2008/7/25  21:03

母とのこと  分類なし

(名古屋帰りの新幹線車中にて更新)

ドヤ街に行き始めてから、毎回いろいろなことが起こり、
驚き、笑い、感動し、し続けている。
毎回毎回思うのは、わたしがドヤのおっちゃんたちから
教えてもらっている。ということ。

人間の尊厳、どんな人も生きている、という当たり前のこと。
気づいていなかったこと。


だが、そのことをこの覚書にあまり書かないのは、
モチベーションがあがらないからだ。
理由はわかっている。

私が、ドヤ街のことではじめて大阪で講演をすると決まったとき、
母がよこした手紙。
「おまえがその話をすることで、その(ドヤ街の)人たちのプライドはどうなるんだ。
そこまで考えているのか」という内容。

私が何を学び、どんなことに打ち震え、生きるワケを知った顛末など何もしらないくせに、
そうやって居丈高にいう母。自分が寂しいから、その裏返しで怒りをぶつける母・・・と
まあそんなことを思っていた。


あるワークで母に手紙を書いた。
もし明日死ぬとしたら誰に何を言いたいか、とか、
大事な人にまだ言っていないことを言うとしたら、とか、まぁよくあるやつだ、とばかりに、
書きたいことを綴っていた。

この手のことは、今まで何度したかしれない。

どうせ出さないんだし。
それでもいつでも本気な私で書いたものは、、便箋3枚にわたった。

〜内容〜
手紙の最初は、恨み、怒り、悲しさ、寂しさ。
母のせいにすることで自分の責任を回避し続けていたこと。
子供時代の傷ついた言葉「あんたは出来ない子」という言葉を、大人になっても
纏って出来ない自分の原因を母のせいにしていたこと。

大人になっても親のせいにしている小さい人間ということ。
(八王子の本屋で刃物を振るう成人したこどもと、何ら変わりない)

そんな自分を随分前から知っていたこと。
そして全部父や母のせいにして、逃げていたずるい自分に対し、
お母さんあなた(の愛)は、何ら変わってない、こと。

離婚の決意も、引っ越して一人暮らしの手続きも、すべて済んでから、
事後報告で「離婚するねん」と電話で言った年末のある日のこと。


「そうか。。。はよ、帰っておいで」

理由は一切聞かず、誰も責めず、ただそれだけ言った母。
愛でなくて何だというのだ。ということ。

文末には、
心からのありがとう、ごめんなさい、許してください、愛しています。
(と、ホ・オポノポノして)日付と名前を書いた。



思い出してちょびっとだけ泣けたけど、特にどうってことなかった。何も変わらない、と思った。



ところが、
本当のことが言えずにいるその人に、今から電話をかけろ、と
ワークのリーダーが言う。ああ、BTっぽい? 冷めている私。
と、この冷めたのがかえってよかった。
おもいのほか躊躇しないで電話をかけた。


電話をかけるのは別に母でなくてもよかったけど。
私は今まで絶対にあけて来なかった母との扉の、ノブに手をかけてみた。



天気のいい緑を眺めながら窓に向かっていた。
出なかったらいいのに、電話に母が出た。
簡単に事情を説明して、
「あのさー、研修で大事な人に電話するってコーナーがあってなー、
ほんでかけてん。まあ、私の思い込みばっかりやからさー、そういうことで
聞くだけきいてー」と、軽いノリを装って話し始めた。


手紙を読み進めていくうちに、
だんだんこらえきれなくなり、嗚咽となり、涙でしゃくりあげながら読み終わった。
最後の文なぞ、何を話しているのかわからんほど えっえっえっと泣いていた。



・・・・・わたしは、何かゆうたほうが ええのん?・・・・・・


聞き終わった母がいう。
ああ、どうせ嫌味のひとつでも言われるのか。
母親は冷たいという証拠集めをしてきた癖のわたしは、自動的にそう覚悟する。

「いや、言いたいことがあったらゆうてもええし、なかったらただ聞いてもらうだけでええねん」


そう言ったら、母が話し始めた。



「わたしは、あんたに引け目を感じている。

小学校一年で、あんたをよそ(三重県の叔父夫婦の家)に預けていた時、
めぐみが、日曜日ひとりで学校に行くバス停に立っていたのを見た、とほかの親戚から
聞かされた時、休みなのに小学校に行こうとするめぐみが・・・かわいそうで・・・
どうしようもなかったけど・・・」


母もそこから涙声になっていた。

私の認知は「自分が悪い子だから、よその家に預けられた」だったので今だに当時の家の事情は知らないが、
それ以来、何十年母は引け目を感じ続けたのか。

もしかしたら、その引け目が、陰湿と受け取れる言葉や態度に現れていたのか。
家族で朝の挨拶なんぞありえず、感謝の言葉もないようなあんな家庭には、そういう引け目があったのか。


まだ母は話す。
「それとね、家を売って他に住むところ探さないといけないとなったとき、」(14年前父が事業に失敗して、
会社も自宅もすべて売り払った。父は代表取締役最後の日に倒れて脳死状態となり28日後に亡くなった)

「あんたは、『わたしはどこででも生きていける、どんな家でも平気やで』ってゆうてん。
親としては、どれだけ救われ、親としてどれだけ・・・」もうここで私も母も電話口で泣きまくり。
そんなこと言ったけ?覚えてない。

