2008/8/20  22:23

夏休み終了  雑感

昨日、松山から帰京して、今日は一日骨休め。
で、今年の「夏休み」は終了だ。

今年は僕の実家の方の都合で、松山の方は「移動日2日、滞在日1日」のショートステイになってしまったが(おかげで松山の友人とも会う算段がつけれず仕舞)、それなりに充実感のある「夏休み」だったような気がする。
直前に「『残業ゼロ』の人生力」を読んでて、「バカンスでのリフレッシュ」に対する意識付けがされてた訳でもないだろうが(笑)、終わってみると、例年以上に「リフレッシュ」された感じがあるんだよな。
何があったってわけでもないんだけどねぇ(後半は会社から嫌な電話もあったし(笑))。

まあでも悪いことではないわな。
明日から心機一転でビシバシ働きますかのぅ。
(なんか週末までの二日間でグッタリってことになりそうな気もするけど(笑))

2008/8/20  22:04

空港にて  

著者:村上龍
出版:文春文庫
クリックすると元のサイズで表示します

<「空港にて」は、僕にとって最高の短編小説です。by村上龍>(帯)
そっかぁ〜?(笑)
まああんまり「短編」の上手い作家とは思えないからなぁ。
思い返してみると、記憶に残る短編小説があまりないから、案外そんなもんなのかもしれんけど、わざわざ「最高」って言うほどのモンじゃないんじゃぁ・・・。

<この短編集には、それぞれの登場人物固有の希望を書き込みたかった。社会的な希望ではない。他人と共有することのできない個別の希望だ。>(あとがき P.183)
とあるように、本作は<社会の絶望や退廃を描く>(P.182)のではなく、何らかの「希望」がそれぞれの作品の核に据えられている。
じゃあ「ハッピーエンドなのか」って言うと、そうでもなくて、案外作品のイメージとしては暗いものが少なくない辺りが<他人と共有することのできない個別の希望>だからなのかな。
「個別にしか希望を抱けない」ってことが、現代「社会の絶望や退廃」なのかもしんないけど(笑)。

「空港にて」のラストはちょっととってつけたような感じもある。
以前の村上龍なら、このラストの一節は落として、読む側に結末を放り投げたんじゃないかな?
ただそうなると「希望」そのものを喪失してしまうような読み方も出来る。
それを避けるために、こういうラストにしたんだろう。
それは分かるんだけど、それならもうちょっと上手い構成がありえたんじゃないかなぁ
・・・っていうのが、「最高の短編小説」(笑)を読んでの、僕の正直な感想だ。

とは言え、結構楽しく読めたのは事実。
僕はコレを故郷から羽田までの飛行機の機中と家までの地下鉄に乗ってる間に読み終えたんだけど、そんな風に読むのに相応しい作品集じゃないかと思う。

「何やら世の中のことを知った風の男が登場して、ヒロインを新しい世界に導く」
風の作品が何作か含まれてるのは、何やら相変わらずの「村上龍」風な感じもして、如何なもんかとは思いましたが(笑)。

2008/8/19  6:25

なんだかんだで、盛り上がってるよね。  雑感

北京オリンピック。
始まる前は、「今一つ盛り上がらんない」って、マスコミも言ってたし、個人的にも思ってたんだけど・・・。
相変わらずテレビは見ないんだけど、新聞で結果は追いかける毎日ですわ(笑)。
北島は凄いよなぁ・・・。

お陰と言っちゃ何だけど、その陰で今年は「終戦記念日」の印象が薄かったような気もする。
まあ安倍首相から福田首相に変わったというのも大きいんだろうけどネ。靖国報道も大した量じゃなかったし。
こっちのほうは、振り返ってみて(当日は僕も「あ、そういえば今日は終戦記念日・・・」ってな感じだった(笑))、ちょっと複雑な気分。

