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    <title>樋口健夫のアイデアマラソン・エッセイ全集</title>
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    <description>世界中を旅したビジネスマンの実体験</description>
    <dc:language>ja</dc:language>
    <dc:date>2008-09-04T09:40:04+09:00</dc:date>
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    <title>ひとまんず、カトマンズ  妻食主義</title>
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「ご飯まだか」。これは国内でも海外でも同じ言葉が出てくる。「お腹が空いて死にそう」
　ネパールの社宅の大理石の階段の途中から、ヨメサンに声を掛けた。今日はお手伝いさんは早く帰った。
「ちょっと待ってね」。ヨメサンは、こちらも見ないで、机のところで、パソコンに向かってごちゃごちゃやっている。
「あのなあ、今、もう八時過ぎてるんだぞ。普通はこの時間になったら、よい子の食後のデザートの時間じゃぞ」
「あ、はい、はい」。空返事が続く。
「ご飯は？」
「これから炊きます」
「冗談じゃない。海外駐在だぞ。スト...</description>
    <dc:date>2008-09-04T09:40:03+09:00</dc:date>
    <dc:subject>グルメ・クッキング</dc:subject>
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  <item rdf:about="http://diary.jp.aol.com/marathonessay/113.html">
    <title>揚げもの万歳　「やっぱりそうか」</title>
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オーストリアを休暇で訪問した。海外駐在をしている時、ヨメサンがお産で一時日本に帰国したので、気楽な一人旅、孤独感と旅情も堪能できる旅だった。
　私はどこへ行っても名所旧跡には関心が無いが、ウィーンなどは街や公園を歩いていても、歴史の放射を受けてしまう。楽しみはやはり、食事になる。
　昼食は、まあまあのレストランに入り、ビールを頼み、ヴィエナ・シュニツェル（子牛肉のカツレツ）を注文した。出てきたのは大きなビフカツ（関西ではビーフカツを縮めて言う）だった。やや薄めで、パン粉の付き方は細かく、それで...</description>
    <dc:date>2008-08-26T23:14:38+09:00</dc:date>
    <dc:subject>グルメ・クッキング</dc:subject>
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  <item rdf:about="http://diary.jp.aol.com/marathonessay/112.html">
    <title>サウジの伝統料理　「カプサ」　食事編</title>
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    <description>
　夕方にカプサができあがった。
巨大なアルミの皿。その上に十数〓の煮込みご飯を山のように積み上げ、上にドカンと羊を丸一頭置くという豪快料理だ。映画「アラビアのロレンス」にも出てくる。
トラックの荷台に載せて、自宅に戻り、自宅に集まった友人たち約三〇名ほどと八台の車列を組んで、リヤドから四〇分ほどのところの砂漠（実際は土漠）に向かった。
持っていくのは、大きなカーペット二枚。大きなクールボックス一杯のソフトドリンクとアルコール抜きのビール。ダンマンへの街道から砂漠の中のどこでも良いが、まったく人...</description>
    <dc:date>2008-08-12T20:44:37+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://diary.jp.aol.com/marathonessay/111.html">
    <title>サウジの伝統料理　「カプサ」調理編</title>
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最高級ナジディ羊を丸一頭生きたまま市場で買って、カプサ専門料理屋に連れて行ったときの、羊の目は思い出したくない。自分の運命は知っているのだ。
　私のために、すまぬのう―と、思う。
　友人は羊の首紐を引いて、店の裏に連れて行った。店員が出てきて、羊はストンと倒れた。瞬間的に持っていたナイフで、首を切られた。
　アラビアでは生きている羊やニワトリを屠殺する場合、必ず「アラーの神のもとに」と、一言祈る。祈らないと屠殺してはならない。
　斃れた羊からは、溝にどんどん血液が流れていく。私は仏教徒だから、...</description>
    <dc:date>2008-08-05T22:21:41+09:00</dc:date>
    <dc:subject>グルメ・クッキング</dc:subject>
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  <item rdf:about="http://diary.jp.aol.com/marathonessay/110.html">
    <title>揚げもの万歳-丸めて、揚げての国際協力</title>
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サラリーマンの悲しき宿命は、右肩上がりの計画である。私も入社したときから、中期長期に成長する計画を提案する癖が付いた。コロッケの料理も同じだった。ひたすら増加を試みた。
