2008/7/23  10:28

ゴキゲンMGM ミュージカル! MEET ME IN ST.LOUIS 若草の頃  映画

「セックス・アンド・ザ・シティ」でミスタービッグとの結婚を破棄され、友達たちと傷心旅行をして復帰したキャリー・ブラッドショー(サラ・ジェシカ・パーカー)が雇うPA(パーソナル・アシスタント)が、NYに恋を探しに来たセントルイス出身のルィ−ズ(「ドリームガールズ」でアカデミー助演女優賞ゲットのジェニファー・ハドソン)。そのルィーズを表現するときに使われた映画「Meet Me In St. Louis」が気になっていて、バーゲンの時衝動買い。ついに見ました。

◆MEET ME IN ST.LOUIS◆

これ昔、見たはずだなぁとテクニカラーのきれいな画面や、古きよきアメリカの町並み、なじみのある、聞き覚えのある楽曲、MGMのミュージカル傑作集「ザッツ・エンターテイメント」のヒトコマ、それとも全編と思いつつ最初の曲から、ルンルン気分で鑑賞。あとで調べたら邦題が「若葉の頃」なぁるほど、見たはず。なんせ監督は、主演のジュディ・ガーランドと結婚し、娘ライザをもうけた「恋の手ほどき」のヴィンセント・ミネリ監督の映画デビュー作。
世界初の万国博覧会を翌年にひかえた1903年夏のセントルイス。町中がテーマ曲の「セントルイスで会いましょう」を歌い、素晴らしきアメリカの町、かつての西部への玄関、大都市セントルイスを自慢してる冒頭。いいですねぇ。主人公は、法律事務所のジュニア・パートナーの父アロンゾ・スミス(レオン・エイムス)、母アンナ(メアリー・アスター)、そして恋人がNYにいる長女ローズ(ルシル・ブレマー)、隣にこした大学生ジョン(トム・ドレイク)にお熱のエスター(ジュディ・ガーランド)、長男のロン(ヘンリー・H・ダニルス)、三女アグネス(ジョーン・キャロル)、そして四女で家族だけでなく町のみんなの人気者トッツィー(天才子役マーガレット・オブライエン)さらに家にはおじいちゃん(ハリー・ダヴェンポート)とメイドのケイティ(マジョリー・メイン)スミス家。平和でありふれた、そして将来の万国博覧会で世界の中心になるセントルイスが描かれる前半がすごーく楽しい。信じられないのはこの映画は1944年、第二次世界大戦中に作ったものなのに、戦争のせの字も出ない、まるで平和な時代の古きよきアメリカ映画というのが信じられません。また1939年の「オズの魔法使い」でアカデミー子役賞をとり大スターになったジュディ・ガーランドがドラッグに染まっていたことがまったくわかならい演技、パフォーマンスに唖然。ジョンとエスターの恋の行方、父の突然のNYへの転勤による家族の動揺、子供たちの成長などをセントルイスの四季を通じてゴキゲンな楽曲とダンス、演技で奏でるミュージカル。1903年当時の流行歌が主に使われている。そのほかヒュー・マーティンとラルフ・ブレインによって新たに作られた3つのオリジナル曲、恋に胸焦がれる乙女心を切々と歌った「The Boy Next Door」 路面電車に乗って万国博会場に向かう若者の沸きあがる高揚感を現したアップテンポな「The Trolley Song 」 妹を思って姉が歌う、胸にしみいる「Have Yourself a Merry Little Christmas」は思わず涙がでちゃったほど。見事なミュージカルにかなり満足。やっぱMGMミュージカルはいい!

☆☆☆☆

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