2008/6/11 12:20
Peter Doig 文化・芸術
アート系2連荘!
Giacomelliにフォーリン・ラブして以来、
何故だか最近、一緒になって
脳内映像ヘビロテ状態になっている、
Peter Doigです☆
Peter Doigは1959年生まれ、
スコットランド出身(育ちはカナダ)の画家さん。
この4月まで、英国テート・ブリテンにて
若干40代で大回顧展を開いちゃったぐらいですから、
最早 ココで紹介するのもおこがましい、
それはそれはエライ現代美術作家さんです。
私が そのPeter Doigの絵を見たのは、
確か10年ほど前の 美術手帖(雑誌)。
その頃は 一緒に載ってたLuc Tuymansの方に
完全に気を取られちゃって、
Peter Doigの絵は 綺麗にスルーしていたのですが、
この年になって、たまたま別の本
(Vitamin Pという現代美術画家列記本。便利よ☆)を
暇つぶしに めくっていたら、
突然 Doigの絵が目に留まり、
「これはまた トンデモナイ物を見逃していたかも」
と 気づくに至るのでありました。
人って成長するんですね。。。
■というわけで、発色がイマイチな物もありますが、
何枚か載せます

"White Canoe" 1990-1年頃の作品。
凝りに凝った画面が 見る者の視点を撹乱させる。

"Gasthof zur Muldentalsperre" 2001年の作品。
ドイツのダムの前に、不思議な出で立ちで佇む門番たち。
夜空に人物二人という構成と 幻想的なムードは
ルソーの「カーニバルの夜」を想起させる。
後ろのカラフルな塀も印象的。

"Blotter" 1993年の作品。
この作品で賞を取って有名になったんだそうだ。
雪景色の中、佇む少年。
一見 凍った氷上にいるのかなと思いきや、
足元のキラキラとした波紋が液状にも見えて
不思議。

