2006/12/17 7:17
いちぶん あるふぁは
ひと月の間に、外国から客人が三組も、たて続けにありまして
その接待に忙殺され…ダイアリーの方は、すっかりご無沙汰に
なっておりました…m(_ _)m
久しぶりに週末、休みとなりましたので…映画に行こうと思い立ち
藤沢周平原作、山田洋次監督の「武士の一分」を観てみました。
藤沢周平さんの物語は、もともと大好きでして…特に、剣豪もの、
秘剣ものは、剣さばきの描写が美しく、何度読み返しても、飽きる
ことがありません。
山田洋次監督の作品としては、「寅さん」シリーズが絶大な人気
なのですが…実は小生、これまでに「寅さん」を一度も観たことが
なく(恥)、さきの「たそがれ清兵衛」が、初めて観た山田監督作品
でした。考えてみると…この「たそがれ清兵衛」は、藤沢周平さんの
小説としても、最初に読んだ作品で、個人的には奇遇でした。
さて、山田監督は近年、藤沢氏の「秘剣」を扱った短編連作ものに
題材を得て、映画化しており、近作では「隠し剣 鬼の爪」があり…
今回は「盲目剣 谺返し」を基にした筋立てになっています。
そんな中で、興味のひとつは、木村拓哉さんが時代劇に主演する
ということで…今年も「HERO」など現代劇の分野では、常に高い
視聴率を獲得する人気俳優が、海坂藩の下級武士を演じると一体
どんな人物像ができあがるのか、たいへん興味がありました。
NHKでは先般、同じ藤沢作品の「蝉しぐれ」で内野聖陽さんが、
やはり下級藩士を演じ、非常に好評を博した番組がありました
ので、そのあたりの比較も楽しみです。
木村拓哉さんといいますと…カリスマ美容師などの役柄でも、
たちまち見事なハサミさばきを演技として見せるなど、とても
器用な一面があり…この「武士の一分」でも、殺陣はなかなかの
もので、木村さんには、きっと天性ものがあるのでしょうね。
演技そのものは、武家言葉や作法、所作なども、木村拓哉さんの
「長所」を活かす、という面からか…主人公の人物造型を含めて、
かなり現代的な雰囲気を持たせたものとなっていました。分かり
やすさという点からも、あのあたりがひとつの限度だったでしょう。
最近多い、ジャニーズ系の若者による「逸脱」した時代劇にならず、
ちゃんとまとまりが見られたのは、やはり監督の塩梅が優れていた
からなのだと思います。
原作は短編ということもあり、たとえばNHKの金曜時代劇で取り
上げられるなら、45分ものに収めることもできる内容です。それを
映画化するということですから…山田監督が、どんなふくらませ方を
するのか、という点にも興味がありました。
映画の脚本は、原作の内容を比較的忠実に追う形で、あまり脚色の
ない筋運びになっていました。個人的には、主人公が失明する以前の
時期…原作では2-3行で触れられている…優れた剣士である部分
などを、映画の前半に挿入し、強調しても良かったのではないかと
思ったりしました。
全体としては、映像の美しさも含め、よくまとまった作品に仕上がって
いた中で、ひとつだけ「惜しい」と感じたのは…映画のタイトルになって
いる「武士の一分」という言葉が、物語の中で、四度ほど使われており
…これは、いかにも多く、せっかくの「一分」が軽くなってしまったこと…
せめて二度でおさめて欲しいと思いました。
一度は、失明をした主人公が、もはや奉公がかなわぬと思いきわめ
自害を計ろうとする場面…あとひとつは、妻を陥れ辱めた元上司に
果し合いを申し入れる場面…回数を絞り込むことで、「武士の一分」
というものの重みを、より効果的に演出できなかったか、と感じました。
坂東三津五郎さんが、敢えて取り組んだという、非常に卑劣な敵役を、
果し合いの場に連れ出すには、「一分」の迫力がやや足りないように
思われたのが、少々残念ではありました。
もっとも、宮仕えという点では…昔の武士も、現代のサラリーマンも同じ
…ゆきたますの「一分」には、どれほどの重みがあるのかと、我が身を
ふり返れば、舌の奥の苦いものを飲み下すような内省がありました(笑)
その接待に忙殺され…ダイアリーの方は、すっかりご無沙汰に
なっておりました…m(_ _)m
久しぶりに週末、休みとなりましたので…映画に行こうと思い立ち
藤沢周平原作、山田洋次監督の「武士の一分」を観てみました。
