2008/7/3  8:44

夜市  読書


日本ホラー小説大賞受賞作なんだそうです。短編で読み易そうなので買いました。表紙の絵も幻想的。
夜市…望むものがなんでもある。けれど、きっと誰もが行けるとこではなく…。そして何か買わないと出られない。
人間の欲は際限ない。だからか人は3回までしか夜市に行けない。
迷い込んだように夜市に来た幼い兄は弟と引き換えに才能を得た。それを悔やみ今また弟を買い戻しに行く。けれど…
怖いというより切ない。
そして小さいとき、知らないとこへ迷い込んでしまったような、あの心細い、懐かしい怖さを思い出しました。

風の古道はまだ途中まで。こちらも懐かしさを感じます。小さいとき何にでも興味を持つことができ、ふとしたことでも敏感だったなぁ…と。怖いこと不思議なことたくさんあったような気がする。
こんな古道、昔はたくさんあったんではないか?と。未舗装の道自体懐かしい。
この話しで出てくるのは誰もが通れる道ではなく、しかも永遠に無数にある道。そこを通るのは、神?化け物?人間ではないもの?
この古道のものは何にせよ持ち出すことはできない。ここで生まれたもの、ここで死んだもの…。ここで死んでしまった友達を助けるため蘇生の地をここで生まれたというレンと目指して歩いて行く。



コメントを書く


名前
メールアドレス
URL
コメント本文(1000文字まで)


RSS1.0