2008/10/5 23:37
自惚れ・嫉妬 日記
〜上の猫の「和鏡」にこだわり、また、下の猫がその紐をひくと和鏡はパタンと倒れる。そんな仕組みも考えられているのだろう?〜
順路を間違えて、元に戻って、あっ!ここだとそのコーナーの入り口に目的の彫刻らしきが目に留まった。そーだ、猫だ、自惚れ・嫉妬だ!これこれと思って観ていると「やー、昨日はどうも」と声をかけてくださったのは、作者の池田宗弘氏でした。私は、作品を見ている顔が自分の世界で(よそ行き顔?(笑)でなかったので)、ちょっと恥ずかしかった。そして、思いがけなく、驚いたけれどうれしかった。さっそうと歩いてきて、作品の会議をしていて今終わってたまたま通りかかったとのことでした。私は、順路を間違えて、たまたま居合わせたことに「セレンディピティ」を感じました。池田氏は作品についてお話をしてくださり、昨日、彼の講座でお会いしたばかりなのにとてもよく覚えてくださっていて、昨日に続くお話ができました。セレンディピティ・幸せな偶然を感じました。
「七つの罪(自惚れ・嫉妬)」というテーマの作品から、「感謝というものを大切にしなければいけない・・・」という彼のことばに、私も「つらいことが多いのは感謝を知らないからだといいますものね」というと、「そうだね、妻が亡くなったときつらかった・・・そのとき、お祈りしなさいっていわれました・・・ 感謝することが大切なんですね・・・」とお話されている様子に夫人をとても大切に思い、また彼がとても大切にされていたことでしょうと伺い知るようでした。
このあと、彼が大好きというワインが美味しく育つ風土、標高1.000m近く(いわゆる聖地?)長野に向かうとおっしゃっていました。
私は、新美術館の外観を観ながら後ろ向きにしばらく歩いた。周りの緑と青を感じ、そして、六本木の街の中に入っていった。
みやこ



