2008/3/29 18:45
一人前 趣味
ようやく週末を迎えた。
今週も、色々な経験をし、色々な国から来ている新たな友人が出来た。
そんなこともあり、毎日ブログを更新する難しさに改めて気付いている。
そういえば、今日から桜祭りが開会する。
厳しい寒さに包まれていたワシントンの街並みも春の様相を呈し始めている。
そのような中、今朝は早起き。
朝5時。
外は真っ暗だ。
そう、今日はワシントン・ナショナル・マラソンのハーフの部に夫婦で参加する日なのだ。
7時スタートだが、チームメイト(ランニング仲間とチームを結成している)と6時半に待ち合わせている。
僕は、最近、とにかく食べて食べて食べまくる日を送っていたので、体重は前回のハーフ(昨年秋)から7キロUP。昨日も食べて食べて食べまくったので、図らずも超ロング・カーボローディング。
今朝は、起きてバナナを食すだけ。それ以上の準備はなし。
一方、妻は、公式戦としては2戦目。
前回の8キロレースの日の朝も緊張していたが、今回は相当キテいる。
いきおい準備にも時間がかかる。
やっとのことで家を出て、一路東へ向けて車を走らせる。
スタートはキャピトル・ヒルの東方に位置するロバート・F・ケネディ・メモリアル・スタジアム(ワシントン・ナショナルズの旧本拠地)の前。
既に、半径2キロ圏内には警官が多数路上に待機し、通行制限が行われている。
こんな直前に車で来るランナーはいないということだろうか。
スタート地点に続くはずの道が悉く閉鎖されている。
チームメイトとの集合時刻はおろか、スタート時刻にも間に合わないのではないかとの不安が一瞬頭をよぎるが、何とか無事到着。
チームメイトは、既に準備万端の様子。
フル挑戦者とハーフ挑戦者と、それぞれ半々。
なんと、ボート部時代にお世話になったウィダー・エネルギー・ゼリー(懐かしい!)を隊長が用意してくれている。隊員への細かな気配りに心から感謝。
アメリカ国歌が流れる。
僕はこの歌が結構好きだ。
そして、それを口ずさむ、または聞いているアメリカ人の表情はもっと好きだ。
一体感というか絆のようなものを確かめているように僕には見えるからだ。
愛国心というと、仰々しく聞こえて反発される方も多いと思うが、自分が生まれ育った国の歌に愛着を感じ、自然体で受入れ、そして歌う。こんな普通なことに、多少なりとも羨望の感を抱いてしまう日本人としての自分がいる。
話がそれたが、スタートのコールがかかる。
ランナーのテンションも否応なく上がる。
桜祭りのopening ceremonyより一足早い「お祭り」の開始。
今日の僕の役目は、妻の伴走。
正確に言えば、
・水持ち(左手にペットボトルを持って走るスタイルが定着)
・激励
・アドバイス
・写真撮影
といったところ。
一方、今日の妻の役目は、自分の目標を達成すること。
すなわち、完走すること。タイムは関係ない。
先頭から数分遅れる形でスタートラインを通過。
周りのランナーはみなリラックスしているというか、楽しんでいるというか、とにかく喋る。
一般的には、走ることは「辛いこと」というイメージが強いような気もするが(実際辛いが)、それと対極に位置する光景。
こういう雰囲気。
相当好きだ。
走ることは辛いけれど、楽しい。
そんなアンビバレントな感覚をみんな持っているのかもしれない。
走ることは辛いからこそ、楽しもうとする。
そんなフォワードルッキングな姿勢をみんな持っているのかもしれない。
でも走ることの意味は人それぞれなのだろう。
などと、人にとってはどうでもいいようなことを考えながら、淡々と走る。
いずれにしても、このように参加者が楽しんだり、苦しんだり(?)できるのも、この大規模なマラソン大会を運営している方々の努力や沿道で声援をくれる方々の存在があってのこと。

