2008/7/24  14:41

突然のお別れ  音楽&仕事

 このところずっと肩を痛めて休んでいたヴァイオリンの同僚のLさんが、
引退することになりました。
彼女はこの数年、肩の故障に苦しんでいて、つい先日、手術しましたが、
この先オーケストラで演奏を続けるのは無理と判断して、オーケストラ人生に
幕を閉じました。
あまりに突然のニュースに驚いて、皆、ショックを隠し切れず、涙を流しました。
彼女はまだ40代半ば。
引退するには早いと思いますが、ヴァイオリンを4〜5歳から弾き始め、それ以来
今までずっと、体を酷使してきたわけです。
オーケストラで働いていて、体に全く問題を抱えてない人は、めったにいません。
ヴァイオリングループには他にも、肩を壊して数ヶ月休んでる人もいますし、
頚椎がずれて、片手が麻痺して休んでいる人もいます。
本当に誰にでも起こり得る問題なのです。
だから、私たちにとっては全く人事とは思えず、胸が痛みます。
前向きな彼女は、『残念だけど、22年もオーケストラで弾いたし、満足よ』と
涙を抑えながら明るく振舞っていました。
Lさん、22年間お疲れ様でした。


 悲しいニュースがあれば、嬉しいニュースもあります。
我がオーケストラのシェフの契約が延長され、それに伴い、市からプレゼントとして、
オーケストラに新たにセカンドヴァイオリンとチェロに、来シーズンからそれぞれ
一つずつ席を増やしてくれることになりました。
二人、新しく団員を増やすと言うことは、そんなに簡単な話じゃなりません。
多くのオーケストラが経済難で潰れかけているこの今のご時勢に、ハイデルベルグ市は
太っ腹です。

 そして、今日、来シーズンの研修生のオーディションがあり、上手な日本人女性が
合格しました。
ブラヴォー!!日本人女性!!
日本人女性がこうして頑張ってる姿を見るのは嬉しいことです。






2008/7/25  16:17

投稿者:りー

腰曲が爺さん
私たち音楽家は、職場に行って労働する時間は、他の職業よりも短いかもしれませんが、その短い時間でも体にものすごい負担をかけてますし、
家に帰っても、仕事が休みの日でも練習はしてるので、時には体を労わってあげないと、壊れてしまいますよね。
私は9月1日から2週間、ヴァイオリンは弾かずに遊び暮らすことにしています。

2008/7/25  10:00

投稿者:腰曲が爺

華やかなステージの裏側。
音楽家は肉体労働者であるとは聞いていましたが、本当に大変ですね。
40代半ばでの引退はスポーツ選手でなければ考えられないと思っていました。
サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだとはよくいったものです。

経営にとって定員を増やすというのは大変なことです。
ハイデルベルグ響は幸福ですね。
リーさんも淳三郎さんもお体お大切に。

2008/7/25  1:59

投稿者:りー

淳三郎さん
今私も肩と首を痛めていてるので、彼女の引退は本当に我が身のように感じてしまいます。
でも、もし自分がそうなったら、どうにもならないことだし、スパッと潔く辞めて、新しい仕事なり、新しい勉強なりしていくしかないですよね。

やはりチェコのオケも厳しいんですね〜。
ハイデルベルグのオケでも、ヴァイオリングループが2年半も空いたままになっていた時期があります。
そして、そのままもみ消されるんじゃないかと心配しましたが、その席は埋まり、そして今度からまた新たに1席増えるなんて、すごい嬉しいです。

2008/7/25  0:56

投稿者:淳三郎

それは悲しいですね。
40代なんてまだまだ働き盛りじゃないですか。
そこで突然お別れなんて・・・・。
自分がもしそうなったら?
考えられないです。
でも、そうなったら案外思い切って、違う分野で楽しいことを探すかもしれません。
彼女が何かを見つけて、幸せでいられるといいですね。


そうですよね!オーケストラで演奏家を一人増やすのって、すごく大変ですよね。
プラハ響も今回私にオファーをするまで、実は2年ほど打楽器奏者が一人欠けている状態が続いていました。
んで!!!
なんと。
その席をこっそり第二ヴァイオリンに回して使っていたということが判明。
たしかに第二ヴァイオリンはローテーションがきつく、「人を増やしてくださいよ!!!」と言っていると聞きました。
でもだからって、こっそり使っちゃうって言うのってどうでしょう。
なんだかチェコっぽいなぁ・・・・。


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