2008/5/9  12:07

リーサル・ウェポン4  映画

Lethal Weapon 4 (1998) Directed by Richard Donner
"Don't be a don't-be, be a do-be. Come on, Rodge, be positive."

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マーティン・リッグス(メル・ギブソン)とロジャー・マータフ(ダニー・グローヴァー)は、
ロス市警の警官でコンビを組んでいる。2人が行くところ、災難が必ず起こるため、
上司も手を焼いている。彼らの被害を最少にとどめるため、2人を警部に昇進させることに。
リッグスの恋人ローナ(レネ・ルッソ)とマータフの娘リアン(トレイシー・ウルフ)が妊娠し、
9ヶ月がたった。港でリッグス、マータフがリオ(ジョー・ペシ)と釣りを楽しんでいたところ、
中国からの密入国船に出くわし、銃撃戦になるが乗組員を取り逃がしてしまう。マータフは、
隠れていた入国者ホン(エディ・コー)を匿うのだが、チャイナタウンの大物とされている、
ベニー・チャン(キム・チャン)にホンをさらわれてしまう。だがそこにはさらなる大物、
ワー・シン・クー(ジェット・リー)がいたのだが…。

久しぶりにこの映画を観たけど、やっぱりおもしろかった。前回見たときは試写会で観て、
後ろの席に座ってた女の人が「リーサル・ウェポン」シリーズを観たことのなかった人みたいで、
ラスト近くの攻防のシーンで、すっとんきょうなことを言っていたのにイラついたのを、
覚えています。そしてこの映画が、わたしにとって初めてジェット・リーを観た映画でした。
彼の素晴らしい武術に釘付けになってしまいました。怖かったですけど。

いや〜、しかしこのシリーズのお約束とは言え、車燃える、爆発する、すごいですね。
本当に一介の刑事がこんなに街を破壊しまくったら、苦情が殺到しすぎて、あっという間に
クビになっちゃうと思います。この調子で取調べなんかをした日には、弁護士に責められて、
本物の重罪犯だったとしても、過剰取り調べか何か(わからないけど)ですぐ釈放されそうだし。
現実ではできないことだからこそ、このありえない展開が気持ちいい。やっぱり悪者には、
鉄槌を下してほしいし、多少(多々?)やりすぎちゃっても、正義の味方には思い切り、
暴れてほしかったりします。

冒頭のロボコップみたいな火炎放射器野郎(たぶん)のシーンは、リッグスとマータフの、
いかにもな会話がおかしい。いけいけ、ゴーゴーのリッグスと、それに引きずられて、
悪の道(笑)へと踏み出してしまうマータフ。そしてそれもけして、なかなかうまいようには
行かない辺りとか。犯人の持っているアサルトガンと、火炎放射器の強力さに、
どうすることもできず、パトカーの中で相談するリッグスとマータフ。
"Regular asshole. What do we do now?"(クソ野郎だな。どうする?)と訊ねたマータフに、
"Run him over."(轢いちまうか)と答えるリッグス。

初めのうちはリッグスの言葉に、振り返ったらどうするんだとか、ごねているマータフだが、
ポジティブに行こうぜとたきつけられて、"Let's run him over!"(轢いちゃおうぜ!)と、
ノリノリになってしまうのだ。そのあとの鳥の真似のバタバタなんかも秀逸。
そしてこれほどド派手に展開しておきながらも、そこで必要なダイアローグと言えば、
ローナとリアンが妊娠したと言うところだけというのも、なんという贅沢。
スタッフたちも含めて、楽しんで作ってるなと感じられるのが、いいところだなと思います。

ジェットはそんなにマーシャルアーツを披露しているシーンがないのですが、やはり彼は、
動きが美しい。そして彼の動きが速すぎて、ついていけないために、メルとダニーは、
彼にわざとゆっくりアクションしてくれるように頼んだそう。見せ場は少ないですが、
鮮烈な印象を残しています。李連杰ファンは必見ですよ♪

***印象的だった台詞***
"You sure picked a strange angel, baby. But I got the message."
(まったく変な天使を選んだものだが、メッセージは伝わったよ)

ローナと結婚することに対して逡巡するリッグスにアドバイスを与えたリオ。それを聞いた後での
リッグスの天国にいる奥さんに対しての一言。
リオとカエルのフロッギーの話も、結構いい話でした。ローナと再婚したからって、
過去を忘れたということにはならない。過去に縛られなくても、前に進む方法があるはず。
それを思い起こさせてくれる一言でした。



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