2008/4/27 22:54
ボストン春の学校便り (その2) 分類なし
皆様、おはようございます。
本日4月27日(日)のボストンのお天気は・・
曇り時々雨。
花冷え?
花曇り・・というのでしょうか?
日本には美しい素敵な言葉が沢山ありますね〜!
さて・・
こちらはワタクシの元職場??
ボストン郊外にあります某私立高等学校でアリマス。
創立1865年と言いますので・・
慶応年間??
丁度明治維新と時を前後した頃に・・
アメリカ東海岸に出来た・・
所謂プレップ・スクール・・
大学予備学校のひとつなのです。
昔は男子校でありまして・・
現在では男女共学になりましたが・・??
女子学生の入学が許可されたのは今から30年程前?
70年代までの約100年間は女子禁制??
質実剛健をモットーとする・・?
厳格な教育で有名な学校でアリマシタ・・
こちらが最近美しくリニューアルした・・
エントランス・ギャラリーです。
生徒達の美しい美術作品が・・
カラフルできれいですね〜!
これは・・室内から、
6th form quadという最上級生しか・・
入る事を許されていない中庭を見たところです・・
この中庭の向かいが・・
元の教員室でありまして・・
現在では小さなコンサートや会議をする・・
会議室として使われています。
元同僚?
数学のリチャード・ユミカー先生。
長男の息子さんがとっても優秀で・・
イエール大学に進学なさいました。
英語のアンドリュー・ハリス先生。
優しい静かな先生です。
いつも先生達のまとめ役でいらして・・
本当にお世話になりました。
仲良しご夫婦?
スペイン語のエステア・サンチェス先生。
外国語学科の主任でいらしたので・・
一番の仲良しでした。
ドイツ語のリー・ウェルズ先生。
学生部長でした。
今はお嬢さんが10年生、
息子さんが8年生なんだそうです。
私が働いていた頃は・・??
ホンの小さな赤ちゃんみたいだったんですが・・
時の経つのは早いものです。
美術のバーバラ・プットナム先生。
本当にこの学校は・・
絵画、彫刻、陶芸、写真をはじめ・・??
アートの授業が素晴らしいです。
音楽のトム・ベリーマン先生。
愚息が大変にお世話になりました。
でも先生の専門分野はコーラスのようですね。
フランス語のステイーヴ・リンチ先生。
ボンジュール!
ムッシュ・リンチ!!
階段を上がりますと・・
2階は学生達の寮になっています。
こちらは・・
朝の朝礼などを行う学生集会場です。
床に生徒達のバックパックや・・
脱ぎ散らかしたシャツやジャケットが・・??
相変わらず落ちてますねえ〜〜・・あははは。
お休み時間は・・
ここでのんびりお友達と遊んだり??
おしゃべりしたりする場所でもあります。
英語学科の廊下です。
大体中学3年生でホーマー「オデッセイー」を・・
高校1年になるとシェークスピアを勉強します。
その後、世界文学を英語の翻訳で勉強するようになります。
愚息もロシア文学のチェーホフを英語の先生に習っていました。
チェーホフの影響を受けたアメリカ作家・・
レイモンド・カーヴァーについて比較研究もしていたようです。
こちらが英語の教室。
少人数制がモットーなので・・
大体12人ぐらいの学生数のクラスです。
図書館につづく廊下・・
なんだか学生の落書きと思えませんね〜・・
図書館までが・・本館。
創立以来の建物になります。
本当〜にここの学生は絵が上手いですね〜!
図書館入り口付近です。
蔵書は一般的な書籍以外に・・
古い雑誌なども収集しているようです。
こちらはその稀観本の収蔵されている本館図書室です。
新館への渡り廊下から見上げる青空・・
サイエンス・・
科学・生物・物理・化学の教室です。
生物学科ではウサギをはじめ、いろいろな動物を飼ってます。
教室前のベンチ・・
さて・・こちらが?
つい最近できたばかりの・・
当校自慢の??
アート・ミュージック・センターです・
ここは従来の美術ギャラリーなんですが・・
その奥にちょっとした・・
音楽ホールのような建物が出来ました。
私の在職期間中に・・
卒業生の方からの莫大な寄付金があり・・
このようなパフォーマンス・センターが出来ました。
アメリカ人はこのように・・
遺産を自分の卒業校に寄付する事が多いですね。
とても素晴らしいことだと思います。
日本でも案外知られていませんが・・
例の東大進学率上位を誇る・・
神戸の灘高校中学は??
