2008/3/6 13:41
北川健次 写真展 展覧会のお知らせ
アートスペース・サンカイビでは本日3月6日(木)より26日(水)まで、
北川健次 写真展「密室論―サン・ラザールの着色された夜のために」
を開催いたします。
本展覧会の概要につきましては、先日こちらの頁でお伝えしたとおりですが、(→週刊サンカイビ、2月5日の記事)北川氏にとって写真とは何なのか?そして、本展覧会のための写真作品はどのようにして生まれたのか、北川氏による文章を以下にご紹介いたします。
パリ―密室の中の劇場
「写真」とは、はたして何なのか?――この問いへの答えとして、例えば森山大道は「光と時間の化石」と語り、ロラン・バルトは「死のメチエ」なるものを、そこに重ねた。そして私は、彼らの眼差しの上に「自身の内なるフェティシズムとの暗い照応」という言葉を、そっと付け加えるであろう。
2008年1月10日。撮影の開始と共に私がカメラのファインダーを通してレンズの彼方に見たのは、光よりも翳りであり、予測を超えた暗いメランコリーであった。
既に構想していた主題性を排し、現場主義へと切り換えた私は、ランボーミュージアム、ルーヴル美術館、パレ・ロワイアル、パサージュ・ヴェロ=ドダ、モンパルナス…と縦横に巡り、ベルギー国境に近いシャルルヴィル、そしてパリに移ろう、官能の様々な「形」を求めて漁歩した。私の常とする銅版画やオブジェとは異なる、写真でしか表現しえない内なるリアリティーを求めて、厳寒の冬の劇場の内を流離(さすら)った。
撮影総数は約400点。今回展示したのは、『密室論―サン・ラザールの着色された夜のために』のヴェクトルに沿って絞られた作品である。
北川健次
北川健次 写真展「密室論―サン・ラザールの着色された夜のために」
◎ 会期 2008年3月6日(木)〜26日(水)
◎ 開館時間 11時〜18時
◎ 休廊 日曜・祝日
◎ 作家来場 2008年3月6日(木)ほか
◎ 会場 アートスペース・サンカイビ


北川健次 写真展「密室論―サン・ラザールの着色された夜のために」
を開催いたします。
本展覧会の概要につきましては、先日こちらの頁でお伝えしたとおりですが、(→週刊サンカイビ、2月5日の記事)北川氏にとって写真とは何なのか?そして、本展覧会のための写真作品はどのようにして生まれたのか、北川氏による文章を以下にご紹介いたします。
パリ―密室の中の劇場
「写真」とは、はたして何なのか?――この問いへの答えとして、例えば森山大道は「光と時間の化石」と語り、ロラン・バルトは「死のメチエ」なるものを、そこに重ねた。そして私は、彼らの眼差しの上に「自身の内なるフェティシズムとの暗い照応」という言葉を、そっと付け加えるであろう。
2008年1月10日。撮影の開始と共に私がカメラのファインダーを通してレンズの彼方に見たのは、光よりも翳りであり、予測を超えた暗いメランコリーであった。
既に構想していた主題性を排し、現場主義へと切り換えた私は、ランボーミュージアム、ルーヴル美術館、パレ・ロワイアル、パサージュ・ヴェロ=ドダ、モンパルナス…と縦横に巡り、ベルギー国境に近いシャルルヴィル、そしてパリに移ろう、官能の様々な「形」を求めて漁歩した。私の常とする銅版画やオブジェとは異なる、写真でしか表現しえない内なるリアリティーを求めて、厳寒の冬の劇場の内を流離(さすら)った。
撮影総数は約400点。今回展示したのは、『密室論―サン・ラザールの着色された夜のために』のヴェクトルに沿って絞られた作品である。
北川健次
北川健次 写真展「密室論―サン・ラザールの着色された夜のために」
◎ 会期 2008年3月6日(木)〜26日(水)
◎ 開館時間 11時〜18時
◎ 休廊 日曜・祝日
◎ 作家来場 2008年3月6日(木)ほか
◎ 会場 アートスペース・サンカイビ
