2008/6/27  19:03

日銀の金利引き上げへの転換が世界の資源バブルを鎮圧する。  分類なし

以下、日本銀行が「超」の付く金融緩和を解除して、金利引き上げに転じたら、現在進行形の世界の資源バブルが沈静化して、日本経済が復活して、世界の平和にも貢献するシナリオを提示する。

今日、いつもなら中ヒールの靴しか履かないのに、晴れていたので8センチヒールの白い靴をはいて出かけてしまった。(単純に 白い靴は8センチヒールしか持っていなかったのが理由だ。)

日比谷線の駅を利用すると便利だったので、長い距離を8センチヒールで歩くのがつい嫌になって、最寄りの日比谷線の駅までタクシーを利用した。
気さくな運転手さんだったので話が弾んだ。
「景気悪いですね。特に4月あたりから利用客がぐぐっと減ってタクシーも景気悪いですよ」との話を聞いた。

建設基準法の改悪や上限金利法の改悪で、日本の中小零細企業の景気は去年後半から軒並み対前年度比20%ポイントの景況悪化を示し続けてきていたけど、今年の春あたりから、不況感が中小企業のみならず、大企業まで押し寄せている。
内閣府が発表した全産業の景況判断指数も、大企業では今年4月から6月期は、対前年度比で15.2%の悪化となった。中小企業に至っては、対前年度比40ポイント以上の悪化である。
コンプライアンス不況に追い打ちをかけるように、世界的な資源・コモディティー価格の急騰が、日本国内の景況感の悪化に明らかに拍車をかけている。

身近な例ではガソリンも卵も食パンもみな、急速に値上がっている。
ティッシュペーパーの値上がりは、もう慣れ過ぎてしまって、2年前はどれくらいの値段だったのか忘れてしまっている。

以前、このブログでも幾度も記したが、21世紀のスタグフレーション(不況なのに物価が上がること)は、二度に及ぶ石油危機が引き金となった1970年代のスタグフレーションとは、明らかに違うスタグフレーションだ。
21世紀の新型スタグフレーションは、賃金の上昇が望めない中での物価高なのである。とくに、資源コモディティー価格の高騰がダイレクトに響く原材料や、原材料高がダイレクトに響きやすい付加価値の低い最終商品(卵や食パンや紙やガソリン)が高騰する。
東京電力では来年あたりに値上げを検討しているらしい。
1970年代は、まだまだ労働組合も強かったから、賃金も値上がりした。
21世紀は、グローバル企業が先進国から新興国へ環境汚染を輸出しながら、新興国から先進国へ失業を輸出している。

しかも、21世紀の新型スタグフレーションを造り出している主役は、資源国家だけではない。
70年代のスタグフレーションは、中東を中心にしたOPECが生産調整(減産)を実施して、先進各国の経済に大きな打撃を与えた。70年代のスタグフレーションの主犯格はOPECだった。
21世紀の新型スタグフレーションでは、非OPECをはじめとするアンチ欧米文明国家群の生産調整(減産)ももちろん響いているが、21世紀の新型スタグフレーションの主犯格はどちらかというと、新興の資源国家というよりも、世界の過剰流動性160兆ドルそのものだ。

この世界の過剰流動性を「マグマ」に喩える人に会って、うまい表現をする人だなぁ〜〜〜と感心してしまった。

世界の過剰流動性問題はマグマに喩えられる。

増えすぎたマグマは、必ず地表のどこかを目がげて火山のような形で吹き上げてしまう。その火山は、ある時は、1997年前後の東南アジアであったり(これはアジア通貨危機の元凶になった)、21世紀初頭のITであったり、その後は世界各地での不動産・住宅価格であったり、さまざまな新興国の株式市場であったりして、今は資源エネルギーや穀物などのコモディティーで、マグマが吹き上げている。

