2008/4/21 11:43
久しぶりにライヴへ行った。 日常
昨夕、この春にまったくマキノに通えなかった腹いせもあり、近衛十四郎が見たくてずっと以前に買っておいた『忍者狩り』のdvdを見た。私が近衛十四郎ファンなのは子供の頃にテレビ時代劇『素浪人月影兵庫』や『素浪人花山大吉』を見て育った、ということがあり、その近衛とやはりテレビ時代劇『仮面の忍者赤影』の悪役、天津敏の共演だからこれは見ないわけにはいかないと考えていたが、そうしたことを超えて傑作だった。ここでも近衛は幕府の謀略によって藩を取り潰された浪人で、そのルサンチマンの所在無さやきわめて殺伐とした雰囲気は高田宏治の脚本が六〇年安保後の空気を的確に描いているということだろう。殊に河原崎長一郎の不安げな表情は、彼が佐藤慶とともに当時の「顔」として召喚されたのかと推測された。近衛も華麗な太刀捌きは封印して、陰惨かつ冷酷に殺しの道具として刀をただ振り回す。そうして最終的には自らも傷だらけとなり、いささかの達成感もない。縦構図の緊張からいきなりシネスコの横長を生かした横の引きでの躍動に切り換える立ち回りの構成。また、尼僧が山城新吾を誘惑するくだりの、時間の官能的な停滞。そうしたものが90分弱のB級的空間を緊密に織り上げ、マキノというよりまるでハリウッド時代のラングかモノクロ時代のドン・シーゲルを見るような思いがした。
夜はThe Suicidal 10ccことジム・オルーク&中原昌也のユニットのライヴを見に、渋谷O-nestへ。小さい小屋ながらなかなかに盛況で、よきかな、と思われた。最初、当日券売り切れで入れないかと思ったが、中原が偶然来ていた毛利とともに私を録音スタッフとして入れてくれた。だから私はずっとマイクを構えていた。二人の演奏もお互いのいつものように繊細かつ絶妙のコンビネーションであった。途中、中原がちっちゃなギターを持ち出したので、おや弾くのかな、と思ったら弾かなかったので笑った。フィードバックくらいはしていたのだろうか、よく聞き取れなかったが。ジムも玩具みたいなマイクでハーモニカを吹いたり、ハウリングさせたりしているようだった。ようだった、というのは低い机の上に機材を載せてそこに覆い被さるようにして演奏していた二人の行動がまったく見えなかったからだ。ジムは時折活発にアクションしていたからそこだけはわかったが。でもこういう音楽の場合、ライティングというのはとても難しいだろう。あまりチカチカさせないで、じわーっと光量を上げていってやがて同じような速度で落としていく、とかそういうのがよいのかもしれない、と思われた。
その後登場したDMBQはとっても音の大きなバンドだった。もっと感化されるかと期待していたが、あまりに音の大きいために細かいところまで聞き取れなかったせいもあって、そうでもなかった。ダイブとかするんで、ちょっと怖いというのもあった。案の定、途中で観客によってペットボトルの水が撒かれてこちらにも飛び散ってきた。まあそれで頭に来るということもないのだけれど、もちろん。
あんまり腹が減ったので、途中退場して寿司を食いに出たら、プロデューサーにばったり出会ったので驚いた。
その後中原たちの打上げに合流して、スーパーデラックスのひとを紹介された。
夜はThe Suicidal 10ccことジム・オルーク&中原昌也のユニットのライヴを見に、渋谷O-nestへ。小さい小屋ながらなかなかに盛況で、よきかな、と思われた。最初、当日券売り切れで入れないかと思ったが、中原が偶然来ていた毛利とともに私を録音スタッフとして入れてくれた。だから私はずっとマイクを構えていた。二人の演奏もお互いのいつものように繊細かつ絶妙のコンビネーションであった。途中、中原がちっちゃなギターを持ち出したので、おや弾くのかな、と思ったら弾かなかったので笑った。フィードバックくらいはしていたのだろうか、よく聞き取れなかったが。ジムも玩具みたいなマイクでハーモニカを吹いたり、ハウリングさせたりしているようだった。ようだった、というのは低い机の上に機材を載せてそこに覆い被さるようにして演奏していた二人の行動がまったく見えなかったからだ。ジムは時折活発にアクションしていたからそこだけはわかったが。でもこういう音楽の場合、ライティングというのはとても難しいだろう。あまりチカチカさせないで、じわーっと光量を上げていってやがて同じような速度で落としていく、とかそういうのがよいのかもしれない、と思われた。
その後登場したDMBQはとっても音の大きなバンドだった。もっと感化されるかと期待していたが、あまりに音の大きいために細かいところまで聞き取れなかったせいもあって、そうでもなかった。ダイブとかするんで、ちょっと怖いというのもあった。案の定、途中で観客によってペットボトルの水が撒かれてこちらにも飛び散ってきた。まあそれで頭に来るということもないのだけれど、もちろん。
あんまり腹が減ったので、途中退場して寿司を食いに出たら、プロデューサーにばったり出会ったので驚いた。
その後中原たちの打上げに合流して、スーパーデラックスのひとを紹介された。
