2008/5/11  23:30

「情熱大陸」で勝間和代さんを見た  日記

 今年の「ベストマザー」(←この賞の主旨には理解し難いものがあるけれど)にも選ばれた勝間和代さん。まさに「時の人」と言える。彼女の著書は『お金は銀行に預けるな』を読んだ(のをきっかけに、他に2冊をアマゾンのマーケット・プライスで買ったが、これらは未読。「情熱大陸」の勝間さんを見たら、今すぐにでも読まなければ、と焦った)。

 「文は人なり」と言うけれど、動く勝間さんの弁舌も歯切れ良い。

淀みなく出る、理路整然とした言葉の数々。頭の回転が速いのだろう。常に聞き手に対し、「伝えるべきメッセージは何なのか」明確なのだろう。発想が前向きな上にスケールが大きい。大我の人と言って良いだろうか。思わず引き込まれる。行動にも無駄がない。有酸素運動を行う為の時間をわざわざ捻出するよりはと、移動に自転車(確かに立派な有酸素運動だ!運動×移動でまさにハイブリッド!!)を駆る。ヘルメットを装着して自転車で道路を疾走するスーツ姿の人を、誰が勝間さんと気づくだろう。「効率化とはより良く生きる為の手段」という持論を実践している。多忙でありながら、しっかり睡眠をとり(7時間)、子供たちとの時間を確保している(39歳にして、ウチの息子と同級生<高3>のお嬢さんがおられるのかあ〜)。やはり只者ではない。

 その勝間さんと自分との意外な共通点に驚く。私は子供の頃、家業の街の小さな本屋で6年間店番をしていた。その時の習慣で、今でも書店に行くと、書棚を整理してしまう。曲がったまま書棚に押し込まれた本、崩れた平積みの本。見かけるとついつい直してしまう。理由は勝間さんと同じ。多くの人の手によって作られた本が、ぞんざいに扱われたら可哀想だから。実は今日も地下街の書店兼文房具店で書棚の本や、文房具売り場の手帳コーナーを整理したのだった。別に良い人ぶっているのではなくて、本や文房具が気の毒だから。それだけの理由だ(だからそんな人を見かけても”変な人”だなんて思わないでね。これから同様の人が増える可能性もあり・笑)。

 今後は著書の印税収入10%のうち、2%をアジア等の恵まれない地域の学校建設や教育に役立てるのだと言う。ちゃんと我が子や孫や世界中の子供たちの未来を見据えて、行動に移している。自分の能力を十二分に生かしている。そのパワフルな生き様に圧倒される。と同時に励まされた。自分には何ができるのか、考えたくなった。

 世に言う効率化は「無駄を省く」と言って「弱者を切捨てる」発想だが、勝間さんの言われる効率化は、個々の人間が知恵と工夫で「無駄を省く」ことで「自らを生かす」ことを意味しているように取れる。そこが大きな違いだ。おそらく多くの人々が、彼女の言動でモチベーションが上がるだろう。こういう人の存在こそ、閉塞した日本社会の現状を打破する原動力になるのだと思う。

 なにぶん多忙な人だ。ご自愛いただきたい。日本の為に。世界の為に。



2008/5/13  9:55

投稿者:管理人はなこ

【追記】です。

番組中でネイルアートに凝っている様子も紹介されてた勝間さん。仕事柄イメージとして「信頼」や「落ち着き」を要求されるとあって、どうしても服装は黒やグレーの無彩色なスーツになりがち。だからこそ、さりげないところで、「色」を加えたくなるのはわかるような気がする。ネイルで季節感や華やぎを取り入れ、おしゃれ心、遊び心を満足させる。硬派な仕事ぶりと女心を感じさせるネイルアートのギャップは、案外勝間さんと関わる人々をホッとさせる要素かもしれない。全身を華やかにコーディネイトしている女性のネイルアートより、ずっと効果的に柔らかさや女性らしさをアピールしているのかもしれない。面白いです。彼女のネイルアートに目をつけた番組の演出も心憎い。それだけ取材者にとっても印象的だったということでしょうか?

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