2006/12/23  1:12

サンタクロースはいるのですか?…新聞社へ手紙を書いた少女No2  日記(今日思うこと)

サン新聞に「サンタクロースはいるのですか?」と、手紙を書いたヴァージニアは、1889年7月20日、NY警察の外科医・検察官であった医者のフィリップ・フランシス・オハンロンと教師をしているローラの間に一人っ子したと生まれた。8歳になった1897年9月の事、学校で今年のクリスマスに何のプレゼントをサンタクロースにお願いするのか、友達とお喋りしていたヴァージニアを男の子がからかった。「バカだなあ、サンタクロースなんていないよ。本当に子供なんだから。まだ、サンタクロースなんて信じているの?」その日、学校ではサンタクロースは「絶対にいる」派と「絶対にいない」派に分かれたという。ヴァージニアは帰宅して、父親に尋ねた。父のフィリップは「サン新聞の投稿欄に質問の手紙を書いてごらんと助言した。こうして、あの有名な「サンタクロースって本当にいるの?」というエピソードが生まれる事となったのである。
クリックすると元のサイズで表示します ヴァージニアの絵本。(偕成社)

その後、勤勉だったヴァージニアは、17歳になると女子大ノーマル・ カレッジ(後のハンター・カレッジ)に進学し、「近代言語」を専攻した。1910年ノーマルカレッジを卒業し学士号を取得すると、更に1年間コロンビア大学に通い修士号を取得、ヴァージニアの研究論文「シェークスピアの『ベローナの二人の紳士』にみられる演劇的手法のグリーンとの比較」は、今でもコロンビア大学の図書館に保管されている。やがてヴァージニアは、1911年に大学を卒業後、小学校の教師になった。その後、ダグラスという名の男性と結婚し女児を出産するが、ダグラスは突然失踪してしまう。しかし、敬虔なカトリックであった為、離婚、再婚をする事も無く生涯・ヴァージニアオハンロン・ダグラスと言う名前で通したという。

教師になって20年程経った頃、ヴァージニアはNYのフォーダム大学に通い始めた。昼は教師として働きながら、夜間に大学で教育学を学んだ彼女は「教育学博士号」を取得した。そして1947年、NYでもユダヤ系の人々が多い地域の公立小学校で校長をしていた時、ユダヤ教の保護者に理解を得て、学校でクリスマスパーティーを開いた。予めヴァージニア校長は、サンタクロースに手紙を書いていた。すると670人の全校生徒にクリスマスプレゼントが届いた。その時、ヴァージニア校長は一人一人の名前を言いながらプレゼントを渡したという。ヴァージニア校長は、何と全生徒の名前と顔を覚えていたのだった。
クリックすると元のサイズで表示しますボストン・コプレイのX'masツリー

1959年、47年間続けた教職を退いてからのヴァージニアは、NY郊外のノース・チャサムという田舎町で、娘夫婦と7人の孫に囲まれて暮らした。79歳で心臓発作で倒れた後は、町の養老院で2年間過ごした後、1971年5月13日、静かに81年の生涯を閉じた。彼女が亡くなった時、ニューヨークタイムスは1面トップの記事として『サンタの友達、ヴァージニア・オハンロン亡くなる』と、最も有名な社説を書かせた切っ掛けになった彼女のの追悼記事を掲載したという。しかし8才の少女だったヴァージニアに返事を書いたフランシス・P・チャーチ…当時この社説の筆者は発表されておらず、筆者がフランシスであると明らかになったのは彼の死後の事だった。生前、ヴァージニアとフランシスは出会う事もなかったが、

「Yes, Virginia, There is a Santa Claus」…
          「そうです、ヴァージニア。サンタクロースはいるのです」


…全米のみならず、世界中で語り継がれて来たこの言葉と逸話は、私達に目に見えないものの大切さを教え、夢と希望を与え続けてくれている。    -文中敬称略-

クリックすると元のサイズで表示します

◎追記
「手紙繋がり」というだけであるが、只今上映中の映画…「硫黄島からの手紙」の主人公として描かれた栗林忠道中将の孫…栗林中将が「たこちゃん」と書いていた進藤たか子さんの息子で、衆議院議員の新藤義孝氏も、自身のメールマガジンでこのヴァージニアちゃんの手紙の話を取上げ書いている。
http://www.shindo.gr.jp/magazine/article/0038-041227.htm




