2008/7/24 1:05
試験問題 イギリス暮らし (全般)
出張で来た友人に持ってきたもらった週刊誌に、ある大学の先生のコラムがあった。
江戸時代に志賀島で発見された「漢倭奴国王」の金印にまつわる話だ。文中、「この金印を見つけたのは誰か」という問題がある大学の入試に出されたことを挙げ、重箱の隅とはこのことと嘆く(正解は志賀島のある農民「甚兵衛」とか)。
それで、自分ならこういう設問にする、として、この某ハカセは
「今、金印はどこにあるか」
とした。
アホかと思う。正解は「福岡市博物館」だそうだが、重箱の隅具合で言えば、目クソ鼻クソを笑うではないか。この金印の持つ歴史的な意味が全く問われていない。(記事の本題は、この金印の「偽造説」の紹介にあるので、本気でこんな設問を考えたとは思いたくないが)
これを、イギリスの大学風の設問にすれば、例えばこうだろうか。
「[倭国は漢から金印を授かり、中国の一部となった。] 論ぜよ(Discuss)。」
大学の試験では、「問題文一行、Discuss」というのが3,4題出され、これに回答を1題あたり5枚、6枚、多ければ10枚書いていく。
この設問でいえば、例えば、当時の東アジアの秩序、冊封体制について触れ、辺境の国の「王」と中華の「皇帝」の違いを論じ、金印をもらうことは、後ろ盾を得る程度のことではなく、当時の超大国の地図に組み込まれる、といった回答を組み立てていくことになるだろう。
誰が金印を見つけたとか、今どこに展示されているかとか、そういったことはトリビアであって、本質ではない。歴史で大切なのは「流れ」であって、これを追うことが思考力を養うことにつながる。
クイズ的な暗記物で教育を受けてきた私は、留学先で、当然ながらこのスタイルの設問には苦戦した。暗記物は論立ての際の部品にはなり、覚えることは必要ではあるが、それだけでは何も生み出さない。
回答する方も、そして、採点する方も、労力はいるが、考えることに近道はないのだろう。
江戸時代に志賀島で発見された「漢倭奴国王」の金印にまつわる話だ。文中、「この金印を見つけたのは誰か」という問題がある大学の入試に出されたことを挙げ、重箱の隅とはこのことと嘆く(正解は志賀島のある農民「甚兵衛」とか)。
それで、自分ならこういう設問にする、として、この某ハカセは
「今、金印はどこにあるか」
とした。
アホかと思う。正解は「福岡市博物館」だそうだが、重箱の隅具合で言えば、目クソ鼻クソを笑うではないか。この金印の持つ歴史的な意味が全く問われていない。(記事の本題は、この金印の「偽造説」の紹介にあるので、本気でこんな設問を考えたとは思いたくないが)
これを、イギリスの大学風の設問にすれば、例えばこうだろうか。
「[倭国は漢から金印を授かり、中国の一部となった。] 論ぜよ(Discuss)。」
大学の試験では、「問題文一行、Discuss」というのが3,4題出され、これに回答を1題あたり5枚、6枚、多ければ10枚書いていく。
この設問でいえば、例えば、当時の東アジアの秩序、冊封体制について触れ、辺境の国の「王」と中華の「皇帝」の違いを論じ、金印をもらうことは、後ろ盾を得る程度のことではなく、当時の超大国の地図に組み込まれる、といった回答を組み立てていくことになるだろう。
誰が金印を見つけたとか、今どこに展示されているかとか、そういったことはトリビアであって、本質ではない。歴史で大切なのは「流れ」であって、これを追うことが思考力を養うことにつながる。
クイズ的な暗記物で教育を受けてきた私は、留学先で、当然ながらこのスタイルの設問には苦戦した。暗記物は論立ての際の部品にはなり、覚えることは必要ではあるが、それだけでは何も生み出さない。
回答する方も、そして、採点する方も、労力はいるが、考えることに近道はないのだろう。
2008/7/26 1:39
投稿者:Tomo
一通り経験した今でこそこうした問題点は見てて来ますが、習っていたころはこういうことを考える間もなかったですね。
仕事に追われる今も、本当に考えているか疑問ですが。。。ただ「噴飯もの」を見抜く目は少しは身についたかな。
仕事に追われる今も、本当に考えているか疑問ですが。。。ただ「噴飯もの」を見抜く目は少しは身についたかな。
2008/7/24 13:02
投稿者:船長
なるほど、なるほど!
ここ数年英語教育を幼児からと言って小学校から英語教育をするらしいが
何の為の英語教育かという事が今一すっきりしない。
中学から教えても読み書き話す事が出来ないから小学校からと言ってるみたいだが、そもそも読み書き話す事を目的とした教育で無く、言ってる様に重箱の隅をつつき点数をつけやすい為の教育なのだから致し方なし。
数十年前に英検なるものを受けた!
見事に落ちた。
試験官曰く。
質問に対して考えて答える場合が多い、返答中に詰まってどもる所があるのでそれを改めてください。
言ってやった!
