2004/9/4  10:59

選択可能な100のお題  100のお題



ようこそいらっしゃいませ

現在、このダイアリーでは
【選択可能な100のお題】の中から好きなお題を選択し
文章や詩・和歌などを書くという企画で作品を掲載しています。
私は主にショートストーリーとポエムもどきを書いています。
激しくお目汚しではありますが、お暇潰しにでもご利用ください。


中には、ややマニアックなジャンルの物もありますので
その手の物に嫌悪感を覚える方はご注意ください。
カテゴリ『三角フラスコ』に属する物が、それに当たります。


なにか感想などありましたらコメント欄にお願いします。
が、苦情・ダメ出しなどは基本的に受け付けませんのでご了承ください。
特に、「文章力が無い」「表現が稚拙」などの指摘はお控えください。
充分に自覚しております。(涙)


尚、このダイアリーに掲載されている文章の著作権は
管理者であり、作者である私が有します。
一切の無断転載を禁止させていただきます。


では、どうぞお楽しみください。



2004/9/4  10:44

035. ハナつまみ者  100のお題



どうしたの?
どこか痛いの?
誰かがキミをいじめたの?


ここにおいで
ここはキミとボクだけだよ
ほかには誰もいないよ


誰もキミをいじめないよ
誰もキミを怖がらないよ


だから
泣かないで
泣かないで


あめ玉あげる
すこしだけ眠るといいよ


あしたの夢見て
おやすみ





2004/9/4  10:42

012. 羽音  100のお題



好きなだけ
ここにいていいよ


君がいてくれるなら
なんでもするよ


君が僕に飽きるまで
僕のそばにいてください


君がはばたくその日まで
君の羽音を聴く日まで





2004/9/4  10:39

029. 恋心  100のお題



もういいの
もうおいかけるの やめる
いまよりも きらわれるのやなの


だから
いまよりも すきになってくれなくていいの
たまに おはなしできればいいの


彼をおもえば くるしくて
すきといっては うとまれて
なみだはむねに つきささる


どのくらい
すきでいればいいのか わかんない





2004/9/4  10:37

027. 勿忘草  100のお題



忘れないで
わたしのこと
バカな女がいたと


ううん 忘れて
取るに足らない事だと


貴方が覚えていてくれるなら
バカでいい


貴方に憐れまれるくらいなら
忘れていい



ほんの風の迷い言



だから 忘れて


だけど いつか
思い出して


あなたを愛した
女がいたこと



もっと




ずっと




あとでいいから




忘れないで
思い出して



今でも愛している
女がいること




もっと





ずっと ・・・






あとでいいから





2004/9/4  10:33

060. にわか雨  100のお題

   

逃げ出した
あの場所から


たまらなく切なくて


君があいつを呼ぶ
優しい声


気が遠くなりそうで


おあつらえむきに
降りだした雨


俺を叩いて


逃げることしか
できない


俺は なんで


なんでこんなに
みっともなく


走ってるんだ





2004/9/4  10:30

062. 煙草  100のお題



「煙草やめて」
「へ?」
「吸わないで」
「なんで? どしたの? 急に」
「煙草の煙 嫌い。。。」
「そうだったんだ? 俺、知らなかったけど??」
「。。。うん 言ってないもん」
「でも そんなすぐにやめられないぜ?
 ここではなるべく吸わないようにするけど・・・」

「うん。。。ごめん。。」


困惑顔で煙草を消す彼の左腕にしがみつく

煙草の香り。。。

理由なんてない

なんだか急にやめてほしくなったの

なんでだか

自分でもわかんない



煙草の匂いは嫌い。。。
だけど好き
あなたの匂いだから

煙草味のキスは嫌い。。。
だけど好き
あなたのキスだから

した後。。。
あなたが煙草を吸うのが嫌
だけど いいの
満ち足りた証拠だから。。。


でも

もっともっと
キスして

もっともっと
わたしを見て

もっともっと
抱きしめて


そう
これは八つ当たり

煙草にやきもち


もっともっと

わたしを愛して。。。





2004/9/4  10:16

説明とご注意  『 三角フラスコ 』



『 三角フラスコ 』のカテゴリにまとめられている作品は
【選択可能な100のお題】の中から特に連作を意識して書かれた物ですので
カテゴリを分けて掲載しています。

また、ややマニアックなジャンルでもありますので
閲覧される皆さんの中で、そのようなジャンルに嫌悪感を抱く方は
素通りなさるのがよろしいかと思います。
   (この場合のマニアックなジャンルとは、BoysLoveです。)

