2008/8/3  1:36

生き抜いてこそ幸せ3  分類なし

翌日車に乗せて、保護した場所の近くの獣医さんを尋ねた。
犬はとても長い距離を移動したりするから、保護した場所の
近くの獣医さんが、犬を知っている確率はそんなに高くは無いけど
ほかに当てもないし。
受付で事情を話し、見たこと無いか聞いてみると案の定看護婦さんの「知りません」
の一言・・・恐らく、彼女は迷子の犬を保護したという話は過去にも何度もあって
その中には、「お宅で預かって・・」みたいなことも言われたと思うんだ。
にべもないというか「うちではかかわりたくありません」と言う態度が
ミエミエ。で、「一応保護したけど体力も落ちてるみたいだし、そして
さかんに体を掻いているから見てもらえませんか?」といったら
「お宅が飼うんですか?」と聞かれた。

あー、獣医さんにしてこうかよ!あなたたちは動物を助けたり
治療することを生業として選んだんだろ?生業であるからには
サービスに対する対価を求めるのは当然だけど、でもさあ
目の前に汚れた迷った子犬がいてだよ、保護した人間が
診てくださいといってるんだよ。犬や猫は人間が助けてあげなきゃ
生きていけないんだよ。で助けてあげなきゃならない子がいるんだよ目の前に。

「まだ誰のものかわからない犬だから飼うとかそういう問題ではなくて
 治療が必要かもしれないので見てくださいといってるんだ。
 それとも、あなたはどこの犬だかわからない犬は診ないというのか?
 このまま保健所に連れて行けとでもいうのか?保健所では5日目には
 殺されることぐらい知ってるよ!でもその5日間でも快適に暮らさせて
 あげようと思ってるんだよ俺は!」
 
前の晩にネットで迷い犬とかのNPOのサイトを見ていたら
今の悲惨なペット事情が書かれていた。あまりにもひどい
人間の身勝手さの下で、間違いなくある一時かわいがられていた
ペットが、次から次へ保健所に収容され処分されていくおかしな
世の中。保護したわんこも今の状態なら間違いなく、5日目には
ガス室で殺される。
そんなことが、頭にあったから、つい相当威圧的に吼えてしまった。ガオー!

あまりの剣幕に、看護婦さん、女房そして当のわんこもビビッたみたいだ。
看護婦さんは、「院長に聞いてきます」といって奥に引っ込んだ。
待つこと5分くらいかな、院長が診断すると言うので、まずはほっとして
診療室へ。

診察台に乗せた瞬間にわんこが後ろ足でおなかを掻き出した
すると院長が「うわ!これは疥癬です。蚤とダニもいますね」と
言いながら1mくらい後ずさりした。
おいおい、あんた医者でしょう?
「疥癬は人に移ります。痒くありませんか?」ときかれたんで
「痒いよ、女房も痒いって。犬はもっと痒そうだよ」といったら
じゃあ一応検査をして・・ぶつぶつ言いながら、わんこから落ちた
フケ見たいのをかき集め顕微鏡で見て、「あーやっぱり疥癬だ」
とかいいながら腕をぽりぽり掻き出した。
その後抗生物質の注射それとダニと蚤駆除のスプレーをかけた。
「疥癬はほかの犬にも移るから気をつけてください。駆除の薬を出しますから
 5日ごとに飲ませて」といいながらぽりぽり腕を掻いている
そのうち咳まで仕出した。もしやアレルギー?うーむここの獣医さん
は問題ありだなあと思いつつも治療を終えて一安心。

先住犬には気をつけなきゃいけないけど、保護している間に
なんとか治療してあげよう。そして期待はしていないけど
飼い主が現れること。だめだったら里親の会にだして
きちんとした新しい飼い主さんを見つけてあげたい。
まあ、当面は客人ならぬ客犬として面倒見てやっから
安心しなよ兄弟!

とここまで書いたけど。このわんこがなかなかのもんで
ここにアップするねたには尽きないワンころでした。
その話はいずれ・・・
今も裏の勝手口横(玄関前は女房の「客人の分際で玄関前なんて
一等地はダメ!」の一言で勝手口横が当面のスペースになったのだ)
でスピースピー寝ているのだ。


そうそうお披露目しなきゃ
こいつです↓
犬種:雑種(柴+洋犬+和犬と洋犬の犬・・)
年齢:1才以下(かかりつけの獣医さんいわく)
性格:未知

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