マグマは次々と形を変えてはバブルを形成させて、弾けてはまたバブルを形成している。

今年に入ってから、このマグマは、とうとう、資源エネルギーや穀物などのコモディティーへと本格的に飛び火してしまったのだ。

資源エネルギーやコモディティーが暴騰するようになった世の中は、ろくな時代にはならない。

先進各国の所得の低い人々の生活に大打撃を与える。さらには新興国や発展途上国では多くの人々の暮らしを困窮へと陥れてる。さらにさらに最貧国の多くの人々を飢えさせる。
すると、世界の国々は、「保護主義」という間違った政策を選びがちになる。

この「保護主義」的政策こそが、ただでさえ価格の上がっている資源エネルギーやコモディティーの価格をさらに引き上げる。そして、この各国の「保護主義的な政策」がエスカレートすると、最後は「局地戦争」「紛争」などの火種になることは、歴史が証明している。
ちょっとしたテロや暗殺事件が引き金になって大きな局地紛争が起きたりするのは歴史が証明している。生活が苦しくなった人々が、なぜかいつの世も、この紛争や局地戦争に熱狂的な声援を送ることも歴史が証明している。

再び、歴史は繰り返されるのであろうか?

世界の過剰流動性が、とうとうオイルをはじめとする資源エネルギーや食糧をはじめとするコモディティーに向かってしまった以上は、今後はどうやって、この過剰流動性を「人的被害を最小限度にとどめて、上手にコントロールするか?」、「このマグマの抜け道を上手に安全に作ってやるか?」が最重要課題になる。

幾度も繰り返すが、世界の過剰流動性160兆円といえども、本物のマグマでは決してない。この過剰流動性は、決してひるまずに勇気を持って前向きに立ち向かえば、「懐の深い」部分をも持ち合わせている、制御可能な部分もある「マグマ」なのである。
グローバルな巨大な過剰流動性が「アバウトかつ懐の深い」部分をも持ち合わせていることについては、この6月18日の私のブログ記事グローバリゼーション時代のマネーの懐の深さ。 を是非とも熟読されたし。
 
「世界の過剰流動性を、人的被害を最小限度にとどめて、いかに上手にコントロールすか?」、「世界の過剰流動性の抜け道をいかに上手に安全に作ってやるか?」で、実は、世界の一番のキーパーソンがこの日本なのだ。

日銀が金利引き締めへと動くだけでよいのだ。
「超」の付く金融緩和を日本銀行が解いて、金融引き締めへと勇気を持って方向転換すれば良いのだ。

金利が上がり始めたら、世界の過剰流動性は日本市場へ必ず再び戻ってくる。
そこそこの金利国であれば、その国へ過剰流動性が流れ込むことは、いまや世界のセオリーだからだ。
日本が強い意志で「金利を引き上げる」「金利を継続的にノーマルな状態まで上昇させるメッセージ」を世界全体に示せば、日本円も強くなる。
円高政策が継続されると世界が判断したら、過剰流動性は日本の株式市場にも債券市場にも継続して流れ込むようになる。
日本国内の金利が上昇して円高に転ずれば、日本国内の個人は、たとえ給与・賃金が上がらなくても、金利収入は増えるし、円高による物価安で可処分所得も増える。
日本株式市場も日本債券市場も再び活性化する。
世界の過剰流動性による資源・コモディティー価格急騰の鎮静への「トリガー(引き金)」を引ける状況に立っているのは、いまや世界では日本経済だけである。
日本経済は痩せても枯れても世界第二位のGDP大国であり、痩せても枯れても、私有財産を認めている資本主義国家である。
日本が金融を引き締めに転じたら、世界の過剰流動性の向う矛先の一部が枝分かれして、日本にも向かってくるのである。
資源・コモディティー価格が値下がり始めるのである。

今の日本は、かように、世界の資源高に伴うスタグフレーション解消に「最も深く強く」貢献できる立場にある。
まわりまわって、最貧国の飢えている多くの人々をも救うことができる。
最貧国の現地へ行って食糧を無償で供与するだけが、世界への平和貢献ではない。
勇気を持って日本国内の「超」の付く金融緩和を解いて、金融引き締めへと転じたら、日本経済も繁栄して、世界平和にも貢献できるのである。
なにもかも良いことずくめなのである。