2006/12/26  22:57

投稿者:ほたる
☆aoiさんへ

aoiさん、このお話、aoiさんに読んで頂けて嬉しいです。

>ほたるさんこんばんは!
ギリギリでクリスマスに間に合いました!!C=(^◇^ ;

どうもありがとう。

>ううっ。いい話ですねー。

はい。温まりますよね〜。

>私はこのお話知らなかったです。No.1のほうの
「ヴァージニア、それは友達が間違っています。」
のあたりでもう涙出ましたから。(゚ーÅ)
こういうの弱いんですよ〜。

ご存知かもしれないなと思いつつ、もしご存知なかったらきっと、お気に召すと思いました。

>ほたるさんのお父さん、サンタクロースのフリしてくれたなんて優しいーー!!
しかも英語まで…!ふふふ。

日本語を話すと、正体が分ると思ったのでしょうね。
ただし、娘の突飛な行動には、随分と焦ったようです。
でも、私はずっと父だとは、思っていなくて。。誰かに依頼したのだと思っていました。

>私も結構大きくなるまでサンタさん信じてましたよ。
やっぱり友達にあれは親がやってるんだって言われて嫌な気分になったんですが。

確かに。。そういう事を冷めていう子って居ましたよね。

>でもプレゼントもらえたっていうのはいい思い出として一生残りますよね。

はい。自分が幸せだったと実感出来ますよね。

>プレゼントが枕元にあった時の気持ちなんて昨日のことのようによみがえりませんか?

そうそう、思い出します。このサンタ事件?以外は夜中に来て枕元に…でした。
私なんて、はやーーく眠って待ち構えていたから、夜中に何度も目を覚まして、
置くタイミングを見ていた親を、困らせた事もあったそうです。やんちゃでしたね。

>プレゼントの中身よりもこの記憶こそが
サンタさんになってくれた人からの何よりのプレゼントなんですよね♪

そうなんですよね。心を贈るというか、その気持ちを覚えている事が大事ですね。
例えば、親さんを失くした子供でも、自分が誰かに覚えてもらっているということ、
そんな小さな支えで生きていけると、施設の友達も言っていました。

aoiさん、素敵なコメントをありがとう。
こうして小さい時の事を思い出して、親に感謝できるのも幸せですよね。

2006/12/25  23:17

投稿者:aoi
http://bostonredsox.blog56.fc2.com/

ほたるさんこんばんは!
ギリギリでクリスマスに間に合いました!!C=(^◇^ ;

ううっ。いい話ですねー。
私はこのお話知らなかったです。No.1のほうの
「ヴァージニア、それは友達が間違っています。」
のあたりでもう涙出ましたから。(゚ーÅ)
こういうの弱いんですよ〜。

ほたるさんのお父さん、サンタクロースのフリしてくれたなんて優しいーー!!
しかも英語まで…!ふふふ。
私も結構大きくなるまでサンタさん信じてましたよ。
やっぱり友達にあれは親がやってるんだって言われて嫌な気分になったんですが。

でもプレゼントもらえたっていうのはいい思い出として一生残りますよね。
プレゼントが枕元にあった時の気持ちなんて昨日のことのようによみがえりませんか?
プレゼントの中身よりもこの記憶こそが
サンタさんになってくれた人からの何よりのプレゼントなんですよね♪

2006/12/24  17:57

投稿者:ほたる
☆ピュアラ姫様へ

姫様、メリークリスマス!そしてお仕事、1年間お疲れ様でした。。

>我が家の悪魔君。実は小学校6年生までサンタさんを信じていました(内緒だけど ぷぷ)

まぁっ。それはそれは。。真っ直ぐな少年だったのですね〜。

>純真だったあの頃、かむばーーーーーっくっ!!

