2008/4/29  10:10

Banksy  文化・芸術

どうも最近、日経新聞から目を離せない。

・・・と言っても、我が家で新聞を取り始めたのは
ここ2、3ヶ月のこと(!)だったりする。
長年の間、
「ニュースはネットやTVで見れば十分。
新聞は紙ごみになり、資源の無駄につながる上
有料だから割に合わない(理論武装)」派の
夫じょにまと、
「いや、いいんだよ!なんか あの紙を
バサーっと広げるのがいいんだよ!
(直情型)」派の 私もりをとが
互いにムキになって一歩も譲らず、
激しくも無益な対立を続けていたからである。
まぁ結局、夫じょにまの母の鶴の一声
「新聞ぐらい 買ったら ええやんっ!!」
によって、
この争いには無事、終止符が打たれたわけでありますが
(嗚呼 おかあさん、ありがたう)

というわけで、日経新聞です。
未だ猛獣(娘アクセル)育成中の身としては
実はなかなか落ち着いて
新聞を広げる時間もないんだけど、
あれだけ新聞購読の必要性を主張した手前、
今更 引っ込みもつかない。
とりあえず食前食後の数分だとかに、
だーっと見出しだけ 斜め読みしていく。
すると時々、
デビカバ@White Snakeの新譜宣伝記事
(しかもやたら巨大)やら
高○屋が婦人アパレルのネット販売を始める
なんていう便利情報などなど、
もりを的ビッグニュースに出会えることもある。
あ、そうそう、時々新聞のオマケについてくる、
日経デザイン(だったかなぁ)とかいう
大判の冊子なんかも、
ビジュアル的に素晴らしくて
毎回捨てるのが惜しくなっちゃうしぃ・・・
って、
あれだけ新聞読みたいとか言ってた割には
随分と 本筋から離れたとこばっかり・・・orz

まぁでも継続は力なり(???)で、
先日 そのニュースの山から発掘したのは
今をときめくアート・テロリスト、
Banksyの記事である。
この人、ロンドンを中心に芸術活動を続ける
グラフィティ・アーティスト・・・という以外の
細かな素性が一切わからないらしいんだけど、
とにかくまぁ その活動内容が面白い。
夜中にこっそり他人の家の壁面だとか、
道路脇の塀だとかに
ステンシル(型抜き)を用いて
精緻な絵を描き残す・・・って
これが、ロンドン市街とかでおさまってるんなら
まだ可愛いんだけど
(いや法的には十分ひっかかるか)、
他にも NYやロンドンの有名美術館で勝手に
自分の作品を展示しちゃったり、
メキシコ・チアバス州の占拠地域や
パレスチナ辺りで 威嚇射撃を浴びながら
何点もの壁画を残してきた・・・
ってんだから 驚く。

肝心の絵の内容はと言うと、
スーパーマーケットの買い物袋を国旗のように掲揚する
3人の子供のポートレートや、
爆弾を抱きしめる女の子、
銃を掲げて周囲を警戒しつつ
ピースマークをペイントする兵士達、
いたいけな女児のボディチェックを
しようとしている警官などなど、
かなり意味深で政治的メッセージの強い作品群や、
数個の風船にぶら下がって飛んでいく女児のシルエット、
壁に穴を穿つ子供や、
その穴からビーチを望む子供たちなどの
ある種 熱望に満ちた ロマンティックな作品群、
そして、
裸の男がバスルームの窓からぶら下がっている絵
(窓からは、女性と、その女性の亭主とおぼしき人物が
外の様子を窺っている・・・笑)
のように、風刺画の真骨頂みたいな
ユーモラスな作品もある。
そうした多様な絵が、
その場所の持つ特性やストーリーに合わせて、
正に 適材適所といった風に、設置される。

これだけ 幅広い主題を扱いながら
どの作品を取っても Banksyでしかありえず、
絵としてのクォリティも総じて高いんだから
素晴らしい。
何より、本来だったら、
その辺の単なる落書き常習犯と変わらぬ
「悪質なイタズラ」の範疇に括られても仕方がない
制作方法であるにも関わらず、
Banksyの手にかかると あら不思議、
誰が見ても「うーん」と唸らされ、
納得させられちゃうんだから、痛快。
おまけに、
Banksyに落書きされたお店屋さんなんか
一夜にして観光名所に のし上がっちゃって、
ついでに店の売り上げまで上がっちゃって ウハウハ。
スラム地区が壁画のお陰で風紀向上に つながった
ケースもあり、副次的効果も絶大なんだとか。
大衆に寄り添いながらも 前衛的な手法を取るアート、
conceptualでありながら 目にも楽しいアート、
時代を反映しつつ ユーモアやロマンを包含するアート。
恐らくは鬱々として退屈だった 現代美術界が
(そして それに飽き飽きしていた鑑賞者達が)
待ち望んでいたスーパーヒーローこそ、
このBanksyだと言っていい。。。って言ったら、
言いすぎかなぁ?

