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    <title>Incidents（偶景）</title>
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    <description>南波克行のＨＰ
映画について私が知らなかった二、三どころではない事柄</description>
    <dc:language>ja</dc:language>
    <dc:creator>南波克行</dc:creator>
    <dc:date>2008-08-07T23:25:55+09:00</dc:date>
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    <title>イアン・マキューアン『愛の続き』</title>
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    <description>　イアン・マキューアン『愛の続き』（小山太一・訳　新潮文庫）読了

　思いがけず気球事故にいあわせ、取り残された少年を救出しようとする数人の男たち。そのうちの一人は、不幸にも墜落死する。そのことに呵責を感じる主人公。そして事故直後、主人公とのやりとりで何かをカン違いし、彼へのストーキングを開始する男。
　このストーカーによって、幸せな恋人との同棲生活を破壊される主人公の内面を、ここでもまたぎっちぎちに書いて書いて書きまくる。
　『贖罪』、『アムステルダム』同様に、人生の節目節目で、行動選択を誤っ...</description>
    <dc:date>2008-08-07T23:25:54+09:00</dc:date>
    <dc:subject>本</dc:subject>
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    <title>『崖の上のポニョ』〜なぜポニョは足を欲したのか</title>
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    <description>　子どもたちが声をはりあげて、『崖の上のポニョ』の歌をうたっている。その歌声を聴くともなく聴いていたら、
　「ペータペタ、ピョーンピョン、足っていいな、かけちゃお」
のフレーズのところで、不意にぼろっと涙がこぼれてしまう。

　というのは、たぶん私が『崖の上のポニョ』にいちばん胸しめつけられ、涙したのは、この「足」にまつわるあれこれだったからだ。

　宮崎駿において、不幸な女の子は必ず足を奪われている。

　幽閉され、椅子に座ったままのクラリス。そして、所在なさげに座って、ぼんやりと窓の外を見つめる...</description>
    <dc:date>2008-08-07T01:15:07+09:00</dc:date>
    <dc:subject>映画</dc:subject>
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    <title>押井守『凡人として生きるということ』</title>
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    <description>　押井守『凡人として生きるということ』（幻冬舎新書）読了

　押井守が凡人のはずがないけれど、若い人に向けた人生訓についての本。
　さすがに、今さら生き方を変えようがないこの歳になると、本書を読んで影響を受けることはできないが、まだまだ悩み多き中高生なら、おおいに力づけられるのではないか。
　とくに、自分には友だちなんかいなくって、いるのは仕事に必要な仲間だけだ、といったメッセージは、友だちいない恐怖症に陥りがちな、今も昔も変わらぬ少年少女の気持ちにまっすぐに伝わるように思う。

　村上龍がその発...</description>
    <dc:date>2008-08-05T23:41:43+09:00</dc:date>
    <dc:subject>本</dc:subject>
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    <title>イアン・マキューアン『アムステルダム』</title>
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    <description>　イアン・マキューアン『アムステルダム』（小山太一・訳　新潮文庫）読了

　性的にかなり奔放だったとおぼしき女性の葬儀に、かつて関係があった男性どもが集まってのあれこれの軋轢。
　というのが、表向きの筋だが、そんなことは瑣末なことにすぎなくて、ある程度業績を為した者たちの、きわめて不安定な精神性をちまちまと描写する。ちまちまと。そう、これはものすごくスケールの小さい、心理小説なのだ。

　ここでも『贖罪』にも近い、ショッキングなオチが待ってはいるが、さほど意外なものではなく、ある程度読み進めば、き...</description>
    <dc:date>2008-08-04T23:28:21+09:00</dc:date>
    <dc:subject>本</dc:subject>
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    <title>シュトックハウゼン『ヘリコプター四重奏』のメイキング</title>
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    <description>　現代音楽のドキュメンタリーを多くリリースしているMedici artsから、“KARLHEINZ STOCKHAUSEN　HELIOPTER STRING QUARTET”というDVDが出た。

