2008/7/24  9:12

泳ぎ始める (3-5)  海の狩人

自分は太陽を左舷側に受けていたそして北に向かって泳いだ。2ポイント東がニューロンドンの方角である。しかし航海士の端艇は自分が泳ぎつく前にばらばらに分解した。やがて本船が自分を拾い上げ、そこで船長は自分に強い酒をくれた。

どうして船長があんなに高く放り上げられたのか自分は理解できなかった。自分の考えよりも早く、自分は半時間も海の中にいたのだとさとり、たぶんこれはすべてが夢で人生最後の夢を見ているに違いないとおもった。自分はデイビス船長に、あのときどのくらい凧のように飛んだかと聞いた。老船長はにやりと笑い、時計など見ていない、だがそのときは牛が月まで飛んでいったみたいなものだといった。また子犬がスポーツをみて笑い、皿がスプーンとともに走ったようなものさ、と言った。
<現在のNEW LONDON灯台>
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