2008/8/18  6:07

松山着  雑感

昨日昼過ぎのジェットフェリーに乗って、松山へ。
息子はすっかり復調したけど、おかげで船の中では息子・娘が大騒ぎでグッタリしちゃったよ。
病気は困るけど、これもなぁ・・・。

夜は「ふなや」に父に連れて行ってもらい、豪勢にフランス料理のコースをごちそうになった。
個室を取ってもらったので、五月蝿いガキがいても大丈夫。ゆっくりと堪能することができた。
もっとも体重はかなり心配だけどねぇ(笑)。

2008/8/17  6:56

「残業ゼロ」の人生力  

著者:吉越浩一郎
出版:日本能率協会マネジメントセンター
クリックすると元のサイズで表示します

前作「『残業ゼロ』の仕事力」で残業を減らすためのノウハウやその基本思想を論じた作者が、前作でも少し触れていた「本生」という考え方について論じた作品。
「本生」ってのは、言ってみれば「定年退職後の人生」で、
<本生とは、私が「本当の人生、本番の人生、本来歩むべき人生」という思いを込めてネーミングした言葉で、「余生=余った人生」の対極にあります。>(P.14)
という作者の考えが反映された言葉だ。

まあ言ってることは難しいことじゃない。
・「仕事力」を上げて残業を減らす。
・減らした残業時間を「本生」のための準備として使う。
・「バカンス」をとって、きっちりリフレッシュすると共に、「本生」の予行演習をする。
・「本生」を愉しむために、日ごろから夫婦・家族のコミュニケーションを豊かなものにする。
等々。
「仰るとおり」
って感じだよ。
(できるかどうかは別なんだけど、それを言ってちゃ前には進まないからね。少しでも前にというのが前作を読んで以降の僕のスタンスだ)

ただ個人的には「残業ゼロ」にした分の時間が定年退職後の「本生」の準備に費やされるってイメージがどうかなぁとは思う。
何だかそれだと、「老後のこと考えながら毎日生きてる」って感じにならないか?(作者の意図はそうじゃないと思うけど)
ここら辺はもっと現在に対して前向きなイメージで捉えていいんじゃないかね。

まずは「夫婦の会話」「夫婦の時間」ってことらしい。
いやぁ、頑張って意識しないとなぁ(笑)。

2008/8/17  6:41

容疑者Xの献身  

著者:東野圭吾
出版:文春文庫
クリックすると元のサイズで表示します

「東野圭吾」については、「上手い」とは思うものの、僕との相性は「今ひとつかなぁ」って言うのが正直なところだ。
「ガリレオ」シリーズも、一作目は読んだんだけど、
「何でこれがTV化されるのかな?」
と思ったくらい。

本作はその「ガリレオ」シリーズの第三作。
そういう意味じゃ読まなくてもいいくらいなんだけど、直木賞をとったのと、周りに「これは傑作」という人がいたので、あまり期待せずに(失礼!)文庫化を契機に呼んでみることにした。

でもこれは読んで良かったなぁ。
結構面白く読めた。
「傑作」とは思わないけど、かなり良質の作品であるのは確かじゃないかな。
東野圭吾の作品の中で「直木賞」に相応しいのがコレかどうかは分かんないけど、間口の広い作品にはなってると思う。

推理小説としては基本となるトリックはさほど難しくない。「アリバイ」は焦点だと分かった時点で、大体の当たりはつく。
しかしだからといって、犯人がその途を選ぶのか?その理由は?
作品のポイントはここだね。
本作に限っては、「推理小説」というのは借りてきた枠組みでしかなく、作者が描きたかったのはそっちの方だったんだろう。
<これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。>(P.381)
いいラストだと思うよ。

しかし本作の映画化で犯人は「堤真一」が演るよう。
これはどうかなぁ。
ちょっと「いい男」過ぎないか?