"100years ago" 2001年の作品。
赤いカヌーに乗って こちらを見つめるヒッピー。
暗示的な画面は、忘れられない夢のよう。
写真だと ちょっとノッペリしちゃってるけど・・・
珍しく、どっかんどっかん 画像載っけちゃいました。
あまりに脳内ヘビロテ状態なので(笑)。
Peter Doigは一環して 風景画(人と自然)をテーマに
作品を作り続けているんだけども、
その手法は 伝統的な風景画家たちとは 随分と違う。
まず、風景を描くために 外へ出るということはせず、
その辺のスナップショット
(時には自分が撮った写真)などを
参考にしながら、描いていくのだそうだ。
その作品の中には、
スキー、スケート、カヌーなどといった
スポーツの要素も しばしば現れる。
これに、アール・デコの巨匠クリムトを彷彿とさせる、
あの 酸で洗ったかのような凝りに凝った画面
(つまり リアリスティックではなく、ある種
抽象にも近いような筆致表現)が加わって、
彼独特の”風景画”が完成する― ということらしい。
しかしまぁ これだけの要素を詰め込みながらも
ここまで 絵画としての静けさを
獲得しているんだから 物凄いコントロール力である。
ヘタすれば”デザイン”的になりかねないディテールも
Doigにかかれば あくまでリアルだ。
”イラスト”的なところへ 落込みかねない
ファンタジーの要素にも、うそ臭さがない。
その昔、民話が、超常的な要素を持ちつつ
その時代に必要とされるストーリーを語り伝えたことを
ふと 思い出させる、
そういう力がDoigの作品からは感じられるのだ。
多分、このキャンバスにある不思議な光景は
Doigの網膜に確かに この通りに、
映ったことがあるのだろう。
彼の網膜に映っては溶解し、
様々な色や煌きを放っては消える、美しい世界。
私たちは まだ、彼の見たものの ほんの一部分を
見せてもらっただけなのかもしれない。
それにしても、Giacomelliを見て
また なぜ、Peter Doigへと連想してったのかが
自分でもイマイチ分析しきれていません。
写真(Giacomelliは写真家、
Doigは写真から絵を起こす)や
ファンタジックな要素といった共通項以上の何かを、
この二人から感じられることは、確かなんだけど。。。
なんなんだろうなぁ〜(結論出ず)
ともかくPeter Doig。
テートでの展覧会に伴って
また新しい画集も出るらしいので
是非是非チェックですよ☆
#ま、また めざし。。←しつこい
Giacomelliにフォーリン・ラブして以来、
何故だか最近、一緒になって
脳内映像ヘビロテ状態になっている、
Peter Doigです☆
Peter Doigは1959年生まれ、
スコットランド出身(育ちはカナダ)の画家さん。
この4月まで、英国テート・ブリテンにて
若干40代で大回顧展を開いちゃったぐらいですから、
最早 ココで紹介するのもおこがましい、
それはそれはエライ現代美術作家さんです。
私が そのPeter Doigの絵を見たのは、
確か10年ほど前の 美術手帖(雑誌)。
その頃は 一緒に載ってたLuc Tuymansの方に
完全に気を取られちゃって、
Peter Doigの絵は 綺麗にスルーしていたのですが、
この年になって、たまたま別の本
(Vitamin Pという現代美術画家列記本。便利よ☆)を
暇つぶしに めくっていたら、
突然 Doigの絵が目に留まり、
「これはまた トンデモナイ物を見逃していたかも」
と 気づくに至るのでありました。
人って成長するんですね。。。
■というわけで、発色がイマイチな物もありますが、
何枚か載せます
"White Canoe" 1990-1年頃の作品。
凝りに凝った画面が 見る者の視点を撹乱させる。
"Gasthof zur Muldentalsperre" 2001年の作品。
ドイツのダムの前に、不思議な出で立ちで佇む門番たち。
夜空に人物二人という構成と 幻想的なムードは
ルソーの「カーニバルの夜」を想起させる。
後ろのカラフルな塀も印象的。
"Blotter" 1993年の作品。
この作品で賞を取って有名になったんだそうだ。
雪景色の中、佇む少年。
一見 凍った氷上にいるのかなと思いきや、
足元のキラキラとした波紋が液状にも見えて
不思議。
"100years ago" 2001年の作品。
赤いカヌーに乗って こちらを見つめるヒッピー。
暗示的な画面は、忘れられない夢のよう。
写真だと ちょっとノッペリしちゃってるけど・・・
珍しく、どっかんどっかん 画像載っけちゃいました。
あまりに脳内ヘビロテ状態なので(笑)。
Peter Doigは一環して 風景画(人と自然)をテーマに
作品を作り続けているんだけども、
その手法は 伝統的な風景画家たちとは 随分と違う。
まず、風景を描くために 外へ出るということはせず、
その辺のスナップショット
(時には自分が撮った写真)などを
参考にしながら、描いていくのだそうだ。
その作品の中には、
スキー、スケート、カヌーなどといった
スポーツの要素も しばしば現れる。
これに、アール・デコの巨匠クリムトを彷彿とさせる、
あの 酸で洗ったかのような凝りに凝った画面
(つまり リアリスティックではなく、ある種
抽象にも近いような筆致表現)が加わって、
彼独特の”風景画”が完成する― ということらしい。
しかしまぁ これだけの要素を詰め込みながらも
ここまで 絵画としての静けさを
獲得しているんだから 物凄いコントロール力である。
ヘタすれば”デザイン”的になりかねないディテールも
Doigにかかれば あくまでリアルだ。
”イラスト”的なところへ 落込みかねない
ファンタジーの要素にも、うそ臭さがない。
その昔、民話が、超常的な要素を持ちつつ
その時代に必要とされるストーリーを語り伝えたことを
ふと 思い出させる、
そういう力がDoigの作品からは感じられるのだ。
多分、このキャンバスにある不思議な光景は
Doigの網膜に確かに この通りに、
映ったことがあるのだろう。
彼の網膜に映っては溶解し、
様々な色や煌きを放っては消える、美しい世界。
私たちは まだ、彼の見たものの ほんの一部分を
見せてもらっただけなのかもしれない。
それにしても、Giacomelliを見て
また なぜ、Peter Doigへと連想してったのかが
自分でもイマイチ分析しきれていません。
写真(Giacomelliは写真家、
Doigは写真から絵を起こす)や
ファンタジックな要素といった共通項以上の何かを、
この二人から感じられることは、確かなんだけど。。。
なんなんだろうなぁ〜(結論出ず)
ともかくPeter Doig。
テートでの展覧会に伴って
また新しい画集も出るらしいので
是非是非チェックですよ☆
#ま、また めざし。。←しつこい
2008/6/20 17:18
投稿者:もりを
2008/6/20 16:03
投稿者:枝子
前は絵の話はちんぷんかんぷんだったのです
が、(って今もです)ところがだ!!なんと
読み始めると止められないし、尚かつ画集で
みたくなる症候群が起こること発覚。
もしかして、このブログ、バックの色とか文
字とかで心理的にハマるようにできてます?
!(笑)
が、(って今もです)ところがだ!!なんと
読み始めると止められないし、尚かつ画集で
みたくなる症候群が起こること発覚。
もしかして、このブログ、バックの色とか文
字とかで心理的にハマるようにできてます?
!(笑)









え!?サブリミナル!?(爆)
いやいや、全然そんな難しいワザは使ってないですよ(当たり前か)。いや多分、その道のプロが見たら「何 好き放題言ってやがる」って感じなんだと思うんですが(^^;私的なものですから、えへへ。。
私も昔は、現代美術ワカンナイよとか思ったこともあったんですよ〜。でも、そのうちワカンナイって何だ?と。音楽とか演劇とかなら好き嫌いを言えるのに、「ワカンナイ」って感想は変だよなぁ〜と思い、しぶとく見続けてるうちに段々好きなものが見つかってきたという。。。そういう感じなのです☆