※ 『三角フラスコ』カテゴリの作品
   018. 三角フラスコ
   078. 恍惚
   086. 忍
   099. 紅月
   073. 違和感
   049. 我が身ひとつ
   014. こぼれた思い 前*後
   025. No Reason


尚、このカテゴリはもちろんのこと
このダイアリーに掲載されている文章の著作権は
管理人である私、音緒にあります。
一切の無断転載を禁止させていただきます。



2004/9/4  10:01

018. 三角フラスコ  『 三角フラスコ 』



「うぃーっす」


一声掛け中に入ると いつもどおり整然とした部屋
ダイニングテーブルの向こうにソファ
ガラス天板のテーブル 毛足の長いカーペット
趣味の良いライトスタンドとオブジェ
小物一つ置いてない


「相変わらずっすね・・・」

ポツリと呟いてソファに腰を下ろす


「何か言いましたか?」

眼鏡の奥の目を細め デカンタとグラスを手に現れたその人は
俺の学部で創立以来一番の天才と誉れ高い人であった

弁才では右に出る者無し
計算式を解かせたら教授すら舌を巻き
将来どんな学者様になるだろう、と期待され
この人と自分を比べて卑下することすら畏れ多いと思えるほど
この人は輝いていた

が、しかし
人の人生とはわからないもので
この人は今でも三流大学の研究室に居残り
世界的に権威のある学位を手にすることもなく
俺の手が届く所で助手なんかしているのである
2年前に何があったか 下世話なことは言わないが・・・
白衣に身を包んだ立ち姿は侵し難い高潔さを漂わせ
アブナイと思いながらも憧れを抱かずにはいられない


「あなたはここに来ると、普段とは別人のように寡黙になりますね」
「い、いや そんなことないっすけど・・・」

ふいに掛けられた言葉に妙にドキドキしたりなんかして・・・
落ち着け、俺!


そんなこんなしているうちに目の前には優雅な料理が並ぶ
おいおい
普通の家庭や一人暮らしの男の家で こんなものが出てくるなんて
聞いたことないぞ
まぁ この人の部屋ではいつものことか


「ところで、研究室に残るかどうか考えてくれましたか?」
「あ、あぁ・・・はぁ・・・俺、いや 僕なんか役に立つんすかね」
「人の力量なんて未知数なものです
 あなたがやる気になってくれさえすれば良いのですよ」

「はぁ・・・」
「なにより、私があなたに手伝ってもらいたいと思っているのですから」
「え・・・あ、は、はい・・・いや、そのぉ・・・」


ああ・・・お願いですから
隣に座って意味ありげに眼鏡を外したりしないでください
お願いですから・・・

俺は、こんな状況でどうしたらいいかわからずに
やたらと心臓の音だけが大きく聞こえるような気がして
思わず頓狂なことを口走ってしまった



「っつーか 先輩、いつも思うんすけど
 なんでワインのデカンタが三角フラスコなんすか?」





2004/9/4  9:59




くすっ
緊張しているみたいですね
もう何度も この部屋に来ているのに


日頃 学内で会うこの人は豪放磊落
屈託の無い笑顔で皆の警戒心を解き
誠実な振る舞いで信望を集めている
理系には珍しく体育会系のノリ
おそらく かなり繊細
豪快な笑い声の下で一枚の落ち葉に気を留めているような。。。

きっと心を許した者には
従順に その繊細さを、優しさを、弱さを
曝け出すことでしょうね
私に対してそれを望んだからと言って
誰に咎められることがあるでしょうか
ふふふ。。。

この人を手に入れる為に
声を掛け 部屋に誘い
少しづつ距離を縮めてきたのです
そう この部屋は私の聖域
粗野な男も狡猾な女も立ち入れはしない


ああ そんなに声を上擦らせたりして。。。
さっきよりも更に緊張してしまっていますね
筋肉質な肢体は所在無さげに強張り
普段の半分も喋っていないのに喉は渇いていることでしょう
本当に 可愛い人です


さて。。。
そろそろ仕掛けましょうか


さあ 可愛い子兎ちゃん   (。。。と呼ぶには ちょっと厳ついけれど)
おとなしく私の手にかかりたまえよ
ふふ。。ふふふふふ。。。。。





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