2006/9/21  21:38

翻訳:奇妙な理由は"環境問題"  分類なし
「A funny shade of green」
ロシアは外国からのエネルギー資源への投資を環境問題を理由に停止させると脅している。多くの者は、これは西側の石油会社から新たに譲歩を引き出すための策略ではないかと疑っている。
ロシア政府が世界の環境保護団体から心からの賞賛を得る事は稀だ。しかしそのありそうにない出来事が、ロシア天然資源省が 9/18(月)、ロイヤル・ダッチ・シェル主動の巨大原油採掘プロジェクト"サハリン2"についての環境調査の認可を取消すとの決定を受けて起きた。
200億ドルの計画の免許の取消しは、ロシア辺境の野生動物への影響を恐れていた環境主義者達に歓迎を以て迎えられた。


投資家にとっては全く幸せではない。英露ジョイントベンチャーの"TKN-BP"がシベリアの巨大天然ガス田の採掘にて同じ問題が起きるかもしれないととして、さらなる懸念が翌日、報じられた。
ロシアが新たに得た樹木を大切にするとの評判を疑う西側諸国の政府は、声を大にして抗議している。単体としては、ロシア最大の外資による直接投資であるサハリン2が環境破壊に関して懸念を起こている事に疑問の余地はない。
海中のパイプラインは絶滅に瀕している鯨への害を避けるためルート変更された。サハリンの陸上のパイプラインは1000を超える川や小川を横切る。

ほとんどのオブザーバーはロシア政府の件に対する動機を、自然保護に関する深い懸念よりも、本音に近いとする。ロシアの原油と天然ガス資源を強力に管理したいとの願望は、いくらかの疑わしい手段に訴えさせている。
昨年、ロシア政府は実質的にロシアのエネルギー資源に対する外国からの投資のほとんどをシャット・アウトした。
ユーコスの醜悪な解体は、ロシアはどうエネルギー資源への管理を維持しようとも手段を選ばない事を示した。ロシアは現金収入のほとんどを提供、そして燃料に餓えた世界で外交政策の強力な武器として利用できる産業を厳しくガードしている。

認可取消しに対するありそうな説明は、サハリン2のコストが埋め合わせされた後で国家が利益の取り分を得る事になっている、シェルとの生産の分け前についての合意を再交渉するよう圧力をかける事だ。
シェルの大幅なコスト増はロシア政府を困惑させている。さらに、取引条件1993年の原油価格が安かった時に設定されており、交渉におけるロシアの弱い立場は現在から見ると屈辱的な条件を受け入れざるをえなかった。
現在、シェルはロシアの国有巨大ガス企業のガスプロムをより有利な条件で事業参加させるよう強要されるかもしれない。

サハリン2の権益の 25%をガスプロムのガス田の1つの半分の権利と交換する長年の協定は、シェルのコスト増によりためらわれた。現在の交渉状況は不明だが、認可は有効な交渉カードとなる。
サハリンでの2大事業だけが(他方にはセクソンが関与している)はガスプロムのガス輸出の独占における例外だ。国家管理下にある巨人はその穴を塞ごうと狙っている。
今回のロシアのエネルギー資産への管理を強化しようとの試みは、外交的な怒りを起こしている。2008年に生産が軌道に乗った時、日本はサハリン2のガスの半分以上を輸入する事を望んでいる。実際、日本の大企業2つが事業権益の 45%を握っている。

日本政府は、紛争により外交関係に悪影響がある事を示唆している。欧州委員会と英国政府も懸念を表明している。がロシアは外国の石油会社の事を気に過度に気に掛ける必要はない。世界はロシアの原油とガスが必要なのだ。
そして大石油会社は未開発資源へのアクセスを可能とする大事業に投資しようと必死だ。遡及的な紛争の見通しは容易ならないかもしれないが、世界中のエネルギー資源が豊富な紛争地域のどこであれ、直面しているより、大きくはなくとも、同様のリスクがある。

ロシアにとってのより大きなリスクは、他の地域において非常なまでに必要とされている外国からの投資に悪影響を及ぼすかもしれない事だ。
投機家はやがてエネルギー事業以外まで広まるかもしれない、保証の無い国家による干渉の別の例としてこれらの出来事を解釈するかもしれない。そして環境保護主義者もまた、この出来事への賞賛が長続きしないと発見するかもしれない。

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