今の日銀には、町村官房長官を筆頭とする財務省内の「財政タカ派」やの圧力に屈することなく、金融引き締めへの強い意志を保有する勇気はないのだろうか?
こういった金融緩和への「勇気と強い意志」を今の日本銀行と産業界が共有できないことは、世界に対しても「大変な日本の恥」である。私は嘆くばかりである。
国内での内部抗争ばかりに明け暮れてきた日本の自称エリートの男性たちは、猿山の猿の如く、みな馬鹿になってしまったのであろうか・・・・???

【追記】一番明けて、読みやすいように、一部文章を加筆訂正しました。

【追記2】日本国内のじゃぶじゃぶの超低金利のマネーが、欧米のヘッジファンドなどの資源コモディティーへの投機資金の源泉になっている。このことについては、コメント欄なども参照されたし。
こういった円キャリードレード(ヘッジファンドなどの投機資金が、じゃぶじゃぶの低金利の円を使ってトレードをしていること)については、去年の夏に私のこのブログでも記していますので、興味のある方は、このブログ内の検索コーナーを使うなどして、是非ともそちらを参照されたし。


【追記3】にわか読者の方が時折勘違いされますが、金利の引き上げといっても、長期金利が3%前後になる程度に向けてのちょっとずつの引き上げで十分なのである。
そのための政策金利の変更である。
言い換えたら、今の日銀がインフレターゲット理論を応用して、インフレターゲットもどきの政策に切り替えることを私は提言しているのである。
ときどき、金利を上げると企業の国内の設備投資が鈍るなどという反論があるが、そういった方は、設備投資の内訳をみていない。今の日本企業では、大型の設備投資はほとんど海外で起きている。国内の設備投資は、内需関連のサービス業が中心になり始めており、日本国内では一件当たりの設備投資額は減少傾向にある。内需関連のサービス産業や中小零細企業が復活するためには、国内の個人の可処分所得を増やすことが一番重要なカギを握っている。
21世紀では、「超」の付く日本国内の低金利政策は弊害ばかりが目立ってきている。その超低金利は効用はいまや疑わしいばかりである。もちろん、世界的にみても日本の超低金利は弊害ばかりが目立っている。
今のアメリカには、金融引き締めに転じる体力はまだない。
こういった中で、今の日銀が金利引き上げに転じなくて、どこの国がするというのか?

【追記4】誤解される読者がときどきいますが、たいていの資源コモディティーの取引は、長期取引契約で取引されています。この長期取引契約での取引は、毎年、先物市場でのスポット価格を参考に見直されています。今年の4月からの日本国内での資源コモディティーの長期取引契約の価格は、先物市場での価格急騰を反映して、大幅な値上げに強いられています。



2008/7/3  23:33

投稿者:貞子ちゃん

田舎者さん 私の出版を楽しみにしてくださっているなら、もうこれ以上、コメント欄で大きな勘違いで愚問を繰り返すのは、もう自粛してください。
インタげは魔法でもなんでもない。それが知りたければ、あなたが自分で「財投改革の経済学」の第九章を読んでください。
貴殿の健闘を祈ります。

2008/7/3  23:11

投稿者:田舎者

変な事に巻き込まれて心配しましたが、執筆に専念されている様子安心しました。出版楽しみにしています。
短期金利を上げて円高になるまでは納得できますが、それで海外から資金がきて株価まで上がるとはどういう事でしょうか?他国(アメリカ)からのキャリートレードを期待できる程の高金利は望んでおられないようですし・・。
「インフレターゲット論」を魔法の言葉のように使われているのも気になります。長期金利をあげるため具体的になにができるのでしょうか。文章からは短期金利を上げる事のようですが・・・。
 普通は短期金利を下げて、量的緩和ですよね?あるいは裏ワザとして金利一桁後半にしてキャリーを受け入れる?
私は官僚社会主義を改革して減税によるストック吐き出しと、消費するものが思いつかない老人ストックを若年者に吐き出させる二つの方が重要だと思います。貞子様もそういう考えだと思っていましたが?ていうか貞子様に教育されたと思っています。

