2008/7/23  13:09

Rest In Peace,Artie  音楽

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どうやら「Artie Traum」氏が7月20日に亡くなられたらしい。↓

http://artietraum.com/

http://www.homespuntapes.com/Readmore.aspx

以前に彼が重病であることはネットなどの情報から知ってはいましたが、こんなに早く亡くなられるとは思ってもいませんでした。
どうやら肝臓癌だったようで、心からご冥福を祈りたいと思います。

彼を最後に見たのはやっぱり2006年11月の「Happy And Artie Traum」として来日したときですね。
あの頃はそんなことは微塵も感じさせない程に元気でおちゃらけて私達をたのしませてくれていました。

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60年代からのキャリアを持ち、ニューヨークからウッドストックに移り住みそこで兄の「Happy」とアコースティック兄弟デュオ「Happy And Artie Traum」を組んでアメリカの土の匂いのするトラディッショナル・ミュージックやフォーク・ミュージック等のルーツミュージックをこよなく愛し、歌いそして演奏してその素晴らしさを伝えてきた人。

そのギターテクニックは兄の「Happy」と並んで神業的で、目の前で弾いているのを見ても一体どうやっているのか分からないほど。
そして兄の「Happy」はよりトラディッショナル、よりルーツ的なものへと進んでいくのですが、弟の「Artie」はロックやジャズ、ブルースと言った影響を受けてよりプログレッシヴな方向へと進んでいったように感じます。

しかし2006年に再び彼らが一緒に来日して、そして聴かせてくれたものはかつての彼らの素晴らしさがそのままの状態で送り届けられた様な素晴らしい歌と演奏を聴かせてくれていました。

まだまだ65歳なんて若いうちなのに、非常に残念でなりません。

今日は追悼の意味も込めて彼らの記念すべき1作目と2作目を聴きましょう。

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*Happy And Artie Traum
69年リリースの彼らの1作目。
そのサウンドはアコースティックな雰囲気を持ちながらも、アメリカの土の匂いがするようなアーシーで泥臭い魅力を持った傑作。
その音楽性や、重く引きずるような土臭いサウンドが「The Band」を思わせるところから「The Band」ファンの間でも話題となったアルバム。

そして彼らのヴォーカルも「The Band」の3人のヴォーカリストを思わせるような泣きの入った土臭く、ズシッとした重さを感じさせるものでそう言ったことからも評価は高かったようです。

実際本作では「The Band」の「Going Down To See Bessie」も取り上げており、そう言ったことからも彼らが「The Band」から影響を受けていることが伺えます。

バッキングには「Eric Kaz」や「Ken Lauber」を初め激渋系のミュージシャン達が参加しています。

Setlist
1. Rabbit's Luck (Artie Traum )
2. Farmers Almanac (Artie Traum )
3. Going Down To See Bessie (Rick Danko & Robbie Robertson )
4. Mama, It's Such A Long Ride Home (Happy Traum )
5. Misty Dreams (Happy Traum )
6. State Line (Artie Traum )
7. Uncle Jedd Say (Billy Batson )
8. The Hungry Dogs Of New Mexico (Artie Traum )
9. Brave Wolf (Artie Traum )
10. Trials Of Jonathan (Happy Traum & Artie Traum )
11. Golden Bird (Happy Traum )

Musicians
Happy Traum:Vocals,Acoustic Guitar
Artie Traum:Vocals,Acoustic Guitar
Michael Esposite:Bass
Eric Kaz:Harmonica,Piano,Organ
Jerry Carigan:Drums
Buddy Spicher:Fiddle
Bobby Thompson:Dobro
Weldon Myrick:Pedal Steel
Wayne Butler:Sax
Ken Lauber:Piano
Ken Buttrey:Drums
Ferrell Morris:Percussion
Tracy Nelson:Vocal

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*Happy And Artie Traum / Double Back
71年リリースの2作目。
基本的に1作目と雰囲気は変わっていません。
より泥臭くより「The Band」を思わせるアーシーで泥臭いサウンドと彼らのアーシー&メロウなヴォーカルは聴く人の心を痺れさせることでしょう。

そしてここで歌われる名曲の数々は37年を経た今現在も決して色褪せることなく素晴らしい魅力を放っています。
どの曲も素晴らしく捨て曲など有りません。
70年代ウッドストック・スワンプの傑作と言って良いでしょう。

本作でも「Amos Garrett」や「Eric Kaz」を初めとした激渋系ミュージシャン達が数多く参加しています。
Setlist
1. Scavengers(Artie Traum & S. Appleman )
2. Confession(Tony Brown )
3. Jacksboro(Artie Traum )
4. The Ferryman(Happy Traum )
5. The Seagull(Artie Traum )
6. Handful Of Love(Artie Traum )
7. Cross Examinator(Artie Traum )
8. Mister Movie Man(W. Meshel & P. Barr / John Herald version )
9. Brother Thomas(Happy Traum )
10. Love Song To A Girl In An Old Photograph(Happy Traum )

Musicians
Happy Traum:Vocals,Acoustic Guitar,Banjo,Melodica
Artie Traum:Vocals,Acoustic Guitar
Amos Garrett:Slide Guitar
Eric Kaz:Piano,Harmonica
Bill Keith:Pedal Steel
Billy Mundi:Drums,Percussion
Brad Campbell:Bass
Clark Pierson:Drums
Roy Markowitz:Drums
Weldon Myrick:Pedal Steel
Billy Sanford:Electric Guitar
Buddy Spicher:Fiddle,Cello,Violins
Andy McMahon:Piano,Organ
Tim Drummond:Bass
Jerry Carrigan:Drums
Tracy Nelson:Vocal



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