藤沢周平さんの物語は、もともと大好きでして…特に、剣豪もの、
秘剣ものは、剣さばきの描写が美しく、何度読み返しても、飽きる
ことがありません。
山田洋次監督の作品としては、「寅さん」シリーズが絶大な人気
なのですが…実は小生、これまでに「寅さん」を一度も観たことが
なく(恥)、さきの「たそがれ清兵衛」が、初めて観た山田監督作品
でした。考えてみると…この「たそがれ清兵衛」は、藤沢周平さんの
小説としても、最初に読んだ作品で、個人的には奇遇でした。
さて、山田監督は近年、藤沢氏の「秘剣」を扱った短編連作ものに
題材を得て、映画化しており、近作では「隠し剣 鬼の爪」があり…
今回は「盲目剣 谺返し」を基にした筋立てになっています。
そんな中で、興味のひとつは、木村拓哉さんが時代劇に主演する
ということで…今年も「HERO」など現代劇の分野では、常に高い
視聴率を獲得する人気俳優が、海坂藩の下級武士を演じると一体
どんな人物像ができあがるのか、たいへん興味がありました。
NHKでは先般、同じ藤沢作品の「蝉しぐれ」で内野聖陽さんが、
やはり下級藩士を演じ、非常に好評を博した番組がありました
ので、そのあたりの比較も楽しみです。
木村拓哉さんといいますと…カリスマ美容師などの役柄でも、
たちまち見事なハサミさばきを演技として見せるなど、とても
器用な一面があり…この「武士の一分」でも、殺陣はなかなかの
もので、木村さんには、きっと天性ものがあるのでしょうね。
演技そのものは、武家言葉や作法、所作なども、木村拓哉さんの
「長所」を活かす、という面からか…主人公の人物造型を含めて、
かなり現代的な雰囲気を持たせたものとなっていました。分かり
やすさという点からも、あのあたりがひとつの限度だったでしょう。
最近多い、ジャニーズ系の若者による「逸脱」した時代劇にならず、
ちゃんとまとまりが見られたのは、やはり監督の塩梅が優れていた
からなのだと思います。
原作は短編ということもあり、たとえばNHKの金曜時代劇で取り
上げられるなら、45分ものに収めることもできる内容です。それを
映画化するということですから…山田監督が、どんなふくらませ方を
するのか、という点にも興味がありました。
映画の脚本は、原作の内容を比較的忠実に追う形で、あまり脚色の
ない筋運びになっていました。個人的には、主人公が失明する以前の
時期…原作では2-3行で触れられている…優れた剣士である部分
などを、映画の前半に挿入し、強調しても良かったのではないかと
思ったりしました。
全体としては、映像の美しさも含め、よくまとまった作品に仕上がって
いた中で、ひとつだけ「惜しい」と感じたのは…映画のタイトルになって
いる「武士の一分」という言葉が、物語の中で、四度ほど使われており
…これは、いかにも多く、せっかくの「一分」が軽くなってしまったこと…
せめて二度でおさめて欲しいと思いました。
一度は、失明をした主人公が、もはや奉公がかなわぬと思いきわめ
自害を計ろうとする場面…あとひとつは、妻を陥れ辱めた元上司に
果し合いを申し入れる場面…回数を絞り込むことで、「武士の一分」
というものの重みを、より効果的に演出できなかったか、と感じました。
坂東三津五郎さんが、敢えて取り組んだという、非常に卑劣な敵役を、
果し合いの場に連れ出すには、「一分」の迫力がやや足りないように
思われたのが、少々残念ではありました。
もっとも、宮仕えという点では…昔の武士も、現代のサラリーマンも同じ
…ゆきたますの「一分」には、どれほどの重みがあるのかと、我が身を
ふり返れば、舌の奥の苦いものを飲み下すような内省がありました(笑)
2008/1/26 12:12
アダルトな一日を過ごせるアダルトサイトhttp://www.all-about-lifeyou.com/
2006/12/24 6:39
投稿者:ゆきたます
ak9216さん、おはようございます〜
ak9216さん、おはようございます〜
コメント、ありがとうございました。昔、友人が寅さんに凝っていて…ずいぶん勧められたのですが…その頃は、レンタルのビデオなどもなく、映画館で見るしかなかったので…テレビで放映したのを、部分的にチラと見たぐらいでした。時代が変わっても、見られそうな物語ですから、これからじっくりと見ることにしましょう〜♪ その方が、ホントの良さが分かるカモ知れませんね。
