2008/11/4  22:50

ありがとう  

 もしかして、今「ありがとう」って言った?
 聞き間違いじゃないよね。なんて、これは皮肉じゃないよ。
 本当にビックリしたんだ。
 そして、本当に嬉しかったんだ。

 あまりに素直になりすぎて、俺、自分でもちょっと笑っちゃう
 
 うん、そうだね、笑っちゃうね

 でも、「ありがとう」に「ありがとう」を。

2008/10/18  23:43

波のよう  

 追いかけられると逃げたくなってしまうのに
 つれなくされると近寄ってくる。

 つれなくするつもりはないけれど、そんなスタンスが
 無理なく取れるようになった今、わたしは限りなく
 素の自分に近くなった。

 歩み寄ってくるあなた、過去の自分を少し冷静に見ることが
 できるようになってきた。
 約束にもならない、そんな言葉をたくさんわたしに投げかけてたって、
 そう気が付く日が来るかもしれない。

2008/8/26  0:11

理解しないままで  

 「君の事、少しずつ分かりかけていたけど
  やっぱりちよっと変わっているよな。
  分かってたつもりだったけど、やっぱ理解できない。」

 分かりかけてた・・・ってとこで、ちょっと喜び、
 やっぱ理解できない・・・ってとこで、ガッカリし、
 結果的には、分かってもらえないってことか・・・と
 諦めた瞬間に、こう言った。

 「ま、だから面白いんだよな。飽きなくていい。」

 

2008/8/26  0:07

いっそのこと  

 何も言わなきゃよかったんだ。
 そしたら、相手の返事も聞かなくて済む。
 そんな風にしていたら、変化も成長もないって?
 そうかな?ホントにそうかな?
 確かに変化はないけど、言い合いしたって成長などしない。
 
 不毛なやり取りが続くだけ。
 そんなことならいっそ、何も言わなきゃよかったんだ。

 

2008/8/9  21:11

自転車  

 初めての、ぎこちないペダル。
 ぐらぐらおぼつかない。ふらふら揺れている。
 不安で、怖くて、転ぶと痛くて、練習がつらい。
 うしろをガッチリ掴んでくれる力強い味方。
 「ちゃんと、掴んでいるよ。安心してこげ!!」って
 そう言ってくれている間は、乗れる気になって
 前を前を目指していられた。

 今、うしろを振り向くのが怖い。
 「安心していいから!」そう言う笑顔が、いないから。
 いないかも、しれないから。
 それを確かめたくないから。

 
 

2008/6/27  22:21

明日の楽しみ  

 何も怖いものがなかった時には、
 見向きもしてくれなかったのに、生きていくうちに
 怖いものが出来てきたら、急に優しくなった。

 まだまだ先のことなのに
 「来年は、一緒にどこかに行こうな」なんて言う。
 それがまたしても、守られない約束なんだとしても
 昔のように傷ついたりはしない。
 「そうだね、いいね。」なんて笑いながら答えてる。

 二度目の電話で「来年、どこ行くよ?」なんて聞く。
 それが、いまの彼の密かな目標。
 楽しいことなど見つからなくて、一人で悩み、明日も見えない。
 これが過ぎたなら、きっと一緒に遊びに行こう。

 言葉にするだけで、ちょっとは気が晴れるなら
 どんな空想にも付き合ってあげる。
 「海の近くが良いんじゃない?」「林を散歩するのがいいかもね。」
 
 わたしは、いつもあなたを見てる。
 24時間想うことはないけれど、それでもいつでも味方です。
 

2008/6/23  23:55

天秤  

 「お前、なんか変わったよな」
 いつの時点と比べて変わったと思うのか分からない。
 ただ、「前よりよく笑ってしゃべるようになった」って言う。
 
 よく笑って、たわいもなく話せるようになるのに
 一体どれほどの時間を要したことか、あなたは知らない。
 だけど、それでいい。それを望んでいたのだ。

 誰かをすごく好きになってしまうと、
 いらないとこまで裏を読み、嫌われないようにと
 余計なことを考えすぎ、捨てられたくないとすがり、
 泣くことも笑うことも自由に出来なくなり、
 自分が自分でなくなってゆく。

 誰だ?人を好きになるのは素晴らしいとかいうやつは!
 嬉しいことなんか、ほんの指先くらい。
 辛いことが多すぎる。
 苦しくて、切なくて、やりきれないことが多すぎる。

 今のこのときが、一番甘い部分で、それをかじってしまったら
 後は、苦くて酸っぱくて辛い部分が待っている。
 
 そんな風に考えるわたしは、根本的にネガティブ。
 でも、ネアカなネガティブでいたいと思う。 

2008/6/23  10:05

脱ぎすてた靴  

 時々フラッシュバックして、懐かしさと切なさを
 思い起こさせる。

 ワンルームの小さなドアの前の玄関に、
 山登りも出来ちゃいそうな頑丈な、
 かかとが少し磨り減った大きな靴が、
 脱ぎすてられていた。

 その靴を、何気なく見つめる自分。
 となりに座っている、この場所にいる証言者だね、君は。
 明日には彼はキミを履いて、わたしを駅まで送るだろう。

 
 

2008/6/16  23:46

自己責任  

 「あのさ、タバコの量減らしたほうがいいよ」
 そういっても、平気平気といって聞かない。
 それで病気になったって、わたしのせいじゃないからね。

 「スピード出しすぎだよ、そんな運転やめなよ」
 毎回注意してるのに、全然やめない。
 それで事故起こしたって、わたしは知らない。

 「暗いところでゲームなんてしない方がいいってば」
 忠告したって聞きゃしない。
 
 「ちゃんと、歯を磨きなって」
 お前は幼稚園児か!
 
 知らないんだから、ホントに。
 心配なんてしてやらない。
 医者にかかったって、警察に捕まったって
 わたしはどうもしてやれないんだから。

 だから、早く改心して。
 

2008/6/11  23:10

眠いから  

 疲れて帰って寝る前に「おやすみ」って声を聞く。
 いつもなら、「もう寝るのか」「こっちはまだ働いてるのに」
 「あー、ひでぇ」なんて、散々わざとつっかかって言う、
 そんなキャラクターの男。

 しかし、ホントに眠くてたまらない時は、素直に「おやすみ」って
 言う。普通の声で。
 新鮮だ。



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