2008/5/11  23:57

萩往還250キロ完踏記7−クニさんリタイア!?  マラニック

立岩観音に行くまでに山を越えて、それを一旦海岸まで降りてそこにチェックポイントがある。それから再び千畳敷までくねくね上るのだそうだが、われわれはなまじルートをよく知らない分、こわいもの知らずで心理的にも強かったのかも知れぬ。千畳敷の風力発電機が目の前にのっと現れてくる前までにおばちゃんランナーに追いついた。「この道がいやらしくってね〜」とはしりながらおばちゃんは言う。あがったと思ったらまだ下がるんですよ。でもこの先の千畳敷のアイスがおいしくってね。そうか、アイスがある。「アイス2本分食べるぞ〜」ととよとよさんは走っていってしまった。やっぱり走りたかったのね。

チェックポイントでおばちゃんととよとよさんと写真を撮って、アイスを注文する。と、レストランのバルコニーに見慣れた青いシャツのランナーが。クニさんだ。仲間とビールを飲みながら談笑している。「リタイアしたってよ」と別のランナーが携帯で自分のリタイアを表明したあとで話している。肋骨を折ってこのまま最後までいけるかどうかわからないと踏んだのか、ビールを飲み始めたという。あれ、ビールはランナーにとってガソリンじゃあなかったの?で、とよとよさんに「私たちもビール飲もうか?」というと、「いいねえ」とのりがよい。むろん、我々にとってのビールは、リタイアの言い訳ではなく、今晩宗頭まで走るためのガソリンに過ぎないのだが。とよとよさんが買ってきたのはほどよい酸味が口当たりのよい、メキシコのSOLビールだった。チアパスで、みんなが歓送会をしてくれたときに飲んだことを思い出した。「かんぱーい!」と今日は素晴らしい千畳敷の景色を堪能しながら一気に飲み干す。メキシコビールはさほどアルコールは強くないので酔っ払うことはない。さあ、一息ついたらまたでかけるか。ここでリタイアを宣言したランナーが、「ちょっと急いだほうがいいよ」と教えてくれる。さっきのおばちゃんランナーは、アイスを買ってそのまま休まずに千畳敷を下っていった。そこで、クニさんに挨拶をして、我々も再出発することにした。既にビールを堪能してクニさんの顔はほんのり赤く染まっている。とよとよさんがなごやんを紹介してくれた、「昨年阿蘇で一緒に伴走した人です」「よろしく、HNなごやんです。SNSで、全然ゼッケン番号がこないと騒いでいた者ですが」と言ったら「今度帰ったら確認してみます。がんばってくださいね」「宗頭は午前2時には出たほうがいいですよ。これから温度が下がるから小走りでね」と一緒にいた別のランナーが言う。今の調子ならば午前0時過ぎには宗頭につくだろう。2時間は休めるな。まだまだ行けそうだ。それでは出発!
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千畳敷からは、日本海の素晴らしい眺めがみえる。(Courtesy of とよとよさん)



2008/5/13  12:44

投稿者:まるちゃん

千畳敷からの景色、いいですね〜!
ビールで乾杯して、これから先の健闘を誓い合うって感じですね!
まるちゃんこれを読みながら、今お茶で乾杯してます。笑。

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