2007/7/2  4:38

南極大陸『とっつき岬』往復  南極の自然、動物、風景

7月1日(日) 22:50

 ひさしぶりに野外に出かけました。南極大陸の端っこ『とっつき岬』へ。ルートを往復して氷厚を測定してきました。午前9時に集合して雪上車の慣らし運転開始。9:50出発の頃にはもう地平線がうっすら赤くなり始めていて。極夜明けまであと10日ちょっと。やや明るさが戻ってきたようです。

 とっつき岬までは約16km、ほぼ直線のルート。視程がよかったので、500mおきに立っている赤旗とこれまで往復した雪上車が残したトレースがよく見えており、走行は順調でした。途中、4−5月に氷が薄かった3ヶ所で海氷の厚さを測定したところ、95-100cm前後と十分発達しており、これなら大型雪上車SM100も通行可能だそうです。東オングル島周辺の海氷上のルート工作にあたっては、まずスノーモービルでポイントに次々と赤旗を立て、GPSで計測し、氷の厚さを測定していきました。その後氷が厚くなってくると、今回のような小型の浮上型雪上車での走行が可能となり、厚さ1mにもなると内陸旅行に使う大型雪上車の走行も可能となります。ただし、年によっては5月6月までオングル海峡が開いたままで大陸に接近できなかったり、ブリザード後、氷が割れて流れ出すこともあるそうです。今回も大陸や氷山の付近にはプレッシャーリッジやクラックが発達しており、要注意でした。

 氷厚(雪氷学会員によれば、専門用語では「ひょうあつ」と読むそうです)の測り方。まず電動ドリルで氷に穴を開け、棒にメジャーと紐を結びつけたものを穴から垂らしていきます。メジャーは棒の真ん中に、紐は端に結びつけておきます。海水に達したところでメジャーだけを引っ張ると氷のそこに棒が引っかかって氷の厚さが測れる仕組み。棒を回収するには紐を先に引っ張ります。なるほど?わたしも1回やらせてもらいましたが、最初はもたつきます。

 ともあれ、めでたく本日初めて南極大陸の端っこを踏んできました。

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レーダーで氷厚を測定する‘アイスワーム’をソリに載せて出発

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目視による氷厚測定は、ドリルで氷に穴を開け

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棒につけたメジャーを穴に垂らしてピンと張ります

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朝陽の予感

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大陸が目前

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祝!南極大陸初上陸

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モレーンにデポしてある2台の大型雪上車が見えました



2007/7/3  3:18

投稿者:ドクターNAOKO

時速12-13km/hの雪上車での往復ですから4時間ほどでした。明るい時間がまだ短いので、昼食は基地に戻ってからにしました。雪上車の中はそれほどでもありませんが、外でおにぎりを食べようとすると半分凍っていますね。

2007/7/2  16:36

投稿者:さんさん

南オタじゃございませんがお邪魔いたします。

あんまり寒そうなお顔ではないですが昼前になっての『朝焼け』はさ
すがに寒々として荒涼というコトバを思い出させてくれますね。
往復で32キロ時間にして6時間以上というところですか。 お弁当
はどうやって? ゴハンのお弁当だと凍ってしまうのは昔の話か、今
はランチジャーって言うものがあるそうですね。
私のころの冬山の行動食、かちんこちんの乾パンとこれもカチカチの
マーガリン(今のとは違いまっせ)後チョコレートがあればオンの
字。
乾パンで口の中怪我したり大変でした。

2007/7/2  5:36

投稿者:まるち
http://diary.jp.aol.com/wtbnvprgpjac/

はじめまして

”南極”という文字に目がとまりお邪魔しました

何年か前にシャクルトンの”南へ”という本を
読んでから”南極”に反応するようになりました

大変なお仕事でしょうに明るくて元気な日記で
読んでいたら楽しくなりました

これからも大切に読ませていただきたいと思います

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