2008/7/3  20:21

投稿者:貞子ちゃん

かくせいさん けっこう良質の質問なんですが、これに応えてほしければ、私の銀行の口座に年間50万ほど振り込む意思はありますか?それだったら、私は喜んで、貴殿に個人レッスンをします。今の私には、あなた中心には生活できないので、あしからず!
自分で、シカゴ・マーカンタイル取引所へ飛んで行って、調べてください。

2008/7/3  13:22

投稿者:かくせいV

円のキャリートレードの話は良く出るのですが、その額の大きさなどについては話に出てきません。

本当に、巨額の資金がファンドに貸し出されているのなら、もう少し日本の銀行が稼いでも良いはずですし、市中金利が上がるはずではないかと思うのですが、なぜ短期金利が日銀のコールレートにへばりつくのでしょうか。

日本の問題は、資金の在庫はあるのに、需要がないから国債にその資金が投入され、国債が膨大だから、金利をあげられないと(思い込んでいるのかもしれないですが)言うジレンマに落ち込んでいることでしょう。

資源や食糧の価格が上がるのは、投機資金が入るからではなくて、価格が上がる確率が高いから、投機資金が儲けを目当てに投入されて価格高騰が増幅されている訳です。だから、投機資金を規制すれば増幅分は下がりますが、所詮需要過多ですから、将来的な高騰は避けられないはずです。過去の歴史を見ても、供給不足必需品の高騰防止は「配給」しかありません。

投機資金の規制で資源・食糧の高騰が防止できると言う論は、ガソリンの値上がり対策で、ガソリン税を下げて悦に入っていたアホな民主党と同類かも知れないと思います。ガソリンの高騰対策は、ガソリン依存度の減少が一番の対策で、ガソリンが上がるとみんな対策を始めました。「ガソリン値下げ隊」を再度組織すると民主党議員のアホが言ってましたが、本当にうんざりします。

資源・食糧の高騰対策は、代替資源の開発確保と、消費構造の転換着手が急がれます。敢えて嫌われること覚悟で言えば、世界人類の野放図な増加を制御しなくてはならないところにきています。飢餓は、神の下す審判なのかも知れません。

2008/7/1  18:43

投稿者:貞子ちゃん

みなさん コメントありがとうございます。
誰が何を言っているのか、ざざっと読んだだけですが・・・・。
金槌さんのほうは、なかり金融にお詳しいようです・。
一般には日本も含めて先進国では、潜在成長率の限界は実質で3%程度です。
日本の金利が二桁になるのは、まず無いです。全く無いとは言い切れませんが、まずない。ただ、今のままでは、消費者物価指数(CPI)の値上がり方も、一部の食品や原材料が値上がっても、他の製品が値下がっていますから、たいした激しいインフレにはならないで、経済成長を伴わないまま、長期金利だけが5%程度に跳ね上がるようになれば、日本は衰退するでしょう。
強い意志で、インフレターゲットを応用すれば、そこそこのインフレは起きますが、経済も成長して、金槌さんご指摘のように、ドーマーの法則で、財政問題も悪化しません。
政府の資産や収支を圧縮しながら「小さな政府」を求めることはもちろん当然として、今の日銀内でマイノリティーになっている「インフレ派」「インタげ派」も復活して、財務省と日銀が日本経済の「上げ潮」に向かって、同じ目標を共有すれば、日本の復活も起きます。
インフレターゲットを応用しない手法で、今の国内のマネーを減らすには、もちろん、金槌さんご指摘のように、為替介入があげられますが、こちらは抜本的対策ではなく、局所的な対応ですので、経済に底力があるアメリカが使うには向いていますが、日本政府が為替介入でマネー供給量や円を操作することは、外科的手術の必要な日本経済の場合は、一時的な効果しか得られないので、あまりお勧めではないです。以上です。

