2008/5/8  22:58

雑感 〜ノースカロライナ・インディアナ予備選〜  米国大統領選


今週火曜日にノースカロライナ・インディアナ両州の予備選が行われた。
結果は、1勝1敗であるが、相対的に代議員数の割り当てが多い前者ではオバマ氏が10ポイント以上の差をつけて大勝したのに対し、後者ではクリントン氏が僅か2ポイント差で振り切った形になっている。
ここまで来ると、勝敗数ではなく、何人分の代議員を獲得できたか、すなわち、両者の差がどれだけ拡大或いは縮小したのか、という点が重要になってくる。

結果はみなさんご存知のとおり。
開票後の演説やその後の出演番組を見ていても、両者の表情には著しい違いがある。
覇気の有無。
報道を見聞きしていると、今回の予備戦後、民主党関係者からは、11月の本戦を視野に入れ、クリントン氏への撤退要求が急激に高まってきている。
陣営の側近が弱気なコメントをし、また、既に戦いは終わったという論調も強い。

しかし、そのような中でも、少なくとも現時点では、クリントン氏は最後まで戦うとコメントしている。
まだuncommitted のスーパー代議員がいることや、ミシガン・フロリダ州の問題が未解決であることをもって、まだ勝機はあると見ているのかもしれない。

「もし、そう思っていなかったら?」とふと思った。
負けると分かっていながら戦いに臨んでいるとしたら?
金も労力もかかるが、何より周囲からの視線に耐えることが非常に辛く感じるだろう。
さっさと徹底しろという視線。どうせ負けるのにという視線。

それでも是が非でもやり抜くと堅く自分に誓っているとすれば、それを支えるものが、自分が大統領候補として最も相応しいという信念にせよ、或いは単なるプライドにせよ、人間としての強さを感じる。

勿論、そんなクリントン氏の内面を知る由はないのだが。



コメントを書く


名前
メールアドレス
URL
コメント本文(1000文字まで)


RSS1.0