2008/5/11 14:28
萩往還250キロ完踏記5-よか天気、よか景色、よかランナーたち マラニック
大坊ダムではほとんどランナーが通過した後のように見えたが、我々がピットインすると、すぐに暖かいお味噌汁が出た。胃の消化に自信がなかったなごやんはわかめは取り除いたが、小さく切ったお豆腐を口にして、「ああ、お豆腐がおいしい!」とこころからありがたく思った。トイレには行かなかった。理論的に言えば、まだ固形物をほとんど入れていないから胃腸は動くはずがないからである。また再びキロ6分台で走り出したことで交感神経優意になっていたために、多少おなかに物が入ってなくても気持ちだけで次のエイドまでは走れるような気がしたのである。長門市の海脇食堂まであと11キロ、なんとか気持ちを切らさずに行けるだろう。
長門市に出るまでに陽はすっかりのぼり、途中でウインドブレーカーを脱がないといけないほど暑くなってきた。夕べの肋骨を負ったという青いシャツのランナーさんたちに追いつく。ゆうべは気がつかなかったが、このランナーさんたち、往年のベテランランナーのオーラが背中から出ていた。「おはようございますっ!」と追い越しざまに声をかけると、ゆったりと「おはようございます」と返す。ゆっくりのように見えるが、なかなか健脚のランナーだった。坂でなごやんが少し遅れると、さっさと追い越されてしまう。とよとよさんはしきりに頭をひねっていたが、いきなり彼らにくっついて走り出し、なにか話しかけている。どうせ海脇食堂で追いつくので、とよとよさんたちに先に行ってもらい、なごやんは坂の途中でコーラを買い、その半分をゆっくりとではあるが身体に流し込んだ。そろそろ太陽が高くなり、脱水状態がひどくなるので水分と糖分を補給する必要があり、また冷たい炭酸を入れることで胃腸を刺激するのが目的だった。これは非常に効果があった。6時間からっぽにした胃は、そろそろ本来の機能を取り戻そうとしていたようである。
海湧食堂に着くと、U先生の笑顔が出迎えてくれた。「ちょっとワープしてね」と笑っている。食堂では、にゅうめんのお味噌汁、おかゆに梅干が饗された。おかゆというのはありがたい。なごやんはにゅうめんのお味噌汁は塩分を摂る意味でもきれいにいただいたが、おかゆは用心のため3口にしておいた。でも梅干はたっぷりとつけていただいた。それから胃腸が動き出したのを確認してから、さあ、最初のチェックポイント俵島へ出発!

海湧食堂を出発。まだまだこれから走りまっせー!(Courtesy ofうーさん)
午前9時。今日も暑くなりそうだ。俵島のとっつきまでいくと、リュックがいくつか置いてある。なるほど、同じ道を帰ってくるからチェックシートだけ持って、リュックを置いていったんだな。我々はそのままリュックをからったまま走ることにした。既にチェックポイントを通過して降りてくる人たちのなかに、「なごやんさんですか」と声をかける人があった。SNSの吉成さんだった。初対面だが、よく人のゼッケン番号と名前とが一致するものだと感心した。折り返してきたばかりの吉成さんに「これからチェックポイントまでいくのにどれくらいかかりますか?」と聞くと、「僕がここを通過したのは6時ごろでしたから…片道一時間半くらいかかりますかね」とのこと。早い人とは3時間の差をつけられているということか。お互いにエールを送りあって、それから自分たちのペースで行くことにした。とよとよさんによると、肋骨を痛めても走っているランナーは、ミスター萩往還ことクニさんだということだった。ゼッケンに書いてある名前を見て、話しかけてみたところ、今はなんとかいう独立行政法人に勤めていて、視覚障害者の伴走に関するセミナーを全国で行うことが仕事だそうで、九州でも、伴走に関するセミナーを開催して欲しいのなら、費用はあちらもちで講習会をしてくれるのだそうである。九州で伴走に関する活動をしているとよとよさんは、凄い人とであうことができたと喜んでいた。
なごやんは、朝方、クニさんの背中に何事にも流されない、独特のオーラを感じたことを思い出した。あの人についていけば完踏はできるかもしれない。今どこにいるかよくわからないけど、どこかで追いつけるだろう。なごやんが全然あわてないので、本当はもっと早く行きたかったのだろうとよとよさんも根負けしたようで、なごやんのペースに落とした。俵島のチェックポイントは島のぐるっと反対側にある。絶好の景色だが、どうもみなショートカットをしたようで、軽トラに、水をポリタンクにたくさん入れて待っていてくれたおばちゃんは、「もう誰も来ないんで帰ろうと思った」と話していた。ショートカットした人は、エメラルドーグリーンの、とても日本海の色とは思えないような絶好の景色も眺められないんだろうな。なごやんたちは正規ルートを通って、素晴らしい景色も堪能したぞ。