誤字脱字誤変換お許しください。

2008/7/1  11:42

投稿者:金槌

重ね重ねresありがとうございます、はなちゃん様
でもあまり大きな口はきかない方が身の為ですよ、まして貞子様が迷惑しますよ
いちいち反論しましょうか。
読んでる私の方が赤面したくなるようなresでは反論する気にもなりませんけど。

>長期金利の二桁はありえませんよ(どういう理由でありえないんでしょうかね)
>潜在成長率は少なく見積もっても十数%はありますよ。(二桁の潜在成長率?日本は中国か?)
> 過去には世界恐慌まで起こって、かつデフレスパイラルという現象が起こった過去を(戦後にそんなが国あったらしい、是非教えてもらいたい)
>だから、過剰流動性じゃ無いって! 日本はそれを抑えている現況でしょ!(今の金利で?w)

自分が何を書いてるのか解っているのか???

貞子さんも同じレベル?

んなわきゃねーよね(笑)

貞子様、お忙しい中で恐縮ですが、是非コメントを。


2008/6/30  23:46

投稿者:はなちゃん
?

金槌さん 了解しました。貴方が真剣に日本国、そして、世界の人々の命を救おうとする事をお持ちであることを。そして、まず、お詫び致します。<(_ _)>。
 借金は長期金利は二桁になってる事でしょうとの事ですが、貴方がそうならないようにしているのでしょ!(^^)!。でも、貴方がおっしゃる通り、悪代官がいる限り、長期金利の二桁はありえませんよ(^◇^)。
 昨年の名目GDPは0.6%で借金の対GDP比は増えるばかりです、日本の潜在成長率はどんだけ、あるんでしょうか? ⇒潜在成長率(Potential)の話になると、私の技術的な専門性が意味を成す事になるでしょうが、少なく見積もっても十数%はありますよ。1.水の淡水化技術→日東電工 2.代替化石燃料技術→自動車各社+電源各社+化学各社 3.自然エネルギー技術→太陽光発電以外に風力、地熱、雨等の流水発電技術等、数えきれない位、日本は技術を有しています。しかし、それを支える経営者や、もっと上の官僚がその技術力を安く海外に売ってしまっているのです(T_T)。もっと自信をもって、海外に接して欲しいですし、その事を知らない経済論者が多いのが、事実です(T_T)。
 デフレなどと言う現象どこの国もならないんです。 ⇒貴方はお若いので、世界情勢を知らないのですか? 過去には世界恐慌まで起こって、かつデフレスパイラルという現象が起こった過去を。貨幣の流通速度を増す事が経済を活性化するは基本中の基本ですね ⇒じゃあ、貴方はその基本中の基本に対して何らかの行動をしたのですか? 私は行動したから言っているのですけど・・・。
 世界の過剰流動性を沈静化する方法はもう一つありますよ、 ⇒だから、過剰流動性じゃ無いって! 日本はそれを抑えている現況でしょ!
 ああ、何とも世間を分かって無い、机上の空論の方が貞子さんを先生として教えを乞うているのでしょうか(>_<)。自分の会社の先輩や学校の先生にまず、質問して下さい(T_T)/~~~それとも、そういう方々が、このレベルなのが日本の現状???

2008/6/30  11:19

投稿者:金槌

私の金槌は頭もそうですが泳げないかなづちです(ーー;
はなちゃん様 resありがとうございます。
借金は全然心配してませんねヤバイならとっくにこんな低金利ではすみませんからね。
危ないならとっくに長期金利は二桁になってる事でしょう。

長期金利が3%になればそれを超える名目成長率が得られれば財政は持続可能とドーマーが仰ってます。
借金を減らす事より名目GDPを増やす事が先決でしょう。
昨年の名目GDPは0.6%です、これじゃあ借金の対GDP比は増えるばかりです、
日本の潜在成長率はどんだけー、あるんでしょうか?

