2008/7/4 22:34
『変身』 東野圭吾 ■読書
「東野圭吾」の『変身』を読みました。初めて「東野圭吾」の作品を読んだのですが、物語のテンポが良いので、どんどん読み進んでしまいました。
でも、愉しく読めた、、、
という感じではなく、恐怖感や気味の悪さを感じながらも、その先を読まずにはいられなかった… という感じですね。
人格の変化を巧みに表現した、あまりにもリアルな心理描写が、そう感じさせたんでしょうねぇ。
「東野圭吾」って、人の心が読めるんじゃないか… と思うほどリアル。
主人公の気持ちが乗り移ってくる感じでしたね。
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平凡な青年「成瀬純一」をある日突然、不慮の事故が襲った。
そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。
それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた「純一」は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしようもない。
自己崩壊の恐怖に駆られた「純一」は自分に移植された悩の持主(ドナー)の正体を突き止める…
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ドナーの正体は想像通りでしたが、、、
エンディングは予想外で、そして、ムッチャ重たかった。
人間の心って、魂って、死って、何なんだろうなぁ… と考えさせられました。
結論は出ないテーマなんですけどね。
そうそう、、、読んでいて頭に浮かんだのは「ダニエル・キイス」の『アルジャーノンに花束を』。
職場で周囲からの孤立したり、自分の変化に恐怖を感じるシーンは、ダブる部分がありましたね。
『アルジャーノンに花束を』も、久しぶりに読みたくなりました。