長門市に出るまでに陽はすっかりのぼり、途中でウインドブレーカーを脱がないといけないほど暑くなってきた。夕べの肋骨を負ったという青いシャツのランナーさんたちに追いつく。ゆうべは気がつかなかったが、このランナーさんたち、往年のベテランランナーのオーラが背中から出ていた。「おはようございますっ!」と追い越しざまに声をかけると、ゆったりと「おはようございます」と返す。ゆっくりのように見えるが、なかなか健脚のランナーだった。坂でなごやんが少し遅れると、さっさと追い越されてしまう。とよとよさんはしきりに頭をひねっていたが、いきなり彼らにくっついて走り出し、なにか話しかけている。どうせ海脇食堂で追いつくので、とよとよさんたちに先に行ってもらい、なごやんは坂の途中でコーラを買い、その半分をゆっくりとではあるが身体に流し込んだ。そろそろ太陽が高くなり、脱水状態がひどくなるので水分と糖分を補給する必要があり、また冷たい炭酸を入れることで胃腸を刺激するのが目的だった。これは非常に効果があった。6時間からっぽにした胃は、そろそろ本来の機能を取り戻そうとしていたようである。
海湧食堂に着くと、U先生の笑顔が出迎えてくれた。「ちょっとワープしてね」と笑っている。食堂では、にゅうめんのお味噌汁、おかゆに梅干が饗された。おかゆというのはありがたい。なごやんはにゅうめんのお味噌汁は塩分を摂る意味でもきれいにいただいたが、おかゆは用心のため3口にしておいた。でも梅干はたっぷりとつけていただいた。それから胃腸が動き出したのを確認してから、さあ、最初のチェックポイント俵島へ出発!
海湧食堂を出発。まだまだこれから走りまっせー!(Courtesy ofうーさん)
午前9時。今日も暑くなりそうだ。俵島のとっつきまでいくと、リュックがいくつか置いてある。なるほど、同じ道を帰ってくるからチェックシートだけ持って、リュックを置いていったんだな。我々はそのままリュックをからったまま走ることにした。既にチェックポイントを通過して降りてくる人たちのなかに、「なごやんさんですか」と声をかける人があった。SNSの吉成さんだった。初対面だが、よく人のゼッケン番号と名前とが一致するものだと感心した。折り返してきたばかりの吉成さんに「これからチェックポイントまでいくのにどれくらいかかりますか?」と聞くと、「僕がここを通過したのは6時ごろでしたから…片道一時間半くらいかかりますかね」とのこと。早い人とは3時間の差をつけられているということか。お互いにエールを送りあって、それから自分たちのペースで行くことにした。とよとよさんによると、肋骨を痛めても走っているランナーは、ミスター萩往還ことクニさんだということだった。ゼッケンに書いてある名前を見て、話しかけてみたところ、今はなんとかいう独立行政法人に勤めていて、視覚障害者の伴走に関するセミナーを全国で行うことが仕事だそうで、九州でも、伴走に関するセミナーを開催して欲しいのなら、費用はあちらもちで講習会をしてくれるのだそうである。九州で伴走に関する活動をしているとよとよさんは、凄い人とであうことができたと喜んでいた。
なごやんは、朝方、クニさんの背中に何事にも流されない、独特のオーラを感じたことを思い出した。あの人についていけば完踏はできるかもしれない。今どこにいるかよくわからないけど、どこかで追いつけるだろう。なごやんが全然あわてないので、本当はもっと早く行きたかったのだろうとよとよさんも根負けしたようで、なごやんのペースに落とした。俵島のチェックポイントは島のぐるっと反対側にある。絶好の景色だが、どうもみなショートカットをしたようで、軽トラに、水をポリタンクにたくさん入れて待っていてくれたおばちゃんは、「もう誰も来ないんで帰ろうと思った」と話していた。ショートカットした人は、エメラルドーグリーンの、とても日本海の色とは思えないような絶好の景色も眺められないんだろうな。なごやんたちは正規ルートを通って、素晴らしい景色も堪能したぞ。
2008/5/11 21:28
投稿者:まるちゃん

すごくありがたいですね〜!
ミスター萩往還???そりゃすごい!!!