　シュトックハウゼン晩年の話題作『ヘリコプター弦楽四重奏曲』初演までのメイキング・ドキュメンタリーだ。面白くないはずがない。監督はフランク・シェファー。
　各種情報から、この曲が４台のヘリに分乗した４人の演奏家の演奏を、上空から絵と音を観客に送って聞かせるという、突飛な作品だとは知っていた。ただ、それがどんなものかあまりイメージできなかったのだけど、これで具...</description>
    <dc:date>2008-08-03T21:48:01+09:00</dc:date>
    <dc:subject>音楽</dc:subject>
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    <title>『カンフー・パンダ』，『近距離恋愛』</title>
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    <description>　マーク・オズボーン／ジョン・スティーブンソン『カンフー・パンダ』
　既に予告編を見て思い続けていたことだが、ごまかしているのかどうか、肝心のカンフー・アクションが、何をやっているのかが明瞭でなく、何かがめまぐるしく動いてはいるようだが、具体的にどんな格闘をやっているのかわからない。これはやはり致命的だった。

　そして、主役のパンダ以下に、トラ、サル、カマキリ、ツル、ヘビの５人（匹）のカンフーの達人がサブキャラとしているのだけど、その１匹１匹のキャラクター設定を怠っているので、彼らに存在感がな...</description>
    <dc:date>2008-08-03T00:02:26+09:00</dc:date>
    <dc:subject>映画</dc:subject>
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    <title>号泣のダグラス・サーク</title>
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    <description>　信じられぬくらいの奇跡が起こって、夕方の渋谷に行くことができて、しかも時間があいた。完全にあきらめていたが、今日が最終日のダグラス・サーク特集へ。私はまだ「映画」に見捨てられていない！
　『風と共に散る』、『いつも明日がある』、『悲しみは空の彼方に』の３本をおさえる。それでもどれも３３０番台の整理番号。

　14:45からの『風と共に散る』が時間ギリギリなので走ると、そこに青山真治監督がコーヒー飲みながら、タバコを吸って立っているので、「あ、いるー」と思った瞬間、つまずいて転びそうになりあわてる。...</description>
    <dc:date>2008-08-02T02:26:09+09:00</dc:date>
    <dc:subject>映画</dc:subject>
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  <item rdf:about="http://diary.jp.aol.com/mugvwzj/349.html">
    <title>イアン・マキューアン『贖罪』</title>
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    <description>　イアン・マキューアン『贖罪』（上・下　小山太一・訳　新潮文庫）読了

　短い小説ではないのに、決して長くはないジョー・ライトによる映画化『つぐない』は、原作である本書をほぼ省略することなく、きっちり映像化していた。すごい。
　だから、一人の青年の一生をめちゃめちゃにした少女ブライオニーの、石のようなかたくなさは、さすがに『つぐない』の方が生々しく表現している。
　何といっても、少女時代のブライオニーを演じたシアーシャ・ローナンの素晴らしさに、活字ごときが太刀打ちできるものか。

　とはいえ、これ...</description>
    <dc:date>2008-08-01T01:31:40+09:00</dc:date>
    <dc:subject>本</dc:subject>
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    <title>ダグラス・サークへの痛恨</title>
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    <description>　世間は右を向いても左を向いても、話題はダグラス・サーク一色だ。こうまで熱狂的な声にあふれていると、さすがにずっしりと後悔の念がひたつのる。世間といっても、いったいどこの世間なのかわからないが。

　21日からはじまった、ＰＦＦによるダグラス・サーク特集も今週末で終わる。平日に映画を見るのは不可能なので、とうとうスクリーンにかかるダグラス・サークを１本も見ずに終えるというのは、１年くらい映画自粛くらいの大罪かと思うが致し方ない。

　３連休の３日目からスタートというのも不運だったとか、あれこれ自分...</description>
    <dc:date>2008-07-30T23:53:24+09:00</dc:date>
    <dc:subject>映画</dc:subject>
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    <title>宮崎駿『折り返し点 １９９７〜２００８』</title>
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    <description>　宮崎駿『折り返し点 １９９７〜２００８』（岩波書店）読了
　宮崎研究のバイブルともいえる『出発点 １９７９〜１９９６』の続編。時期的には『もののけ姫』から『崖の上のポニョ』制作発表まで。しかし『出発点』の版元が徳間書店だったのに、本書はなぜか岩波から。どうしたんだろ？

　ともあれ、発言量こそ膨大だが、昔からこれほど「映画」の話をしない人も珍しい。影響を受けた作品にしても、一貫して『白蛇伝』と『雪の女王』の２本のみ。
　誤読を恐れずあえてまとめてしまうと、話していることはひたすらに、人はどう生き...</description>
    <dc:date>2008-07-29T23:26:19+09:00</dc:date>
    <dc:subject>本</dc:subject>
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