2008/9/5  12:35

端艇の配置の決定 (5-8)  海の狩人


2月7日- この日までは乗組みは2組の当直に分かれていた。いまや漁場についたので、新しい戦力としての配置が決まった。捕鯨漁場において、日中は可能な限り広い範囲を探索することであり、夜間は可能な限り同じ位置に留まり動き回らないことが肝要であった。こうしたことから、日中は帆を展開し、日没になると帆を畳んだ。ジブセイルは降ろし、トップセイルはダブル・リーフにし、フォアセイルやスパンカーも畳み主帆桁も後ろに回した。

従って、夜間に必要な労力は僅かであった。しかし端艇での労働は激しいもので、休息や睡眠は仕事の成り行きによって決まった。乗組みは4組に分けられそれぞれの端艇を分担した。信頼できる舵手がその頭となった。端艇乗組みのうちの一人は夜間甲板当直に就き、ほかの二名が日中の当直、桶係り、船大工、コックなどは夜間当直にはつかなかった。このことによって夜の3分の4、昼間の半分は端艇に乗っていない限り、甲板の下にいることができた。
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