2006/5/28  21:30

「フェミニズムを誤解」しているワタシ?:伊田氏ブログに関して  フェミニズム

双風舎『バックラッシュ!』発売記念キャンペーンも盛り上がりつつあるが、本日付けの伊田広行氏のブログ「ソウル・ヨガ」http://blog.zaq.ne.jp/spisin/article/41/ にて、当書が紹介されている。

「ジェンダーフリー概念を擁護しないのは、まったく政治的感覚として信じられない」とする伊田氏は、『バックラッシュ!』本が(フェミニストであったり、フェミニズムは支持するが)ジェンダーフリーという概念に関して批判的な論者を含むという点に関して、「何人かの人とは、意見が異なるだろう」、、と書いているのだが、そこになんと私が名指しされて登場!「執筆者のひとり、山口智美さんなどは、かなりフェミニズムを誤解されているようだし」なのだそうだ。

なんで私が、オトコである伊田氏から、「フェミニズムを誤解」などと言われねばならないのか?という基本的すぎる疑問はもちろんあるし、そもそもここで「フェミニズム」を伊田氏自身がどう捉えるかを書かずに、「誤解」などと言われても、何に対する「誤解」なのやらさっぱりわからない。

伊田氏の提唱する「スピ・シン主義」なるものが伊田氏が思う「フェミニズム」だと主張されているのだとすれば、それは私は「誤解」しているのではなく、全く信じてもいないし、むしろ「批判」しているのだ。

そもそも、なぜ「フェミニズム」の意味を伊田氏に定義されなければいけないのだろうか。伊田氏のご主張によれば、「フェミニズム」は多様性を強調するということなのではなかったのだろうか。
http://www.akashi.co.jp/home.htmにある、ご自身が関わられた、日本女性学会・ジェンダー研究会編『Q&A男女共同参画/ジェンダーフリー・バッシング』本の宣伝中にはそう書いてあるぞ)

その他にも、「ジェンダーフリー概念を擁護しないのは、まったく政治的感覚として信じられない」というご発言からも、まずは何が何でも「ジェンダーフリー概念擁護」ありき、というスタンスが見えてくるのも問題だと思う。何がなんでも、その概念に効果や問題があろうとなかろうと、まず「擁護」することを先に決めてしまうことで、見えなくなるものは多いのではないだろうか。



2006/6/1  8:05

投稿者:ともみ

のりさんさん、Welcome to フェミ誤解派ワールド!
どうみてもセルフヘルプ本だよね。。p184の質問「ジェンダーのとらわれ
に深いレベルで気づき、それに代わってスピリチュアルな感覚がわかって
自由を感じるという例をあげてみましょう」と言われても・・。

2006/6/1  6:21

投稿者:のりさん

伊田広行『はじめて学ぶジェンダー論』大月書店2004
VI スピリチュアルでシングル単位な関係 

???? チャプター3、スピリチュアルな関係と孤独について
これってジェンダー論? 新宗教がかったself help本ではないの?
理解できないのは、『フェミ誤解派』だからだろうか??

2006/5/29  23:57

投稿者:ともみ

セロさん、はじめまして〜。
自らだけが権力性から免れていると思い込むこと=それ自体が権力性にと
りこまれているということ、というのは、本当にそうですね。
「ゲド戦記」読んだ事ないのですが、読みたくなってきたぞ〜。(実は、
SF、ファンタジー系好きなので。)

2006/5/29  21:43

投稿者:せろ

突然にスミマセン。どうしてもひとこと言いたくて。

「ゲド戦記」ファンの私としては、イダさんは「ゲド戦記」を読みながら、「クモ」になってしまうという、世にも稀有なアンバランス感覚の持ち主であるように思えます。

フェミニズムに関わらず、あらゆる人間関係において、何らかの権力性(影)は入り込んでくるものだ、それは誰にも例外なく自らにおいても、という自覚なしに、自らだけはそこから免れていると思うこと自体が、すでに権力性に取り込まれているのだということ分かってもらいたい。

イダさんには、どうぞ、「閉じて」いただきたいと思います。

2006/5/29  20:39

投稿者:ともみ

のりさんさん>おおおー、執筆者仲間!「フェミニズムを代表」している
かのような物言いをなぜできるんだか、不思議ですね。

2006/5/29  17:37

投稿者:のりさん

「執筆者のひとり、山口智美さんなどは、かなりフェミニズムを誤解されているようだし」って、なんだかずいぶん高飛車な、よく耳にする『男的な』言い方だねえ。こんな男にフェミニズムを代表されたくないなあ、って感じ。

2006/5/29  10:36

投稿者:ともみ

DH98さん、同感です。私も伊田さんは、ご自分の主義を常に最上位に置
かれているかと思います。「スピシン主義」は、確かに宗教に近い感じし
ますよね。

2006/5/29  9:05

投稿者:DH98

伊田氏場合、「彼のスピシン主義がまず一番上」が前提で、
故に自分に都合の悪いものを「間違ってる」としてるように思います。
dicour さんが彼の本を「宗教書に近い」と書いてましたが、
「宗教」に限りなく近いと思います。







2006/5/29  1:35

投稿者:ともみ

Yokoさん、コメントありがとうございます。わかりやすい比較ですね。
バックラッシュと闘うことと、「ジェンフリ」概念を検討することは両立
するはず。失敗したら、立ち止まって反省し、戦略を練り直すことも必要
だと思うし。

2006/5/28  23:09

投稿者:Yoko

ジョン・ダワーが朝日のインタビュー(5/25朝刊)のなかで、愛国心には二種類あるとして、そのうち悪い愛国心とは、「正しかろうが悪かろうが祖国を愛するという態度。自分の国がやることは何でも正しいという考えです」って言ってるけれど、伊田さんは、その「愛国心」を「ジェンフリ」に言い換えただけじゃないのかなあ。
で、ダワーさんは、「もう一つの愛国心は、自分の国をもっとよくしたいので、過去の失敗から学ぶという態度です」って続けているけれど、伊田さんはどうも「過去の失敗」から学ばない方のようですね。

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