2007/10/25  20:04

柿のジャム  

 今週は月曜から出かけることが多くて、今日は家事に集中する日のつもりでいた。だが、予定表に書き出してみた項目があまりにたくさんでちょっとやる気が失せていた。頭の中は、「ああ忙しい!!!」音楽をかけて始めたがどうも調子がでない。その時ふと思いついた。柿のジャムを作ろう。これはもちろん予定外のこと。でも少し前から作りたいと思っていた。

 甘煮用のホーロー鍋を出してきて、さっそく始める。ことこと煮始めたら、その合間に片付けや掃除機かけをする。また鍋を見に戻って、木杓子で混ぜる。また、洗濯機に次の洗濯物を放り込んでから台所に戻る。ゴミをまとめてまた鍋を見る。そうやって、ちょこちょこと鍋のことを気にしつつ家事をやっていると、緊張感からだろうか、次々に予定を消化していく。元来、家事は書き出せばずらりとあるもの。あまり手順など考えずに片っ端から片付けていくのに限るのだ。

 鍋をかけておくことで、ひとつのリズムができて、そのあれこれ雑多な家事が気持ちよく進んだ。柿のジャム完成。そして、またその次の鍋を火にかける。そろそろ表面に黒いぽちぽちの出ている紅玉りんごを選んで、これまたジャムにする。

 そもそも、柿のジャムを作ろうと思っていたのは、銀座で入った「コンフィチュール エ プロヴァンス」という店がきっかけ。コンフィチュールって言うけど、どうせジャムじゃないの、と思っていた私には、目からうろこの連続だったのだ。様々な果物の組み合わせ、それだけでなく、青トマト、ナス、豆、そんなものまで、甘煮にされて、「コンフィチュール」として売られていたのだ。上のフロアーで味見をすることもできて、よい刺激になった。それで、今まで作ったことのない、柿でもジャムを作ってみたかったのだ。

 そして、紅玉りんごも今回は単独ではなく、温州みかんの汁をしぼって、粒ごと入れて煮てみた。いつもは水を一滴も入れずに作るが、水分が入った分、煮詰めるのに時間はかかった。仕上げにレモンを少し絞る。こんな実験をしつつ、重ね仕事で他の家事も大方片付いた。う〜ん、やっぱり家事はリズムだな。

 こうして、いつもとは一味違ったジャムが出来上がった。豆を使ったものもコンフィチュールだとすれば、昨晩、夕飯のあとにあっさり味で煮た小豆も入れれば、ずらり?とコンフィチュールが並んだわけだ。ん、でもね、うちで作ったのは、そう洒落た名前でなくて、ジャムがぴったり。アンコとジャムだ。

 夕飯のあと、それぞれを味見してみる。なかなか美味しい。明日の朝は、パンにつけてみよう、そう思っていると、娘が「ご飯の締めくくりには、やっぱり小豆だね。」といいながら席を立った。小豆の好きな彼女には、いつものアンコが一番だったようで・・・でも、季節ならではのジャムの味わいもいいものですよっ。

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  みかんの汁を絞り込んだりんごジャムは、いつもよりオレンジ色
   右側が柿のジャム



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