりゆっくり膨らんでいく。
花もいいけど、その前の段階を見て過ごすことも、なかなかのものです。

こういう環境の中で、18世紀のはじめ世界の植物学者カール・リンネが生まれました。リンネは世界で始めて生物の分類体系を提案して、雄しべや雌しべの数、形に基づき、植物を7700種類に分類した、と伝えられています。
今年は生誕300年。この生誕祝賀に日本の天皇、皇后両陛下が今月末、スウェーデンへいらっしゃることになっています。



この伝統は脈々とスウェーデンの世界の中に受け継げられ、
ゴルフをしていても、スウェーデンの人々はよく花の名、木の名、鳥の名前を知っています。キノコについても、コケについても詳しい人が多いのです。
学校で習った、とみんなが口をそろえてそういいます。

森の入り口に、Natural Schoolという建物があり、中学生くらいの子供たちが授業に来ていました。街から10分のところ。
ここでもカール・リンネの業績に基づいた体系を学んでいます。一年を通して数回ここで野外授業をして、この国の子供たちは自分の国の自然を身近なものとして暮らしているのですね。

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リンネはMr.Flower Pwerとかかれている。

鳩椋十という児童文学作家(「大造じいさんとガン」という話が日本の小学校5年生の教科書に乗っています)が
「花や木の名前を知ることは、人間が自然に一歩近づくということだ」と語っています。
そこで街の図書館へ行って「北ヨーロッパの木々」「スウェーデンの花」という本を借りてきました。
驚いたことに、スウェーデンの花のほうは、カール・リンネのかいたものです。

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けっこう、Japonska・・という、日本が付くものがあります。
日本の植物学界も頑張っているのですね。

今日、この本を片手に森の中で見かけた花をシェアします。

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これらは野生のライラック。


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この花の名前を是非知りたいと思ったのが、本を借りた動機です。
花桃かな、と思っていましたが、これは Purple Appleだそうです。
自然の中でこんなピンクがあるのかと思うほど、ピンキーです。



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木のトンネルは本当に豪華です。




PS: 父は手術も簡単にすみ、また元気に暮らしています。朝早くスウェーデンへ戻る娘をバス停まで送ってくれるほどの気力体力が戻りました。多くの方からの励ましとお見舞い有難うございました。
有難うございます。




2007/5/12  3:16

投稿者:ゆーこ

HHMさま、

植物が大好きなH子さんが、写真を拡大してみてくれたなんて、嬉しいです。
本物がもうすぐ見れます。ね!

2007/5/11  16:27

投稿者:ゆーこ

Yuliさま、

豊かな人間関係をお持ちのYuliさんは、多くのことを経験されていらっしゃるのですね。ドイツ人は結構、その頑なさで悪く言われることが多いのですが、親切な人、素敵な人、心優しい人が多いのも事実だと思います。世界中、どこでもそうですよね。

息子さん、お誕生日おめでとう。Sweet sixteenですね。

2007/5/11  1:39

投稿者:HHM

おかえりなさい。
 サンディエゴは、ここ3、4日で一気に夏です。一日で気温30度近い差に、私のか細い体は順応しきれず、ここ2,3日バテバテです。
 写真のカールリンネのしっとりした緑と花の豊かな世界と、ゴロゴロ乾いた岩肌の見える山に囲まれた生活は対照的です。
 しっとりした自然は、心と体に潤いを与えてくれそうで、どっぷり浸りたい気分です。
 写真を拡大してたっぷり鑑賞させていただきました。
ゆーこさん、ありがとう!!!
 

2007/5/10  15:32

投稿者:Yuli

お父さまの手術も,その後の経過もご安心な様子で本当に良かったです。最近,元気で生活できるという事がどんなにかけがえのない事かと思います。
今週からの恵みの雨のおかげで、まわりの緑が青々と綺麗です。

2007/5/10  6:04

投稿者:ゆーこ

マック先生、

父のことを覚えてくださり、有難うございます。

今日、先生のテープを聞きながら、引越しの荷物を片付けました。力強いメッセージで、「大丈夫、今回の引越しも大丈夫」と頑張れました。
先生のところの3人Kids,大きくなられたことでしょう。自由に大きく育っていらっしゃるようで、次にお会いするのが楽しみです。

2007/5/10  5:41

投稿者:ゆーこ

Toshiさま、

父のこと、ご心配頂き、有難うございます。
人生にはいろいろありますが、自然の中にいると、
すべてを受け入れ、ゆっくり歩もうという気になります。

2007/5/10  4:34

投稿者:マック
http://www.mmpinc.us/pmac/

おかえりなさい。お父様、術後の回復も良好と読ませていただき、本当によかったですね。また素敵なブログを楽しみにしています。

2007/5/10  2:26

投稿者:toshi

ものすごく素敵な世界だし、季節ですね。それにお父さんの手術無事にすんで本当によかったですね。

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