2008/5/30  11:18

アフタースクール 〜 映画に騙される快感。  映画
映画「アフタースクール」の感想
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久しぶりに出張中の映画鑑賞。
ものすごく観たい作品だったんだけど家の近くで上映してるところがなくて名古屋で鑑賞♪

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「だまされたと思ってDVDを借りてきて欲しい作品(^^)」と書いた運命じゃない人の内田けんじがまたやってくれた(^_^)

人の良さを画に描いたような中学教師神野のところに、胡散臭さを画に描いたような探偵が訪ねてくる。 探偵は失踪した神野の親友の木村の行方を追っていて、神野の知らない木村の一面が明らかになっていく。 そして神野は木村探しに巻き込まれてしまう・・・。

と、物語は典型的な巻き込まれ方のストーリーとして進んでいく。 んが、映画が進むにつれ、ストーリーはまったく予期しない方向に転がっていく。 でも、ネタバレになってしまうからこれ以上は書かない。

「ううう。もっとストーリーについて書けたら楽なのにぃ・・・。」と身もだえしたくなる(笑) 「運命じゃない人」のときと同じで「とにかく騙されたと思って観てごらん。」としか言いようがない。 ストーリーについて一言でも話したらこの作品の魅力が一気に半減してしまうんだからしょうがないけど。。。。

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内田けんじは「映画の文法を知り尽くしている。」という言葉がピッタリあてはまる。 まさに「映画監督」って感じかな。

映画は物語だけでストーリーを語るものではない。 物語・編集・演技・カメラ・光、そして観客まで含めた映画の持つすべての要素が絡み合って初めて文字には決してできない「なにか」が生まれる。 そんな奇跡的な瞬間にこそ映画の魅力があるんだと思う。

そう考えると、「ネタバレできねぇ。。。」と身もだえさせる物語すら内田けんじが描きたかったことの一部でしかないと思えてくる。

映画全編に流れる「人のやさしさ」。

「表」があって「裏」があるかもしれないけど、人の一番根本にあるのは「やさしさ」なんじゃないかな、そんなことを思いささせてくれる作品。
映画館をでるとき、心のどこかに温かさが残るような映画を創りたかったんじゃないかな、なんて思う。

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・・・・それにしても、なにを書いてもネタバレに繋がりそうで怖い(笑) ここまで観てない人に魅力を語りづらい作品ってすごすぎる。

強いて言うなら「映画に騙される快感」って感じかな。

クライムムービーの名作「スティング」にワクワクした人なら間違いなく楽しめる。 しかも予想を遥かに超えたレベルで。 その超え方がまさに快感な作品。


「とにかく騙されたと思って観てごらん。 つまらなかったら金返すから!」が一番ぴったり来る感想かな。。。。(笑)

2008/5/2  0:05

フィクサー 〜 ジンクス打破(笑)  映画
映画「フィクサー」の感想。
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なぜかジョージ・クルーニーの映画を観ると眠くなる。

オーシャンズ12のときは登場人物の多さに混乱しているうちに意識が飛んでしまったし、シリアナに至っては気が付いたら完全に爆睡していた。

別に映画がつまらない訳でも、顔が生理的に嫌いで身体が睡眠に逃げてしまう訳でもないんだけど、なぜかとろ〜んと目蓋が重くなってしまう。 たぶんジンクスみたいなものなんだと思う。


「フィクサー」は初めてこのジンクスを破った記念すべき作品となった。

派手なアクションの連続だったわけでも、物語が予想外の方向にどんどん流れていった訳でもない。 むしろ物語は淡々と事実が積み重なっていく感じ。

でも、主人公に「なにか」が近づいてくる得体の知れない怖さが全編に流れ、とろ〜んとするどころかスクリーンから目が離せないままエンディングを迎えた作品だった。 うまく言えないけど、「息苦しい」って感じ。

物語が主人公の完全勝利に終わったあとも、この息苦しさは抜けない。
「今日は勝ったけれども、明日は分からない・・・。」 そんな怖さが映画館を出たあとも残った作品だった。


2008/4/28  23:28

少林少女 〜 奇想天外大歓迎♪  映画
映画「少林少女」の感想。
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本広克行は、「拳法の出来る美少女を探すか」「美少女に拳法を覚えさせるか」、どちらにするかを悩んだらしい。

で、後者を選んだ選択は成功だったと思う。
「もうちょっと身体が伸びたらもっとカッコいいのになぁ。」と感じるところもあったけどうまく編集でごまかしてたし、なによりも柴咲コウの眼がイイ♪

ただ、もっと徹底的にハジケた物語にして欲しかったなと思う。
「長い修行から帰った拳法少女がラクロスを通してチームワークを覚え・・・。」という前半と、「相手を打ち負かすことに快感を覚えた強大な敵が現れて・・・。」という後半が全然噛みあわない。

「これじゃ2時間もたないな。」とか「両方の面白さを取り込もう。」とか思ったのかもしれないけど、ここは思い切ってどちらかの物語をベタベタに追求して欲しかった。
この手の奇想天外な設定はクドイくらいベタベタの方が絶対面白かったと思う。 そこだけちょっと残念。

とは言え、「奇想天外」という言葉がピッタリくるような映画が登場するなんて、日本映画がどんどん楽しくなってきた(^_^)


2008/4/23  23:20

うた魂♪ 〜 ゴリの映画。  映画
映画「うた魂♪」の感想。
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夏帆がでる青春コメディーものというだけで観たかった作品。

・・・んが残念ながら夏帆はミスキャストかな。

他の出演者はなかなかいい感じ。 先生役の薬師丸ひろ子や同級生役のふたりなんかすごくイイ感じ。 でも肝心の夏帆がイマイチ。 と言っても「ヘタクソ」って意味ではなくって、「なんか違う」って感じ。

夏帆の演技力は「フッとした表情の下のなにか」とかを求められる作品こそ活きてくる訳で、コメディー映画には上野樹里みたいにハッキリした目鼻のパーツが必須なのかもしれない。

微妙な表情を追うために、カットとカットの間も微妙に長くなってしまい、全体的なリズムにダルさを感じてしまった。

「うーーん。 こりゃ失敗かな。。。」と思い始めた頃、高校生を演じる34才(笑)のゴリが出てきた途端に、雰囲気が一新する。
過剰一歩手前の演技に爆笑しながらもちょっとホロリとさせられる、ある意味王道とも言えるベタなコメディ映画になんとか仕上がってくれた。


この作品、夏帆じゃなくってゴリの映画かもしれない。 そう思うとミスキャストと感じた夏帆もゴリを引き立てるための演出なんだと感じたりする。

ゴリの高校を主人公にしたスピンアウト?作品希望。



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