　私はコロッケ大好き人間。子供の頃は、熱々の揚げたてコロッケで口の中を火傷しながら、かじりながら歩いていた。日本人にとってコロッケは、英国人のフィッシュアンチップスのようなものか。
　ヨメサンとの結婚前のデートでも、コロッケをかじり、コストマインドを考えていた。
　サウジアラビアで生活していたときにも、コロッケはよく作った。...</description>
    <dc:date>2008-07-29T23:21:15+09:00</dc:date>
    <dc:subject>グルメ・クッキング</dc:subject>
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    <title>モロッコのバス旅行</title>
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友人フィリップの邸宅に三日間滞在した後、マラケッシュ早朝五時出発のバスに乗ることにした。切符は前の日に買っておいた。夕方に北端のタンジールの港町に着く。
　友人の車でバスのターミナルに四時半に到着した。まだ外は真っ暗だったが、ターミナルの中に電灯がついていなかった。真っ暗なターミナルで難民のように待っている気分は最悪だった。寒かった。
　バスが来たのは五時四五分。そこですでに四五分遅れ。まだ外は暗い。乗り込んで、本を読もうとしたが、天井の読書ライトは全部壊れていた。バスが動き始めた。マラケッ...</description>
    <dc:date>2008-07-21T21:36:07+09:00</dc:date>
    <dc:subject>旅行</dc:subject>
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    <title>朝食の音楽会</title>
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ヨメサンと横浜からハワイまでのＱＥ２（クィーンエリザベス２世号）の船旅に出かけた。ヨメサンは、最初の日から、あちこち行事で走り回り、私はＣＤ音楽を聴きながら、エッセイを書く。
　最初の夜はリラックスと酒で、ぐっすりと眠り、早く目覚めた。ヨメサンは、
「船に乗っている間くらい、ゆっくりと…」で起きてこない。最後部のラウンジには、コーヒーと軽食が用意してあるはず。部屋を出たが、長い廊下にも人影はなかった。
　ＱＥ２の広い最後部には、数人のお客が軽食を摂っていた。私もコーヒーを片手に、サンドイッチを...</description>
    <dc:date>2008-07-10T23:36:29+09:00</dc:date>
    <dc:subject>音楽</dc:subject>
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    <title>ナイルのうなぎ</title>
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家族でエジプトを旅行した。
　エジプト国内を回り、最後にカイロに戻ってきて、「じゃ、日本食でも食べるか」と、ホテルの近くの「日本レストラン」となっている店に入った。
　我が家は我々夫婦と息子たち三人の総勢五人。テーブルに着いて、注文を始めた。ここまで書いて、愕然としたのだが、長男がうな丼を注文したこと以外、私たち夫婦や他の子供たちが何を注文したのか、まったく覚えていないのだ。
　全員が異なったものを頼んだのだろう。ただし、一番下の三男は、まだ赤ちゃんだったに違いない。だから彼はミルクだ。
　全...</description>
    <dc:date>2008-07-05T10:25:07+09:00</dc:date>
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    <title>揚げもの万歳    熱いカツの厚さ</title>
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結婚する直前、最大の矛盾は、生活資金が乏しいのに、今より腹が減っていたことだ。公団の分譲に住み、自炊をして節約していたが、好物のトンカツは揚げたかった。肉屋で豚の切り身を買う時は、薄身になり、肉の面積を重視した。しゃぶしゃぶほど薄くはないが、小麦粉、卵、パン粉をつけても、「このへなへながトンカツか」と多少悲しくなった。
　そこで奮発して、すでにパン粉までつけ、一応トンカツ仕様となっているものを、もう一度かき混ぜ卵に浸した。パン粉までが卵を含み、ドカンと重くなり、それにパン粉をつけたので、厚...</description>
    <dc:date>2008-06-27T21:19:16+09:00</dc:date>
    <dc:subject>グルメ・クッキング</dc:subject>
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    <title>ネパールのホテルの和食</title>
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レストラン長、女性の給仕長、ボーイたちが、じっと私を見ている。私はおもむろに部屋から持ってきた鞄を開けて、その中から、デジカメを取り出した。そして、全員注視の中で、テーブルの上の和風朝食を撮影した。
　終わって、私は手をあげた。給仕長がはじかれたように飛んできた。
「何でしょうか」
「お箸を探してくれ。それから、シェフを呼んで来てくれないか」
「分かりました」。走って、連絡をしに行った。
　中華のお箸と、シェフが二人届けられた。
「さあ、やるか」
　商社の駐在員だと言っても、サウジアラビアの料理を...</description>
    <dc:date>2008-06-19T00:58:03+09:00</dc:date>
    <dc:subject>グルメ・クッキング</dc:subject>
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