2008/5/20  8:05

神の領域  読書

 堂場 瞬一著 中央公論社刊 北名古屋市西図書館蔵

 大学陸上部監督は天才アスリートであった。一方、検事は箱根で挫折したアスリート。芸術の分野でも、スポーツの分野でも、努力である程度の記録を出すことができる。

 厳しい練習を積み重ねれば、どこかに無理が生じ、故障の原因となる。故障によってはアスリートを断念せざるを得ない状況となる。運良く、故障知らずで、数々の記録を打ち立てる選手も確かにいる。

 人はそれを天才と呼ぶ。天才と呼ばれたアスリートが、後にドーピング問題が発覚することがある。薬物で実力以上の記録を打ち立てた選手がどれほどいるであろうか。これは不正と呼ばれる行為である。

 ある事件から、両者がぶつかり合う。着想は実に面白い。だが、読者をグイグイ引っ張る展開ではなく、ちょっぴり間延びした感がするのは僕だけであろうか?

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