2008/5/11  8:49

59 シロナガスクジラの舷外での解体  CACHALOT 捕鯨図絵集


舷外での鯨の解体はひとつの方法ではあるが、小形の場合にはスリップウエイが考案される以前でも、甲板に引き揚げられた。もちろん工船の上に引き揚げての解体のほうがより効率的である。この舷外処理は非効率的かつ危険なだけではなく、ひじょうに不快なものであった。

解体作業者たちが波にさらわれたり、ロープにはじかれたりすることがある。ときにはそうした危険から逃れるために作業者があえて海中に飛び込み難を避けることもある。南極の海の水温は一年中を通じて氷結点よりも2度ほど変化するだけであるから、救助が迅速でなければ危うく命を失うのである。

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