2008/5/10  15:51

Stolen Moments  travel
盛りだくさんのGW。まずは前半,Tokyo/Yokohama編。

★4/25(Fri)
朝イチ便で羽田へ。
重要なブツを届けてオフィシャルは終了。
夕方からレコード屋巡り。
JAZZANOVAユルゲンも来日してすぐ足を運んだという某レコ屋へ。
スーさん「BOSSA PRESSO」の元ネタ「Brasilia」を収録したイタリア人ピアニストAmedeo Tommasi『THE SOUND』,それからRachel Gould & Chet Baker,Gary Bartzなど再発盤をちらほら。
ジャズ,ファンク,ハウス,レゲエの新譜をたくさん。
クリスマスイベントでなくしてしまったLonesome Echo ProductionのEP「口づけ」も再び。
郷愁漂うスティールパンに重なる切ない歌詞。これはやっぱり許されない恋を唄った曲だと思う。
僕の音楽的嗜好を決定付けた3人の男たちのひとり,ラファエル・セバーグの1stアルバムがびっくりするほど素晴らしい。
北アフリカ系フランス人である出自を織り込んだ独自の世界観,大好きです。
Immigrant's Bossa Bandの500枚限定盤もゲット。
今回は珍しくセンター街で職質されなかった。オトナになった?
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東京の夜は7時。渋谷駅で待ち合わせ。
風が気持ちいい。ぽくぽく歩いて宮益坂方面へ。
宮下公園から坂を上る途中に東京都児童会館。
丹下健三の弟子である大谷幸夫の設計です。
広島平和記念資料館を連想させる大胆なピロティ,力強く繊細に宙に浮いてます。美しい。
この児童会館は来年新宿へ移転するそうですが,是非この建物は残して欲しいものです。
ちなみに大人は子ども同伴でないと入館できません(本当です)。

友人オススメのお店「卯門」へ到着。
僕はメニューに載っていない日本酒を注文。キリッとして旨い。
たくさん呑むだっちゃ(何キャラ?)
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鰆のタタキ,絹やっこ,豚のとろとろ蒸し,ホタテ,七輪で海鮮・野菜焼き。
女将は元パティシエだそうで,スイーツも絶品です。
懐かしい面々が集まって夜は更けていきます。

みんなでタクシーを拾い代官山UNITへ。
ちょうど修也さんのDJ。ブース前で見ていると次にかける曲をぎりぎりまで吟味している。さすがです。黒いハウスがイイ。
2時から今夜のメインアクト,quasimodeライブ。
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構成はホーンセクションにゲストが入って4管。matzzさんのパーカッションも更にアグレッシブで。
お客さん達のファッションや立ち振る舞いなど雰囲気がとても素敵で,フロアで踊っていて気持ち良かった。
ライブ後はドイツからのゲスト,ユルゲンのDJ。
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ジャズかテックか?と期待していましたが,やはりオールジャンルでミクスチュア。後半は生音系&ラテン色強めでした。
SALOONでまったりしつつ始発まで。
へびさんお話できず残念。でもきっと隣で踊っていたよね。
朝焼けThe Roomはおあずけ。

★4/26(Sat)
まるで毎回の恒例行事のようにホテルへ寄ってくれた学生時代の友人と朝ご飯。
ゼネコン勤務の彼。自らの仕事を心から愛している様がいつもひしひしと伝わってくる。
表参道ヒルズを地下6階まで掘り進む話,2年越しでやっと完結。とても面白かった。