おいこら!質問に対して自分の考えをまとめず嘘八百並べた方が良いのか?イギリス人、アメリカ人にはどもりは居ないのか??
貴方達の様な試験官に試験される事じたいが不幸だわ!
二回目受験したらまた同じ試験官。
先に言ってやった!質問には十分考えて答えるから!
どもったり答えにつまったりしないイギリス人、アメリカ人が居たら紹介しろと。
何故か合格した。
本当はあんな馬鹿げた試験受けたくなかったのです。
勤めてた会社で海外駐在員資格試験なるものが有って英検2級以上取らねばならなかったの、一級を取ったら小難しい社内試験の点数が10点低くてよかったの。
もっと本人のやってきた知識、生き方、考え方をじっくりみれる様な試験に変えて行かないとこのままでは思考力、企画力等々全く無い人達ばかりになる。
テレビもいけないね!
つければ何処もドタバタばかり、中味何も無し!一億総はくち番組ばかり。
公共の電波を使って嘆かわしくなる!!
ラジオ時代は良かった!!
聞きながらその情景を想像する、考え方を思考する!
大体、試験で一つの同じ答えを求める事自体がおかしい。
顔の形が違うように答えもその人によって違うのは当たり前、ただその答えが理論整然と納得させる様な答えかどうかだけ。
数学、物理じゃあるまいし!!
もっと想像力豊かな子供をつくりましょう!!
化石の独り言でした。
支離滅裂わな!!
ここ数年英語教育を幼児からと言って小学校から英語教育をするらしいが
何の為の英語教育かという事が今一すっきりしない。
中学から教えても読み書き話す事が出来ないから小学校からと言ってるみたいだが、そもそも読み書き話す事を目的とした教育で無く、言ってる様に重箱の隅をつつき点数をつけやすい為の教育なのだから致し方なし。
数十年前に英検なるものを受けた!
見事に落ちた。
試験官曰く。
質問に対して考えて答える場合が多い、返答中に詰まってどもる所があるのでそれを改めてください。
言ってやった!
おいこら!質問に対して自分の考えをまとめず嘘八百並べた方が良いのか?イギリス人、アメリカ人にはどもりは居ないのか??
貴方達の様な試験官に試験される事じたいが不幸だわ!
二回目受験したらまた同じ試験官。
先に言ってやった!質問には十分考えて答えるから!
どもったり答えにつまったりしないイギリス人、アメリカ人が居たら紹介しろと。
何故か合格した。
本当はあんな馬鹿げた試験受けたくなかったのです。
勤めてた会社で海外駐在員資格試験なるものが有って英検2級以上取らねばならなかったの、一級を取ったら小難しい社内試験の点数が10点低くてよかったの。
もっと本人のやってきた知識、生き方、考え方をじっくりみれる様な試験に変えて行かないとこのままでは思考力、企画力等々全く無い人達ばかりになる。
テレビもいけないね!
つければ何処もドタバタばかり、中味何も無し!一億総はくち番組ばかり。
公共の電波を使って嘆かわしくなる!!
ラジオ時代は良かった!!
聞きながらその情景を想像する、考え方を思考する!
大体、試験で一つの同じ答えを求める事自体がおかしい。
顔の形が違うように答えもその人によって違うのは当たり前、ただその答えが理論整然と納得させる様な答えかどうかだけ。
数学、物理じゃあるまいし!!
もっと想像力豊かな子供をつくりましょう!!
化石の独り言でした。
支離滅裂わな!!
2008/7/24 8:24
投稿者:yajiuma
昔の早稲田の問題はこんなものばかりでしたね。
笑うに笑われず、こうした問題の解き方を解説する予備校講師が優れたた講師として評価されましたね。
どこかの商学部が、オランダの証券取引所の歴史を出題していた事があります。
これらを猛烈に批判したことがありましたが,『得点差をつけるに丁度良い』とほざく馬鹿教授もいて、大学入試問題を変えないとどうにもならない面があります。(苦笑)
東大の2次試験では、イギリス調の出題が少々ありますが、一般の高校の教員自身が論述力がないのが大問題ですね。
採点が大変であることが問題とされますが、実際は出題しても採点力がないのです。(苦笑)これでは、世界レベルの教育を達成するのは遠い道のりです。(嘆き)
笑うに笑われず、こうした問題の解き方を解説する予備校講師が優れたた講師として評価されましたね。
どこかの商学部が、オランダの証券取引所の歴史を出題していた事があります。
これらを猛烈に批判したことがありましたが,『得点差をつけるに丁度良い』とほざく馬鹿教授もいて、大学入試問題を変えないとどうにもならない面があります。(苦笑)
東大の2次試験では、イギリス調の出題が少々ありますが、一般の高校の教員自身が論述力がないのが大問題ですね。
採点が大変であることが問題とされますが、実際は出題しても採点力がないのです。(苦笑)これでは、世界レベルの教育を達成するのは遠い道のりです。(嘆き)