朝日を浴びるキャピトル・ヒル
横を見ると、気温・湿度ともにコンディションに恵まれているせいが、妻の走りも快調のようだ。
iPodを片手に、お気に入りのコブクロさんを聞きながら、真剣に走っている。

iPodは右耳に。左耳は僕からの指示用?
7キロ地点で、本日走れないチームメイトが、スタート地点から早回りしてくれて途中でエールと写真撮影の大サービス。感謝!
その後、一番の難所と思われた長めの坂(約8キロ地点)を何とかクリア(今回、妻にとってはさすがに長い距離であったので、1週間前に車でコースを下見していた)。
ところが、その後も車に乗っていた時は気付かなかったアップ・ダウンが続く。
妻の足取りが徐々に重くなってくる。
ペタペタと足を前へ踏み出す作業がいつ止まるか心配になる。
後から聞くと、沿道の見知らぬ方たちからの声援が相当励みになったらしい。

沿道の人達もテンションが高い!
そうこうしているうちに、12マイルの標識に出会う。
残り1マイル(1.6キロ)。
最後の緩い上り坂を登りきって右に曲がると100メートル先にGOALが見える。
周りのランナーとともに、最後の力を振り絞ってスパート。
GOAL。
目標達成。
妻は、給水所で一瞬(3秒間)屈伸したが、ゴールを目指しひたすら走り続けた(タイムは2時間14分7秒(僕も))。

一人ひとりにメダルが授与される。
当たり前のことだけど、
やはり頑張ることは素晴らしいということを実感した。
一足先にゴールしたチームメイトらと合流。
清々しい表情をしている。
フルのメンバーも無事全員好タイムで完走。
「走る」という行為は非常にシンプルだけど、これを通じて多くのことを学べる。
なかなか奥が深い。
そして、僕達夫婦は今回も二人三脚。
ハーフとハーフを足して一人前。
人生そのものを象徴しているような気がした。

