2008/5/15 23:59
1500万ドルの村上隆 ノンセクション
朝日新聞の報道によると、村上隆のフィギュア「マイ・ロンサム・カウボーイ」が、サザビーズで1516万ドルで落札されたとのことだ。
こんなのゴミよりもっとひどい作品だと思うし、これにそんな大金を払う人には「他に使い道ねえのか」としか思わないし、最近の“Time”誌で村上隆が「世界で最も影響力ある100人」の1人に選ばれても「ははは」と思うだけだし、記事そのものにも「ふーん」というか、『芸術企業論』の著者に対しては、「よかったね」という、決して届かぬ遠吠えしか出てこないが、許せなかったのは、この朝日の報道のしかただ(なんだか、しょっちゅう腹たててるが)。
朝日の記事では、「マイ・ロンサム・カウボーイ」の腰から上だけを、図版でのせているわけだ。
私は、自主規制だかなんだかしらないけど、とにかく、こういうキレイごとが大大大っきらいだ。
念のために書いておくと、このフィギュアは、ニカっと爽快に微笑む全裸の少年が、左手でペニスを軽く握りしめ、その先から飛び出した大量の精液が、少年のまわりを勢いよく囲んでいる、というものだ。
ごくごく単純にくだらない像なのだが、朝日誌面では、その下半身を見せずに、上半身だけを見せている。だから知らない人は、この少年の顔のまわりをとりかこんでいる、白濁したとぐろは何だろう? と思うはずで、朝日読者は「ふーむ、これが16億円であることか」とよくわからないながらに、納得するのだろう。
このフィギュアの下半身を隠してしまえば、何に値がついたのかを、報道したことにならない。記事を読んだ人の心に何の批評心も呼び起こさない。
隠すくらいなら、はじめから報道してほしくない。
いっそ、いつぞやの「ゆうばり映画祭」の報道のように、「こんなポルノ作品に16億円なのだ!」といった筆致の記事にしたほうが、よほど痛快だ。
いや、とにもかくにも、ほんとにこういう類の隠蔽が、私は本当に直感的に生理的に本能的に、気持ちが悪い。大っきらいだ。
まあ、朝日がどうとかいうより、そもそもこの全身を載せるのは、ひょっとしたら法的にNGなのかもしれないけどね。まあ、どちらにせよだ。
こんなのゴミよりもっとひどい作品だと思うし、これにそんな大金を払う人には「他に使い道ねえのか」としか思わないし、最近の“Time”誌で村上隆が「世界で最も影響力ある100人」の1人に選ばれても「ははは」と思うだけだし、記事そのものにも「ふーん」というか、『芸術企業論』の著者に対しては、「よかったね」という、決して届かぬ遠吠えしか出てこないが、許せなかったのは、この朝日の報道のしかただ(なんだか、しょっちゅう腹たててるが)。
朝日の記事では、「マイ・ロンサム・カウボーイ」の腰から上だけを、図版でのせているわけだ。
私は、自主規制だかなんだかしらないけど、とにかく、こういうキレイごとが大大大っきらいだ。
念のために書いておくと、このフィギュアは、ニカっと爽快に微笑む全裸の少年が、左手でペニスを軽く握りしめ、その先から飛び出した大量の精液が、少年のまわりを勢いよく囲んでいる、というものだ。
ごくごく単純にくだらない像なのだが、朝日誌面では、その下半身を見せずに、上半身だけを見せている。だから知らない人は、この少年の顔のまわりをとりかこんでいる、白濁したとぐろは何だろう? と思うはずで、朝日読者は「ふーむ、これが16億円であることか」とよくわからないながらに、納得するのだろう。
このフィギュアの下半身を隠してしまえば、何に値がついたのかを、報道したことにならない。記事を読んだ人の心に何の批評心も呼び起こさない。
隠すくらいなら、はじめから報道してほしくない。
いっそ、いつぞやの「ゆうばり映画祭」の報道のように、「こんなポルノ作品に16億円なのだ!」といった筆致の記事にしたほうが、よほど痛快だ。
いや、とにもかくにも、ほんとにこういう類の隠蔽が、私は本当に直感的に生理的に本能的に、気持ちが悪い。大っきらいだ。
まあ、朝日がどうとかいうより、そもそもこの全身を載せるのは、ひょっとしたら法的にNGなのかもしれないけどね。まあ、どちらにせよだ。
