2008/7/17  16:49

出会った1冊の本  

昨日、午後から外出で、時間があったので本屋にフラリと立ち寄った。
お昼にランチメイトの1人が、電車で前に立っていた女の人が
スッチーの裏話を書いた4コマ漫画を読んでいて、
チラっと読んだら結構おもしろかった
という話をしていたので、その本を探してみようかな〜と。

結局目当ての本は見つからず、
(本の題名がわからなかったし、カウンターで
「スッチーの裏話を書いた漫画ありますか?」と聞く勇気もなかった)
あてもなく、フラ〜フラ〜としていたら、
「大切なことに気づく24の物語」という本が目に付いた。

大切なことかぁ・・・
最近、仕事と家と子供の世話に追われて、大切なことに気づく時間が持ててないなぁ。
とふと思った。
で、思わずその本を買ってしまった。

今朝、電車の中で少し読んでて、ウルっときてしまった。
スッチーの裏話で笑うはずが・・・とも思うが、
結構、心温まる話が入っていて、気持ちがやさしくなれる気がする。

私の母は、この手の話を私に聞かせるのが好きだった。
それ自体は悪いことではないと思う。
ただこういう話を聞かせて
「やさしくしろ〜。思いやりをもて〜」と強迫に近い状況で言い聞かされていたため、
「人にはやさしくしなければ。思いやりをもたなければ」と強迫観念として私に刷り込まれてしまった。

子供には「やさしい気持ち」や「思いやりの気持ち」を持つことの大切さを教えることは必要だと思う。
ただ、母のように強制してしまうと逆効果、と私は自分をみて感じている。

確かに昔の私は、一見「やさしくて思いやりのある人」だったのだろう。
でもそれは、「そうしなければいけない」と強く気持ちに刷り込まれていた結果であって、
自分の意思から出たものではない。
なので、以前の私は「他人より自分を優先する人」を見ると、無性に腹が立った。
そういう人は人でない、と思っていた。
その気持ちは裏には
「私は自分の気持ちを押し殺してでも、人のことを考え思っている。
なのに貴方は自分を優先するわけ?」
といったことがあった。
これは自分も苦しいし、他人に求めるものも厳しくなってしまう。

そのことに気づいた私は、ある時から、こういう感動ものの話を意識的に遠ざけるようになった。
その間、自分中心の人を見ても「まぁ、人それぞれだから」と思うようにし、
自分自身も気持ちを押し殺してまで人のために尽くす、ということはやめた。

そうして数年が過ぎ・・・
最近、自然体で人に対して思いやりを持てるようになってきた、と感じる。
以前の私と比較したら、その度合いは低いかもしれない。
でも、以前の私があまりにも人のために尽くしすぎていたのだと思う。
今の自分のできる範囲で人と接していけばいい、思いやりをもてばいい。
決してムリはせず、自然体で。がモットー。

そう考えられるようになったら、
感動する話を読むと、人に対して優しくなれるな、ということも感じるようになってきた。

そんな時に出会った1冊。

「大切なことに気づく24の物語」

入り込みすぎず、でも優しい気持ちはもらって、読み進めたいと思う。



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