2008/5/4  7:00

休戦。  日常

撮影前の空白の一日である。

その日に思いがけず、とあるランチのご招待。ポンピドゥーセンターをはじめ、敵国各地でわれらのY提督がキジュウ作戦を展開中であることは皆さんご承知のことと思うが、そのY提督と奥方であらせられるマダムO様からの勅令である。我々いちげんさんでは決して入れないデプレ前の某店にて。ご夫妻とも本当にお元気で、お二人がうちの両親と二つしかちがわないことを考えると羨ましくさえあり、逆にこちらがパワーをいただくような状態。
その結果、冴えた頭が「お前はまだ『馬上の二人』のDVDを持っていない」という指摘を発し……というのはまったく言い訳に過ぎないが、とにかく昨日のDVD屋に再び。即ゲット。他にウォルシュ『たくましき男たち』レイ『無法の王者ジェシ・ジェイムス』、それになぜかパラジャーノフ『火の馬』ジェフ・リーバーマン『悪魔の狂暴パニック』も、気づいたら買っていた。このようなはしたない買い方はやめようとずっと心に誓ってきたのに、結局はこのていたらくである。
ということで、まずは昨日の『ガンファイター』を見たのですが……あの、ね、いやこれオルドリッチ的に失敗作であることは百も承知で、しかしどうしても威張りたいのだが、物語上決定的台詞を言うところが正面の切り返しなんですよ。まあ、たったそれだけで、っていうのもちょっとどうかと思いますが、あ、俺やっぱ映画史的に正しかったじゃん、しかも同い歳で撮ってるし、とか、普段映画史的正しさ(CCね、CCライダーよw)とかどうでもいいとか主張している割にあられもなく自己擁護に走りましたwwwじゃあ最後死んで終われや、とかぶつくさいうにちがいないオルドリッチ研究者の意見はこの際無視。そんなわけで今後、怒涛の傑作群が……とか考えてると、間に『ソドムとゴモラ』が挟まってることなど思い出して、ああ、今回のアウェイはやっぱ象徴的だなあ、と急転直下したりしています。しかしこれがジョー・バイロックであったらどうであっただろうという、アーネスト・ラズロには大変失礼ですが、つい考えてしまう映画でした。

その後、現場用腕時計を買いに出かけた。結果、敵国撮影先輩=諏訪さんにあやかってSWATCH(古ッ!)にした。



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