そもそもデフレを解消する事はインフレを解消する事に比べて圧倒的に簡単なのですよね、なぜなら戦後世界でデフレを体験してる国は日本しかないのですから。
デフレなどと言う現象はとうの昔に特効薬が見つかっているんです、だからどこの国もならないんです。
なるのはバカな政治家とバカな官僚を持つ我が日本国だけなんですね、この点では貞子様に全く同感です。

貨幣の流通速度を増す事が経済を活性化するは基本中の基本ですね、日本のマネーサプライは米国に比べ対GDP比で2倍以上あるそうです、つまりマネーサプライが死んでるんです、普通はこれだけジャブジャブにしておけば投資に向かうのですがそれをさせない金融庁と公がすべき投資を10年以上も削ってたらそりゃISバランス上も良い訳ありませんよ。

あっとですね
世界の過剰流動性を沈静化する方法はもう一つありますよ、
2003年に小泉内閣が1年以上かけて行なった為替介入がありますよね、このとき35兆円投じたのですが(お金はあるもんですね)そっくり不胎化しないで非不胎化しましたよね、
これを今からでも遅くありません不胎化すればいいんです、
どう思います?




2008/6/30  10:21

投稿者:もぎゃ

金利収入が増えるのって、どれくらい増えることが想定されているのでしょう?

たとえば1000万円の運用資金がある人を仮定します。
#30代サラリーマンだと、結構持っている人の部類だと思います。

この人が1%金利で運用したら10万円/年。
高金利政策になって国債の利率が5%になったとします。
金利収入は50万円/年。

毎年10万円もらおうが50万円もらおうが、この人は今の仕事を続けないといけないし、
生活もほとんど変わらないと思うのですが、何が変わるのですか?

2008/6/30  7:28

投稿者:貞子ちゃん

みなさん、コメントありがとうございます。
とくに はなちゃんさん、なかなかPCに向かう時間が今はない私に代わって、いろいろ代弁してくださって、ありがとうございます。

まとめてお答します。

日銀の政策金利は、短期の金利の引き上げですから、一般には長期金利には直接には響きません。ただ、短期の金利を徐々に出も引き得げて行ったなら、今は資源コモディティーへ向かっている海外のヘッジダンドなどの円キャリー取引量は減少するでしょう。さらに、為替市場は、円高にも向かうでしょう。

このブログでも幾度も書いてきたように、長期金利は上限金利以外は、日本でも自由化されています。日本国内での長期金利を徐々に引き上げるためには、日本では、インフレターゲット理論(インフレを上手にコントロールする理論で、経済成長を実質3%へ持ってゆくことを比較的容易にする新理論です)を使いながら、慎重に、国債を大量に発行する必要があります。そして、この大量発行した国債は、国内のSafetyNetの充実に使えば良いと提言しているのが、私のブログです。

長短の金利の引き上げといっても、突然2〜3%へ引き上げるような乱暴は方法は使いません。マーケットやそのほかの指標をじっくりにがめながら、女児に引き上げてゆくのです。
今年の春までの日銀は(あるいは、今も)、頭が古くて、「反インフレ派」が主流です。「反インフレ派」とはとにかくデフレが好きな人々です。インフレを恐れるあまり、現状のデフレもよしとする人々が、日銀の「反インフレ派」で、彼らは財務省の「まず増税ありきの財政タカ派」に思うように操られています。というか、インフレターゲットという新理論が理解不能なのが、今の日銀です。
白川新日銀総裁は、多少はアンチ「反インフレ派」ですが、バーナンキほどのなりふり構わない強い意志をお持ちでない方のように見受けられます。日本国内のインフレターゲット派は、アホの財務省内の財政タカ派とアホの日銀内の「反インフレ派」に、ことごとく駆逐されていて、発言力を与えられていません。

今は、日本は、ちょっとずつでも政策金利を引き上げて、インフレを強い意志でコントロールするという「世界に強い意志」を世界に示す必要があります。これが日本復活のカギでもあり、世界への貢献にもつながります。

コメントを書く


この記事にはコメントを投稿できません


RSS1.0