2008/5/12  7:47

選手とコーチの「視野」 (その2)  理想の指導者とは

以前、昨年の全日本選手権のときにも書きましたが、
チャンピオンほど、チャンピオンらしい視野はもっていないものです。
勝ちを経験した人ほど、チャレンジャーでなければチャンピオンになれない、と知っています。
チャンピオンほど、トレーニングは「量」なんです。究極は。

実力で勝った人、勝つべくして勝った人は、「量こそが質を生む」ことを理解しています。

いっぽう、中途半端にプライドがある人ほど、
なんやかやと理由をつけてトレーニングの量や強度を制限する傾向があるように思います。

大学生にとって一番の目標は、インカレで優勝することでしょうか。
本当はもっと上をめざしてほしいですが…

インカレ優勝を「山」に例えてみるならば、
同じ方法で山を登ろうとするのなら、すでに先行している者に追いつくのは困難です。
当然、違う登りかたを考えれば意外と速く追いつき、追い抜けるはずですね。

でも、「違う登りかた」を考える前に、
まずはもっと早く登ってみようと、ペースを上げる努力をしてるの? と思います。

最初から追いつき追い抜くことが無理だと、薄々感じている。
でもそれを自分で認めたくないから、いろいろ理屈をこねて「違う方法」を試してみる。
その違う方法を試した・遂行したことに満足し、負けても自分を納得させる。
それが勝てないチームのスパイラルです。

なんでそうなってしまうのか?
選手もコーチも、見ている「視野」が狭いからです。
知識の幅を広げようとしていないから、です。

(つづく)



2008/5/13  13:19

投稿者:さばし

そうなんすよ。まぁ詳しくは別途メールします。

視野が狭いと感じる理由のひとつは、柏崎のいうように
学生でも全日本の表彰台に乗れる、乗れてしまう、こともあると思うんだよね。

もっともっとRowingというスポーツの本質には先があるのに、
今の日本国内の「ボート」には先がないと思えてしまう。
極めたと勘違いしてしまうというか…

そのためにも、もっと魅力ある・入りたいと思わせる日本代表でなければいけないと思うし、
上位カテゴリーに憧れるしくみができていないと、
競技年齢を重ねるたびに競技人口が減っていくという「尻すぼみ」の状態になってしまう。

母校のコーチは離れますが、Rowingからは離れるわけではないし、そのつもりもないので
ぼちぼちと動いていきますよ。一応ココも継続の予定。またよろしくね〜

2008/5/13  1:52

投稿者:柏崎

お疲れ様です。
何とコーチではなくなったそうで、ビックリした。
これからはもっと違った形でRowingの世界で活躍してほしいと思います。

佐橋の言ってる事、ホントだよね。
俺は強豪校にいたわけだけどその中の強豪だったかといえばそうじゃない。
『強豪校にいた』ってだけなんだよね。
やっぱり努力も工夫も足りなかったな、って思う。

今だから思うわけでなく当時も何か感じていたけどなぜやるべき事をやらなかったかといえばどうでもいいようなプライド、中途半端に全日本やインカレで表彰台に上がった事から満足してしまった事だよな。

だから今の現役にはそういうふうに思ってほしくないね。

コメントを書く


名前
メールアドレス
URL
コメント本文(1000文字まで)


RSS1.0