「あんたは、思いやりのある子ぉや」  それは、生まれて初めて言われたような認知のことばだった。


わたしはずっと知っていた。母が私を認めていることなんぞ知っていた。でもそれを認めると、私は
薄幸でいられないので、母には母のロールをくだしていた。




「あんな手紙(ドヤ街のいっけん)、あんたも腹が立ったやろうけどなぁ、まあそんなことを
言えるのも、親しかおらへんしなぁ」と、自己弁護していたが(笑)


ずっとずっと大事に抱えてきた母親への恨みやつらみが、何か違うものに変容した瞬間。
わたしが恨みを抱いていたことなど一生言わず、一生溶けることなどないと思っていた思い込み縛りの関係。

新しい扉をあけて、思い込みを変えてみた、
新しいポールを飛んだ三連休最終日。



2008/7/31  23:46

投稿者:めぐっち

◆ぱと!
うっっわぁぁぁぁあああああー
ひっさしぶりいいいいいいいいいいいいいいいいいー

ぱと、きてくれたんやーーーーーーーーーーーーーー
うれしぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいー

ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

2008/7/31  17:08

投稿者:ぱと

めぐっちー
めぐっちー
よかったねー、よかったねー、ほんとうによかったねー

やばいよー 
仕事中にこのブログ読んじゃったから
自席で涙する変な社員が1名誕生しちゃいましたよー

でもほんとうにうれしい

シェアしてくれて
本当にありがとう☆

2008/7/30  1:29

投稿者:めぐっち

◆うらりん、黒猫のJiji改めRyoji☆
ありがとう ありがとう
うらりんも、同じ気持ちでいる仲間なんですね。なんだか心強いし、
跳躍を応援してますぜ。

あらためてRyoji☆の書いてくれた
>過去の恩讐から解き放たれためぐっちが、どんな世界を開くのか?
に好奇心もって、ほわんと解き放ちたいと思う。

2008/7/29  18:15

投稿者:黒猫のJiji改めRyoji☆

あぁ。おめでとう!
これまで何を求めても引き戻されてきた原点と向き合い、それを乗り越えたんだねぇ〜。

本当に真摯に自らの心と向き合っためぐっちの勇気はすごい!

そして、お母さんから告げられるめぐっち自身も知らなかっためぐっちこそ、めぐっちがこれまでずっと見ていなかっためぐっちって気がする。
そんな優しい子だったからこそ、奥底に押し込めてしまったんだって気がするよ。

過去の恩讐から解き放たれためぐっちが、どんな世界を開くのか?とっても楽しみ。

2008/7/27  20:23

投稿者:うらりん

うら凛といいます。
めぐっちさんとの直接の面識はありませんが、
なぜかとても近しい思いがしております。
(かってに・・・で、すみません。笑)

とってもすてきなシェアをありがとうございました。

私は、いつかいつか・・と思いながら、
母親との、そして娘と
きちんとしなければならない大切な話を先延ばしにしています。

そんなことを、時がきたらきちんとするのだよ、
というメッセージをいただいた気がします。

ありがとう。
ほんまに、ありがとう。

2008/7/26  23:29

投稿者:めぐっち

◆Ren、亜矢ちゃん、州二さん、まゆみP、ミネさん、みっき〜、まっちゃん、まこちゃん、らぶり、まなみん

みんなみんなありがとうございます。
んか、みんな、やさしぃねえ・・・わたしのことをそんなふうに大事に思ってくれて、本当にありがたい。本当にありがとう。

で、これを私は誰かに書いている気がしてたの。
誰って特に特定ではないんだけど、私と同じような誰かが何かをそっと持ってかえってくれるような気がして。
読んでくれた皆、ありがとう。

2008/7/26  10:47

投稿者:まなみん

めぐっち、本当に良かったね!!

あの時の想いが改めて湧き上がってきて、
涙がとまらなくなってしまいました。

闇が濃い分だけ、光の輝きも増していく。

めぐっちの光は、これからもたくさんの
人の心を照らしていくのでしょうね。

そして何より、そんな自分自身を誰よりも
大切に、慈しんであげてください。

今のめぐっちを、心から愛おしいって
思います。

めぐっち、生まれてきてくれて
ありがとう。本当にありがとう。

2008/7/26  8:14

投稿者:らぶり

なぜか、めぐっちに伝えてみたくなった。

子供のためなら、いつでも自分のいのちを投げ出すことが出来ると思って育てていたこと。

本人たちには言わないけど・・・


2008/7/26  8:06

投稿者:まこ
http://makolog.cocolog-nifty.com

めぐっち、おめでとう。
めぐっち、よかったね〜
めぐっちは、お母さんの大きくて深い愛情を受けて育ったんだね。
めぐっちの、その大きな大きな愛の根っこを、見せてもらった気がするわ。

朝読んで、朝からボロボロないちゃったわ。
もう一度顔を洗って、すがすがしい気持ちで出かけられそうよ。
大切なお話を聞かせてくれて、めぐっち、ありがとう(^o^)

2008/7/26  4:46

投稿者:みっき〜

めぐっち
本当によかったね!
あの時もボロボロ泣けたけど、この日記を読んでまた泣いたよ。
あなたは素晴らしい存在です。
生まれてきてくれて、出会ってくれてありがとう!
これからは自分をいっぱい愛してね〜(^^)V

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