2008/7/3 19:02
BANGALORE CHOIR Only One
今回のTEXTは、私の神盤「EAT THE HEAT」でヴォーカルを担当しています、デヴィッド・リース率いるBANGALORE CHOIRです。
「RUSSIAN ROULETTE」を発表後、ACCEPTからウド・ダークシュナイダーが脱退します。
これはACCEPTの米国本格進出の為、両者納得の上のやむを得ない人事だと当時は言われていました。
しかし、再々結成時のウルフのインタビューを読む限り、かなり根深い確執があったようです。
ウドが脱退したACCEPTは、後任のヴォーカルを探し始めます。
後任探しは難航しました。なにせあのウドが歌った曲をライヴでは歌わなくてはならない・・・・そして悲願である全米進出を果たさなければならない。そんな人材は簡単には見つからなかったのです。
その後、ロブ・アーミテージという英国人ヴォーカリストが加入しましたが、スグ脱退します。(英と独って相性悪いから?)
私の記憶が曖昧ですが、このロブ・アミテージという人、DEEP PURPLEのイアン・ギランの後任候補にも名前があったような・・・・。
彼の歌声は後にBABY TUCKOOというバンドで「FORCE MAJEURE」で聴く事ができます。
結局アメリカ人ヴォーカリスト、デヴィッド・リースが加入します。
デヴィッドはACCEPTに加入した事が余程嬉しかったのか、腕にACCEPTの刺青までしてました。
「EAT THE HEAT」発表後、アメリカツアーを開始しますが、わずか2週間、デヴィッドと他メンバーとの確執によりデヴィッドが脱退。ACCEPTもそのまま解散してしまいます。
ウルフは「入った時から問題だらけで、毎日がケンカだった」と言っています。アメリカンな感じのするデヴィッドと真面目なACCEPTのメンバーには合わなかったんでしょう。またデヴィドはドラッグもやっており、それを注意されたメンバーと毎日殴り合いのケンカをしていたそうです。
ドラッグは、ACCEPT加入前(無名時代)からやっていたそうで・・・・
そんな金あるんでしょうか??
・・・・もしかして売人だったとか(汗)。
この「EAT THE HEAT」。ACCEPTの持つ重厚感を生かしながら、米国で売る為のキャッチーな楽曲を、デヴィッド・リースの存在感のある声が、独特の雰囲気を醸しだしております。
時代性もあり、ドラムの音が薄っぺらいのが唯一の欠点ですが、ひょうすべにとっては“神盤”です。
神盤「EAT THE HEAT」
さて、ACCEPT脱退後のデヴィッドは、1991年、BANGALORE CHOIR というバンドを結成、Giant Recordと契約します。
Giant Recordといえば、アーヴィン・エイゾフの興したレーベル。それなりの期待もあったと思います。
BANGALORE CHOIR
メンバー
Vo:デヴィッド・リース
Gt:カート・ミッチェル
Gt:ジョン・カーク
Bs:イアン・メイヨー(ex HERICANE ALICE)
Ds:ジャッキー・ラモス(ex HERICANE ALICE)
※イアン・メイヨーとジャッキー・ラモスはHERICANE ALICEと掛け持ちの可能性あり
1992
「ON TARGET」
01. Angel In Black
02. Loaded Gun
03. If The Good Die Young (We'll Live Forever)
04. Doin' The Dance
05. Hold On To You
06. All Or Nothin'
07. Slippin' Away
08. She Can't Stop
09. Freight Train Rollin'
10. Just One Night
Prodeced By マックス・ノーマン
最大のウリは、ジョン・ボンジョヴィとアルド・ノヴァ作の曲C "Doin' The Dance" が収録されている点。
確かにBON JOVIっぽいと言われれば、そうですが、これは「この曲が“ジョン・ボンジョヴィが作った曲”だよ〜」って知っているからこそ、言えるレヴェルです(笑)
ジョン・ボンジョヴィとアルド・ノヴァのコンビという事は、BON JOVI初期のボツ曲とみた方が無難でしょうか(汗)
それ以外にも、カート・クオモ、AUTOGRAPHのスティーヴ・プランケットも曲作りに参加しています。
他ソングライターの曲が@〜Dを占めています。デヴィッド・リースと外部ライターとの接点が見当たらない所から、レコード会社主導とみるべきでしょうか。
しかしこのアルバムの本当の実力は、E〜Iのメンバー自作曲
神盤「EAT THE HEAT」から、POPさを抽出し、適度なハードさを加えた楽曲が占めます。SCORPIONS「SAVAGE AMUSMENT」から、ドイツぽさを薄めた感じでしょうか?
「EAT THE HEAT」におけるデヴィッドの貢献度の高さを再確認しました。
非常に良いアルバムですが、全然売れなかったと思います。
日本に情報が全く入ってこない状況でしたので、どうなっているか判りませんでした。
いつの間にかリズム隊2人がBAD MOON RISINGのアルバムにクレジットされているのを確認しました。
デヴィッドは私の大好きなヴォーカルですので、この後も追いかけました。
また、機会があれば書きたいと思います。
とにかく名盤ですので、もしも中古屋にありましたら、サルベージしてやってください。