灘の酒造メーカが資産を継ぎ込んで・・
創立なさったものです。
また西宮の甲南大学も・・
伊丹の酒造メーカの学校法人です。
日本酒のメーカも日本の学校教育に・・
非常に貢献しいらっしゃるのでアリマス・・
こちらは元の音楽ホールです。
今は練習用に使われています・・
本当〜に広くなりました。
校内地図も・・新しくリニューアル??
アスレチック・センター入口です。
お気づきかとも思いますが・・
百獣の王?
ライオンが本校のトレード・マークであります。
奥に見えますのが・・
元学長の公邸だったお屋敷です。
もともと男子校だった歴史と伝統から・・
この学校ではスポーツに非常に重きを置いています。
秋、冬、春それぞれのシーズンに・・
学生達はスポーツの必修科目が義務づけられています。
冬は雪が深く、気候が厳しいので・・
バスケットボールやアイスホッケーなど・・
室内でも運動が続けられるように・・
十全の設備が施されています。
これはあのイザベラ・ガードナー美術館で有名な・・
ボストンの富豪ガードナー家から寄贈の・・
アイスアリーナです。
今はもう春なので・・
ホッケーはお休みみたいですね。
手前の器具はたぶんクルー・・??
つまり春のスポーツ・・
ボート選手用の筋力作り用器具のようです。
アスレチック・ジムで・・??
基礎体力作りに余念のない学生達です。
元フットボール・コーチ・・
往年のテニス・プレーヤ・・55年卒。
アイス・ホッケー選手・・82年卒業。
文武両道・・
これが本校の教育の基盤です。
良きアメリカの指導者を育成すること・・
アカデミックに偏らない教育。
それがアメリカ式英才教育のようです。
全てにオールアラウンドに優秀というだけでなく・・
何か自分の才能を最も発揮出来る分野を見つけ・・
学生自身でその可能性を広げる事・・
そのために出来るだけの設備と・・
教育の機会を与える。
肌理細やかな配慮・・
そして教師と学生との親愛と信頼・・
そうした人と人との結びつきの上に・・
本当の教育が成り立つ。
多く尊敬すべき先輩を輩出してきた・・
伝統ある本校の名前に恥じない学生に育てる・・
それが我々教師の義務と責任でアリマシタ・・
ところで・・??
腹が減っては・・戦は出来ぬ??
本校は80%が寄宿生なので・・
このような学校の食事が用意されています。
なんだかシェフが変わったんでしょうか??
昔よりずっと?
おいしそう〜〜〜〜!!!
飲み物のコーナーは余り変わっていないかな?
デザートのブラウニーも同じですね・・
本校のメイン・ダイニングルームです。
なんだか楽しそうですね〜・・
学生達は9年生から12年生まで・・
本校では英国式に・・???
3rd formから 6th formまでの学生と呼んでますが・・
総勢350人の学生達を預かっています。
日本の所謂中学3年生50名・・
高校生は1学年100名の学生数です。
最近の傾向としては・・
ヒラリーとクリントン大統領??
ではありませんが・・
ご夫婦共働きのご家庭の子女が多いようです。
奥様も大企業の重役?
というようなキャリアのお母様もいらっしゃるようです。
花のセヴィンテイーン??
皆んな・・可愛らしいですねえ〜・・!!
こういうカワイイ良い子ばかりだといいんですが・・??
まあ・・アメリカといっても学校ですから?
いろいろな事がある訳で・・
私も在職中は大変でしたが、こうして久しぶりに・・
学校に来て見ると懐かしいですね。
それでは・・
新しく美しくなったエントランス・ホールを通って??
そろそろお暇させて頂く事に致したいと思います。
いや〜!
本当に久しぶりでした・・
もうすぐ卒業式?
今年のメモリアル・デーは5月26日(月)・・
プライズ・デーと呼んでおりますが・・
本校の卒業式です。
今年は写真を撮ることが出来なそうですが・・
アメリカの高校の卒業式はなかなか味わいがあって・・
いいものです。
いつか皆様にお写真で御紹介したいと思います。
それではまた。
お元気でお過ごしください〜!