2008/8/17  6:38

帰省早々・・・  雑感

一昨日、広島の妻の実家に着いたら、早々に息子が発熱。
39度を超える熱が出ちゃって、一昨日の夜と昨日は看病で潰れちゃった。
まあ昨日の夕方くらいからは熱も下がったから一安心なんだけど・・・。

何だか「多難なスタート」って感じだなぁ(笑)。

2008/8/15  6:44

さあ夏休み  雑感

今日から、広島・愛媛に帰省する。
19日にこちらに戻ってくる予定。

一応、PCは持っていくつもりなんだけど、アクセスする暇があるかナァ。
あったら、簡単にでも更新はしたいと思います。

2008/8/15  6:30

バットマンとポニョ  映画

「ダークナイト」はアメリカでは記録的なヒットになってるようだ。
前に書いたとおり、「傑作」だとは僕も思うんだけど、「あんな暗い映画が・・・」とちょっと驚かされる。
映画評論家の町山智浩氏が「アメコミを目くらましにして資金を集めて、作りたい映画を作った」みたいなことを言ってったけど、確かにそんな感じかも。
押井守の「パトレーバー2」がそうだったなぁ。

その町山智浩氏が、「ポニョ」について「人の親として絶対許せない」として、以下のポイントを上げている。(「たけくまメモ」からの孫引きです。スンマセン)

@幼い息子を乗せて別に何も急いでないのに無意味な危険運転を繰り返す母親
A嵐で避難勧告が出ているにもかかわらず、子どもを乗せて危険な崖の上の家に帰る母親
B路面が冠水しているにもかかわらず、猛スピードで急ブレーキ急ハンドルを繰り返す母親
C海水魚を入れたバケツに水道水を注ぐ子ども(井戸水であっても即死)
D自分たちの名前を息子に呼び捨てにさせている過剰に民主主義的な両親
E洪水の夜に5歳の子どもを自宅に置き去りにする母親

まあ分からなくもない。
確かにここら辺は観ていて、違和感を感じた部分でもある。
その一方で、屁理屈をこねて(笑)、これらの点に「反論」することもできなくはない。
(「嵐のとき、まずは家に帰りたくなるのは人情」「海辺の施設より高台の家の方が安全と判断した」「夫の安否を確認したかった」「安全な場所に子どもを避難させてから、施設の救助に向かった」等々)
でもそういうアレコレを「どーでもいいんじゃない?」と思わせる「何か」があることが、この映画の恐ろしさだと思うんだよね。

ま、確かに宮崎駿以外じゃ、企画の段階で通らない映画なのは確か(笑)。
そういう意味じゃ「特権的」「権力的」なんだけど、「芸術」ってそんなもんでしょ?

2008/8/14  10:27

面白い・・・でも趣味じゃないナァ。  映画

イギリスでは大ヒット。
だけど日本では公開予定がなかったのを、ネットでの署名運動で一転、公開されたという曰くつきのコメディ映画だ。
クリックすると元のサイズで表示します
ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン

いやぁ確かに面白い。
元ネタをバカにするようなパロディじゃなく、ちゃんとリスペクトしながら、トンでも設定のコメディをキチンと作り上げている。
大笑いしながら観させてもらったのは間違いない。

でもなぁ。
根本のところに「スプラッタ」ノリがあるんだよねぇ、コレ。
まあこの監督の出世作はゾンビ映画のパロディらしいから(「ショーン・オブ・ザ・デッド」)、心底好きなんだろうな。
でも僕はちょっと苦手なんだよな、スプラッタは。
だから大笑いはしたものの、ちょっと居心地の悪さを感じていたってのも事実だ。

懐かしのティモシー・ダルトン(007!)が貫禄タップリになってるのも拝めるし、「スプラッタ」がOKの人なら、心から楽しめるんじゃないかな。
(あ、でもある程度はアクション映画は観ておいた方がいいな。「ハートブルー」と「バッドボーイズ2バッド」を観てると、より楽しめます)

RSS1.0