2008/7/22  19:47

トラック運転手の勤務  憂国
http://www.asahi.com/national/update/0720/OSK200807200025.html

朝日新聞では昨日、一面二面を使って長距離トラックの運転手の悲惨な勤務実態に特集を組んでいた。
昼間にうどん屋で読んでむかむかしたのでこの文章で書こうと思ってコンビ二に買いに行ったのだがすでに朝刊は売り切れていた。ところが便利な時代科学の時代であって、今日会社で昼休みにネット見てたら記事が配信されていた。

記事ではそこまで書いていないのだが、追加のレポとして名神茨城インター近辺で待機しているトラックを訪ね、飲酒運転の実態にも言及している。

この記事のトーンは概ね運転手側に同情的なスタンスで書かれている。
しかし、それではいかんのだ。
もちろんこの長距離運転手たちは食うために働いている。まあ、読んでいる限りは悲惨な身の上だ。
しかし、朝日新聞は食うために不法投棄している業者に同情的か?
食うために闇金の手先となっておじいさんおばあさんを恫喝しているちんぴらに同情的か?
決してそんなことはないと思うのである。
この運転手たちは極限まで疲労して走り、結局人の命を奪う可能性が高い。自分が死ぬのではない、居眠りで派手に追突して普通乗用車に乗っている人を殺す危険性と自分の生活を天秤にかけて、おのれの幸せを選んでいるのだ。

いつかこの文章でも書いたが、追突事故を起こしても死ぬ確率の低い大型のトラックの運転手はシートベルト禁止にしろ。
そうでもしないとこの物流業界の矛盾は解決せんぞ。
生活に追われる運転手は組合活動する余裕もない。同業で組合を作って待遇改善を勝ち取らねばならない。そのために物流コストが上がるのであれば、それは社会全体で(最終製品の価格が上がるという形で)負担せねばしょうがないだろう。また、鉄道にシフトすることによって、地方の名産が都会で食べにくくなると言う不便さも容認しなければならないだろう。
そこまで書いて初めてクオリティペーパーの一面に載る価値があるのである。

今回の記事ははっきりと物足らない。

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