ひととき深く眠って午後から横浜へ。
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まず直行したのは横浜港大さん橋国際客船ターミナル。
イラン&スペイン出身の男女建築家ペアによる国際デザインコンペ最優秀作です。
職場で回覧される建築系/土木系どちらの雑誌にもよく掲載されていて興味津々だったけれど実物を見るのは初めて。
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うねうねと連なるウッドデッキの有機的な連続性,雨上がりでほどよく濡れた木目のぬめっとした質感が素敵です。
中へ入ると対照的にクールでソリッドな屋内天井の光と影。
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近くのシルク博物館で「アロハ・デザイン展」を覗く。
紬屋の息子としては垂涎モノのヴィンテージ・アロハの数々。
てくてく歩いてレンガ倉庫へ。
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マーク・マーフィー@Motion Blue yokohama。
女性歌手が圧倒的に多いジャズ界で,ただひたすら「都会の粋」を歌い続けてきた男。
ひとり会場へ入ると客席はカップルよりも女性のお客さんが多い。
席へ案内された僕の右隣りにはダンディ&シックなご夫婦と娘さんの親子連れ。
左にはお洒落な女性3人組。相席させていただきました。ラムを注文。静かに乾杯。
UFOのイベントJazzin'それから青山骨董通りにあった旧BLUEの昔話で盛り上がる。
トランペット,ピアノ,ベース,ドラムスのイントロダクションに続き,ゆっくりとマーク登場。
70歳を越えて足腰を悪くしているのかな,スタッフに支えられながらステージへ。
椅子に座ったまま歌い始める。
来日してすぐのファーストステージだったせいかスロースタートな前半。
ニューアルバムから「Angel Eyes」「Once Upon a Summertime」のしっとり系。
だんだんノッてきて,ミルトン・ナシメントのカバーではスキャット炸裂。
あれ,来ない来ない・・・と思っていたら,アンコールで「Stolen Moments」!
個人的に思い入れの深いこの曲を生で聴ける日がくるなんて感無量です。
ライブ後,興奮醒めやらぬままバルコニーへ出ると,ウッドチェアに腰掛け夜風にあたるマーク。
ラムの勢いを借りて思い切って話しかけたっちゃ(だから何キャラ?)
「It's an honor to meet you...」「Huuum, me too...」にっこり微笑んで握手してくれました。
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横浜駅近くでお好み焼きを食べてBARでピニャ・コラーダを飲んで。
最終でホテルへ戻り,タクシーでまたまたUNITへ。
DJ KAWASAKI&DAISHI DANCEをちょこっと覗く。
オールではなく途中で帰還。

★4/27(Sun)
ゆっくり朝食。正午にチェックアウト。
荷物をホテルへ預けて汐留へ。
「ルオーとマティス展」@汐留ミュージアム
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フランスを代表する近代美術の巨匠,ジョルジュ・ルオーとアンリ・マティスの二人展。
サーカスや娼婦を好んで描くルオー。フェリーニ映画に通ずる感触があって個人的に好きな画家です。
一番感銘を受けたのは,「娼婦〜赤いガーターの裸婦〜」
場末の酒場のような照明に怪しく浮かび上がる女。醜さの中にのみ美を見出すという屈折した表現。
それから「ピエロ」・・・何度も塗り重ねられた絵の具の厚みが肉感的。
この質感は実物を見なければ絶対分からない。
汐留ミュージアムは松下電工が手がけているだけあって,館内の照明がとても素晴らしい。
マティスのカラフルな版画「ジャズ」のコーナーでは明暗がゆっくり変化する仕掛け。
宗教画の部屋はさりげなく床に十字架の光のラインがあったり。
ステンドグラスの荘厳な美しさは,はっと息をのむほどです。
展覧会は5/11(日)まで開催中。興味のある方は是非どうぞ。

待ち合わせまで時間があったので新橋駅から銀座方面へ歩く。
丹下健三設計の「静岡新聞・静岡放送東京支社」
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まさにメタボリズム。植物のように増殖するイメージです。
ふたたび汐留へ戻って劇団四季の常設劇場が併設された電通本社ビルへ。
フランス人建築家ジャン・ヌーヴェルの設計。
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さすがVanishing Architecture(消失する建築)と呼ばれるだけのことはあります。
存在を誇示するのではなく逆に空間へ消えていくイメージ。
透過性のある素材を大胆に採用して超近代的でありつつ同時にほのかな幻想性を感じさせてくれます。
46Fと47Fのフリースペースにはウェグナーやヤコブセンの椅子がさりげなく配置されてゆったりくつろげます。
ここのレストランでジャズライブなんていいですね〜

黄昏時,懐かしい面々が羽田まで見送ってくれました。
空港ターミナル内でなぜか中華。即席の宴会がスタート。
6月末のYELLOW閉店までにまた遊ぼう。
帰りの機内で飲んだイチゴのジュースが美味しかった。
ANAご搭乗の際はぜひ。

GW後半は野外イベント三昧・・・続く。

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