あはは。
でもきっと、今も口には出されないだけで、その心はきっと奥深くに持って居られますよ。(生意気言って失礼します)

>その時の毎年のエピソード書いたら 心温まるものがいっぱいあるかも(ふふ)

えーーっ!?是非、書いて下さいな。楽しみ♪にしていますよ。

>「わ〜いヽ(^。^)ノ サンタさんからのお手紙だ〜。んっ?でも字が汚いね(ー_ー)!!」へっ?うーむ、ダーリンサンタは 字が・・・(以下自粛)

まぁ。。悪魔君もお父様の筆跡に気付かれなかったのね〜。
他人の気がしなくなりました。また色々なエピソード、、、期待しています。
(ピュアラさんの周りでは、毎日、楽しい事がおきていそうですけど。。)

2006/12/24  17:49

投稿者:ほたる
☆コロコロさんへ

コロコロさん、メリークリスマス!今年のボストンはホワイトクリスマスですか?

>ほたるさん、こんにちわ。
アメリカもクリスマス休暇のシーズンに突入しました。

コロコロさんは、クリスマスもお仕事…なのかなぁ。少しはゆっくり出来るといいけど。。

>このクリスマスの話は、私の大好きな話。

私にも、コロコロさんが、話してくれましたよね。

>子供のこうした疑問にどう答えるか、誰もが遭遇するような
大人としては難しい場面ですよね。

そうですね。赤ちゃんが何処から来るの?とか、突然聞かれると困っちゃいますよね。

>昔、何かの折に、この記事を読ん
で、暖かな気持ちになったことを覚えています。

アメリカらしいというか、広大な国土を思わせるような、広い大人の心を感じます。

>サンタの友達として、この質問した子供が大事に取り扱われた、とい
うのは、何となくわかるのですが、『返事を書いた筆者がフランシス
であると明らかになったのは彼の死後の事だった』のは、知らなかっ
たです。

そうなんのですよね。バージニアちゃんは有名になりましたが、記者の方は、
サン新聞の一記者で通したのですよね。偉いなぁと思いました。

>。名乗らない方が確かに、大人の代表というイメージで印象が
いいのですが、昔のアメリカの新聞記者さん、あるいは当時の編集部
に、こういう奥ゆかしさがあった、というのは、また新鮮です。

アメリカ人というと「自分が、自分が」というイメージですが、奥ゆかしいですよね。
確かNYタイムズにもいらして、南北戦争にも戦争特派員として従軍した方でした。
アメリカ大統領、ユリシーズ・S・グラントの伝記も書き残しているようですが、
社説が世界中で有名になっても、自分で名乗りを上げなかったなんてすごい事です。
でも、そういう記者さんだからこそ、温かい名文が書けたのでしょうね。



2006/12/23  23:00

投稿者:ピュアラ
http://plaza.rakuten.co.jp/traviata/

我が家の悪魔君。実は小学校6年生までサンタさんを信じていました(内緒だけど ぷぷ)
純真だったあの頃、かむばーーーーーっくっ!!
その時の毎年のエピソード書いたら 心温まるものがいっぱいあるかも(ふふ)

「わ〜いヽ(^。^)ノ サンタさんからのお手紙だ〜。んっ?でも字が汚いね(ー_ー)!!」
へっ?うーむ、ダーリンサンタは 字が・・・(以下自粛)

2006/12/23  22:53

投稿者:コロコロ

ほたるさん、こんにちわ。
アメリカもクリスマス休暇のシーズンに突入しました。

このクリスマスの話は、私の大好きな話。
子供のこうした疑問にどう答えるか、誰もが遭遇するような
大人としては難しい場面ですよね。昔、何かの折に、この記事を読ん
で、暖かな気持ちになったことを覚えています。

サンタの友達として、この質問した子供が大事に取り扱われた、とい
うのは、何となくわかるのですが、『返事を書いた筆者がフランシス
であると明らかになったのは彼の死後の事だった』のは、知らなかっ
たです。名乗らない方が確かに、大人の代表というイメージで印象が
いいのですが、昔のアメリカの新聞記者さん、あるいは当時の編集部
に、こういう奥ゆかしさがあった、というのは、また新鮮です。

誰が書いたのだろう、って、評判になった中、黙っていた記者さん、
どういう方だったのでしょうね。ほたるさん、とっても忙しい中、
暖かい記事をありがとうございます。

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