2006/12/24 6:35
投稿者:ゆきたます
ケイさん、おはようございます〜
ケイさん、おはようございます〜
コメント、ありがとうございました。映画館には、かなり年配の方が、相当たくさん来られていて、オドロキました。時代劇だからなのか、キムタクが出るからなのか…世代を超えた話題作なんですね〜最近は、DVD化が早いので、来月にはレンタルが始まるカモ…(笑)
2006/12/24 6:30
投稿者:ゆきたます
まみさん、こんばんわ〜
まみさん、こんばんわ〜
コメント、ありがとうございました。海外だと、日本の映画はDVDとかでないと、見られないのでしょうね…時代物の映画は、自宅でゆっくり見るのもイイかも〜映像が、とても綺麗でしたし…壇れいさんも、良かったですよ〜♪
(^_^)b
(^_^)b
2006/12/24 6:25
投稿者:ゆきたます
⌒(*^ー^*)⌒さん、おはようございます〜
⌒(*^ー^*)⌒さん、おはようございます〜
コメント、ありがとうございました。キムタクもカッコいいですよね〜たしかに、どんな役でも、こなしてしまう才能が有って…スゴイですよね。天は、彼に「二物」どころか…「何物も」与えたんですね〜(羨望)
2006/12/24 6:21
投稿者:ゆきたます
ビビさん、おはようございます〜
ビビさん、おはようございます〜
コメント、ありがとうございました〜完全に仕事に埋没しておりました。「たそがれ清兵衛」、金曜日にテレビでやっていましたね…おチャケ飲みながら見てたのですが…クライマックスの、果し合いシーンの前に、眠り込んでしまいました〜
/(^_^)
/(^_^)
2006/12/22 16:39
投稿者:ak9216
http://blog.livedoor.jp/ak9216/
http://blog.livedoor.jp/ak9216/
寅さんシリーズは結構見ましたよ。それも30歳すぎてからです。だんだん良さがわかってきました。
2006/12/21 11:10
投稿者:ごぶケイですm(_"_)m
ちわ~♪
あちらこちらで この映画見たこと書かれて
ますね…
見たいな…と思いつつ
映画館嫌いだからDVDになるのを待とうか…
でも早くみたいような…複雑なですな。
息子も彼女と見に行ったと
キムタクのファンではない息子ですが
今まで見たキムタクの中で一番かっこよかった!と
そんなの聞くと時代劇のキムタク…
早く見たいと思います(笑)
あちらこちらで この映画見たこと書かれて
ますね…
見たいな…と思いつつ
映画館嫌いだからDVDになるのを待とうか…
でも早くみたいような…複雑なですな。
息子も彼女と見に行ったと
キムタクのファンではない息子ですが
今まで見たキムタクの中で一番かっこよかった!と
そんなの聞くと時代劇のキムタク…
早く見たいと思います(笑)
2006/12/21 9:28
投稿者:まみ
こんにちは〜!
お忙しさもひと段落されたようでよかったです。とはいえ、ホッとされて体調くずされないようにして下さいね!
ところでこれって今キムタクが賞を辞退したとかで話題になってる映画ですよね?ちょっと見てみたい気がしています。でも海外じゃ無理なのかしら?キムタクも声優やったりとかほんと器用にこなす人ですよね。感心しちゃいます。
お忙しさもひと段落されたようでよかったです。とはいえ、ホッとされて体調くずされないようにして下さいね!
ところでこれって今キムタクが賞を辞退したとかで話題になってる映画ですよね?ちょっと見てみたい気がしています。でも海外じゃ無理なのかしら?キムタクも声優やったりとかほんと器用にこなす人ですよね。感心しちゃいます。
2006/12/20 22:39
投稿者:⌒(*^ー^*)⌒
ゆきたます(*^―^*)さん こんばんは~!♪ヽ(*^∇^*)ノ*:・'゚☆
⌒(*^ー^*)⌒も見てみたい映画です…。
キムラクに・:*:・(*´ー`*)うっとり・:*:・するかも。。。
何をしてもかっこいい キムタクみたい⌒(^^♪
⌒(*^ー^*)⌒も見てみたい映画です…。
キムラクに・:*:・(*´ー`*)うっとり・:*:・するかも。。。
何をしてもかっこいい キムタクみたい⌒(^^♪