というわけで、新聞の一記事を見たレベルで
一人の作家にfall in loveしちゃった
ハッピーなケースを一つ、紹介してみました。
目下のところ、
日経新聞の次にねだろうと画策しているのは
Banksyの画集辺りかと思われます。
じょにま君、今年の誕生日プレゼント
(結婚記念日かクリスマスでもいいや)は
是非それで!

クリックすると元のサイズで表示します

ちなみにこちらは、Blurの7th album
"Think Tank"のジャケ by Banksy。
他の有名企業・有名ミュージシャンからの
オファー(懇願)を軒並み蹴ったとあって、
貴重ですぞ。
でも、なんでBlurだけOKだったのかなぁ。
ファンなのかなぁ。



2008/5/2  9:49

投稿者:もりを

☆gigimama様
有難うございます(TT)大丈夫ですよ、うちの傍若無人ですら あんな気遣いが出来るようになるんだから(いや、単に母が怖いだけか?汗)、gigimamaさんとこの可愛い王子なら、もっとママさんを守ってくれるようになりますよ。ただでさえ、男の子ってママ大好き!になるというし。。
そうそう、オークションねー!凄い高値らしいですね、なんだっけ?数千万いってますよね、少なくとも。一応、本人の事務所なるものも最近出来たらしいんで(オフィシャルのHPもあります www.banksy.co.uk)、さすがに画集買えば彼の懐にいくばくかは入ると思いますが(多分・・・)。これまでに個展とかもやってるみたいだし、媒体は 他人の家の壁だけではないのかな(笑)

2008/5/2  0:36

投稿者:gigimama

遠足残念でしたね。。。アクセルちゃんの気遣いにおばちゃんは感動しました!うちの王子にそんな日が来るのか?
うちは夫婦そろって新聞いらない派なんですが・・・子供に振り回される生活をしてるとわずかな時間でも手にとれる新聞っていいかもと思い始めている今日この頃です。
Banksyは少し前にTVでみました。謎に満ちてるところが面白いですよね。Banksyの絵、Christie'sのオークションですごい高値らしいんですが、出品してるのは壁の持ち主などで描いた本人には一銭も入らないのが驚き。(だって無断で壁に落書きしてるわけですから・・)画集があるんですか?それは本人の懐にはいるのでしょうか??勝手に心配してます。

2008/4/30  22:30

投稿者:もりを

☆Yabe兄さん
いや、むしろ食いついてもらって嬉しいです(笑)<デビカバ
そうですか、やっぱり劣化気味ですか・・・日経では「全く衰えない!」みたいなことがガンガン書いてあったんですけど。まぁさすがにあの歌い方であの年齢ですから、しょうがないやね。。月刊いいじゃん!で取り上げられるのを期待してます(プレッシャー!?笑)
遠足前夜にしてアクセルが熱を出し凹み気味のもりをでした(と、更にトピと全然関係ないことを言ってみたりする)

2008/4/30  21:51

投稿者:Yabe@ヘビメタさん
http://630lb.blogspot.com

そうそう、WhiteSnake Never Ends!!なのだよ。
去年の復活ツアーDVDじゃ、DCの劣化度合いが激しすぎてorzだったんだけど、やっぱり発売日に買っちまった。
さすがにスタジオアルバムだけあって、LIVEほどの劣化は感じられずに、多少しわがれ声が目立つかね?って位だった。全盛期(80〜90年代ね)みたいな艶のある声って感じじゃなかったけど・・・。
って、そんなレビューは自分とこでヤレってね。
しかも、本題とは全然関係ない1行に食いついて長文コメ残してるし。

2008/4/29  21:02

投稿者:もりを

☆枝子さま
おお!ちょっと早いけど、結婚記念日おめでとうございます☆ボーネルンドの玩具、いいですねぇ〜。いいですねぇ〜と言いつつ、高すぎてウチには一つもないんですけど orz 私も欲しいです(笑)。Naruniaの朗読CDってナルニア物語ですか?実は読んだことなかったり。。CDで頼む辺りがマニアックですね(^^)いや、でも十分素敵なプレゼントだと思いますよ!私は過去に、誕生日プレゼントとして事務用ゴムマットを夫に頼んでドン引きされたことがありますから。。。

2008/4/29  17:05

投稿者:枝子

新聞。私も御意。
といいつつ、主人の仕事柄日経だろ〜っと思
いつつ、浅そう〜な毎日とか取っちゃうわた
しです〜。。。年末里帰り二ヶ月だけお願い
しちゃいました〜。それにしても、fall on n
ewspaper じゃなくて、fall in love ですね
。素敵〜。私もいつぞやの誕生日にはボーネ
ルンドのおもちゃ。それまたいつぞやはNar
uniaの朗読CDとか、おそらく普通の女性は
頼まないであろう品をお願いしちゃいました
♪実は来月早々結婚記念日♪

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