2008/4/24  11:07

最後の会話  記憶の記録
以前ブログに書いた…
父が亡くなるときに話したことというのは

バッティングの話でした

つまり 野球の話…

どのように変化球を打つかというような話ばかりを
聞かされました

例えば こんな話…

『ピッチャーが投げてキャッチャーが受けるまで 何秒だと思う?』
私…?(時速140キロくらいだから…バッテリー間は17メートルだったっけ… う〜ん 6分で14キロ… 360秒だから… 3.6秒で140メートルになるね… だから…半分の1/10よりも ちょっとかかる 訳だから 0.18〜?)
『…0.2秒くらいかな?』 すると 父は
『一瞬だ』と言いました

『投げた瞬間に 飛んでいく方向が(打ち返す方向が)見えてないと 打てないんだ』

私(ふんふん それで?)
つまり 投手のクセとか 配球を読むってことなんだろうな…と思って聞いてたら
父『どんなふうに見えると思うか?』
私『飛んで行くのがわかるのが?』

父『光って見えるんだよ』
私は何故か その感覚がわかりました…
それしか見えない…
止まって見える…
全部が見える…
光のように感じる…

それそれっていう感じでした(ヘンな親子だ…)

父『だから変化球の打ち方はね…』

要するに、玉筋がよめてないと(球種によって飛ばす方向がわかってないと)打ち返すことはできないという話…

いつもバットを振っていた父
(意識を持ちながら振っていたに違いない)

他にも色んな話を聞いたけど…全部 野球の話でした

でも 絵を描く感覚でも使ってるかなっていう…
(やっぱり親子ですからねぇ〜 気質は一緒だと思いましたよ)

野球はするなと言われて
普通のサラリーマンになれと言われて
私は育てられましたが
何故か美術方面に進んでしまいました
(ずいぶん反対されました…ドクターに進んで藝大の助手になった頃になって ようやく理解してもらえるようになったなぁ)

野球をやっていたら どれだけ嬉しくて…話が通じただろうと思いました

『もっとキャッチボールをしたかった…』
父と話しながら 心からそう思いました


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