2008/7/19 14:20
性神信仰と道祖神 日本文化史
道祖神信仰は中国の古代社会より(現代の路神)見られる様です。それは「礼記」とか「詩経」にも見られるのです。日本にも道祖神信仰が有って、普通この目的は、悪霊が村に入ってこない為だとか、旅人の安全を祈る為だとか言われるのですが、道祖神信仰が何故「性神」と結び付くのかは、いまいち明瞭を欠くのです。
いま万葉集の「旅」に関する歌を見れば、旅する者は、その土地に入った時には、その土地を褒め称える等が見える様です。これはその土地を褒める事によって土地神に喜んで貰い、その土地を無事に通過させて貰う事を目的にしたもので有ろう。これ等は性神信仰とは直接関係が無い様です。しからば道祖神信仰と性神信仰とは、何故結び付いたのだろうか。
道祖神は村境に有る場合が多いのですが、古代社会に於いての村境は、物と物との交換場所(市場)でも有って、更には男女交歓の場とかでも有った様です。(これは村境の峠での歌垣等が参考になろう)これが転じて縁結びの神とか、子授けの神とか、子育ての神とかに変化して行ったのです。考えて見れば、理由はすこぶる簡単な事では有ったのです。
さてこの道祖神信仰は「サエ」の神とも呼んで、これは「斉」、「賽」、「幸」、「塞」等を当てていますが、これは「サエギル」の意味で、悪霊を遮ると言う意味をとったのです。
注
万葉集(61)「舎人娘子の従駕(オホミトモ)にして作れる歌」等は、その土地を最大に褒め称える歌(サヤケシ)だと思われるのです。
いま万葉集の「旅」に関する歌を見れば、旅する者は、その土地に入った時には、その土地を褒め称える等が見える様です。これはその土地を褒める事によって土地神に喜んで貰い、その土地を無事に通過させて貰う事を目的にしたもので有ろう。これ等は性神信仰とは直接関係が無い様です。しからば道祖神信仰と性神信仰とは、何故結び付いたのだろうか。
道祖神は村境に有る場合が多いのですが、古代社会に於いての村境は、物と物との交換場所(市場)でも有って、更には男女交歓の場とかでも有った様です。(これは村境の峠での歌垣等が参考になろう)これが転じて縁結びの神とか、子授けの神とか、子育ての神とかに変化して行ったのです。考えて見れば、理由はすこぶる簡単な事では有ったのです。
さてこの道祖神信仰は「サエ」の神とも呼んで、これは「斉」、「賽」、「幸」、「塞」等を当てていますが、これは「サエギル」の意味で、悪霊を遮ると言う意味をとったのです。
注
万葉集(61)「舎人娘子の従駕(オホミトモ)にして作れる歌」等は、その土地を最大に褒め称える歌(サヤケシ)だと思われるのです。