所属ランニングチーム特製キャップとともに。
今週も、色々な経験をし、色々な国から来ている新たな友人が出来た。
そんなこともあり、毎日ブログを更新する難しさに改めて気付いている。
そういえば、今日から桜祭りが開会する。
厳しい寒さに包まれていたワシントンの街並みも春の様相を呈し始めている。
そのような中、今朝は早起き。
朝5時。
外は真っ暗だ。
そう、今日はワシントン・ナショナル・マラソンのハーフの部に夫婦で参加する日なのだ。
7時スタートだが、チームメイト(ランニング仲間とチームを結成している)と6時半に待ち合わせている。
僕は、最近、とにかく食べて食べて食べまくる日を送っていたので、体重は前回のハーフ(昨年秋)から7キロUP。昨日も食べて食べて食べまくったので、図らずも超ロング・カーボローディング。
今朝は、起きてバナナを食すだけ。それ以上の準備はなし。
一方、妻は、公式戦としては2戦目。
前回の8キロレースの日の朝も緊張していたが、今回は相当キテいる。
いきおい準備にも時間がかかる。
やっとのことで家を出て、一路東へ向けて車を走らせる。
スタートはキャピトル・ヒルの東方に位置するロバート・F・ケネディ・メモリアル・スタジアム(ワシントン・ナショナルズの旧本拠地)の前。
既に、半径2キロ圏内には警官が多数路上に待機し、通行制限が行われている。
こんな直前に車で来るランナーはいないということだろうか。
スタート地点に続くはずの道が悉く閉鎖されている。
チームメイトとの集合時刻はおろか、スタート時刻にも間に合わないのではないかとの不安が一瞬頭をよぎるが、何とか無事到着。
チームメイトは、既に準備万端の様子。
フル挑戦者とハーフ挑戦者と、それぞれ半々。
なんと、ボート部時代にお世話になったウィダー・エネルギー・ゼリー(懐かしい!)を隊長が用意してくれている。隊員への細かな気配りに心から感謝。
アメリカ国歌が流れる。
僕はこの歌が結構好きだ。
そして、それを口ずさむ、または聞いているアメリカ人の表情はもっと好きだ。
一体感というか絆のようなものを確かめているように僕には見えるからだ。
愛国心というと、仰々しく聞こえて反発される方も多いと思うが、自分が生まれ育った国の歌に愛着を感じ、自然体で受入れ、そして歌う。こんな普通なことに、多少なりとも羨望の感を抱いてしまう日本人としての自分がいる。
話がそれたが、スタートのコールがかかる。
ランナーのテンションも否応なく上がる。
桜祭りのopening ceremonyより一足早い「お祭り」の開始。
今日の僕の役目は、妻の伴走。
正確に言えば、
・水持ち(左手にペットボトルを持って走るスタイルが定着)
・激励
・アドバイス
・写真撮影
といったところ。
一方、今日の妻の役目は、自分の目標を達成すること。
すなわち、完走すること。タイムは関係ない。
先頭から数分遅れる形でスタートラインを通過。
周りのランナーはみなリラックスしているというか、楽しんでいるというか、とにかく喋る。
一般的には、走ることは「辛いこと」というイメージが強いような気もするが(実際辛いが)、それと対極に位置する光景。
こういう雰囲気。
相当好きだ。
走ることは辛いけれど、楽しい。
そんなアンビバレントな感覚をみんな持っているのかもしれない。
走ることは辛いからこそ、楽しもうとする。
そんなフォワードルッキングな姿勢をみんな持っているのかもしれない。
でも走ることの意味は人それぞれなのだろう。
などと、人にとってはどうでもいいようなことを考えながら、淡々と走る。
いずれにしても、このように参加者が楽しんだり、苦しんだり(?)できるのも、この大規模なマラソン大会を運営している方々の努力や沿道で声援をくれる方々の存在があってのこと。
朝日を浴びるキャピトル・ヒル
横を見ると、気温・湿度ともにコンディションに恵まれているせいが、妻の走りも快調のようだ。
iPodを片手に、お気に入りのコブクロさんを聞きながら、真剣に走っている。
iPodは右耳に。左耳は僕からの指示用?
7キロ地点で、本日走れないチームメイトが、スタート地点から早回りしてくれて途中でエールと写真撮影の大サービス。感謝!
その後、一番の難所と思われた長めの坂(約8キロ地点)を何とかクリア(今回、妻にとってはさすがに長い距離であったので、1週間前に車でコースを下見していた)。
ところが、その後も車に乗っていた時は気付かなかったアップ・ダウンが続く。
妻の足取りが徐々に重くなってくる。
ペタペタと足を前へ踏み出す作業がいつ止まるか心配になる。
後から聞くと、沿道の見知らぬ方たちからの声援が相当励みになったらしい。
沿道の人達もテンションが高い!
そうこうしているうちに、12マイルの標識に出会う。
残り1マイル(1.6キロ)。
最後の緩い上り坂を登りきって右に曲がると100メートル先にGOALが見える。
周りのランナーとともに、最後の力を振り絞ってスパート。
GOAL。
目標達成。
妻は、給水所で一瞬(3秒間)屈伸したが、ゴールを目指しひたすら走り続けた(タイムは2時間14分7秒(僕も))。
一人ひとりにメダルが授与される。
当たり前のことだけど、
やはり頑張ることは素晴らしいということを実感した。
一足先にゴールしたチームメイトらと合流。
清々しい表情をしている。
フルのメンバーも無事全員好タイムで完走。
「走る」という行為は非常にシンプルだけど、これを通じて多くのことを学べる。
なかなか奥が深い。
そして、僕達夫婦は今回も二人三脚。
ハーフとハーフを足して一人前。
人生そのものを象徴しているような気がした。
所属ランニングチーム特製キャップとともに。
2008/3/31 11:15
投稿者:やすたろう




沿道にうちのロージャケに似たのを着ている人がいたのが気になりました^^